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(短編集)
死の花の咲く家
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死の花の咲く家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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乱歩賞を取った「猫は知っていた」は、家にあったので子供のころ読んだ。 他の作品も読んで見ようかと思いつつ半世紀が過ぎた。いいタイミングで手ごろな本が出た。 60年代に書かれた短編8作とショートショート4作を収録している。際立った個性は感じない。いかにもな昔の推理小説だ。でもコンパクトにまとまって読みやすい。 『暗い日曜日』仁木兄妹が活躍する推理ものだ。伏線の回収がけっこう好きだ。 『金ぴかの鹿』『穴』の二篇は、子供が事件に関わる。独特のサスペンスである。 『一日先の男』時代を先取りした未来日記が登場する。オチが残念。 『ねむい季節』21世紀を舞台としたSF推理だ。ユニークな設定だが、凡作である。 『遠い絵図』若い女性が母の過去を探求する。ウールリッチ風味の佳作だ。 表題作は道具立てが洒落ているが、ミステリとしては平凡か。 ショートショートは『結婚前夜』が良かった。昭和ミステリ愛好家にお勧め。 | ||||
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