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ブラックウェルに憧れて 四人の女性医師
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ブラックウェルに憧れて 四人の女性医師の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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小説では以下の五人が登場するけど、共通点としては ・男性医師の多くが取得する専門医など、キャリアアップに興味なし ・当直、夜中の呼び出し、重症対応、救急救命、僻地勤務などの、社会に必要だけどツラい仕事はしない ・自分を反省せず、他責性が強い ・基本的な医学知識の欠如 ・医学研究や論文に興味なし(教授の城之内が、かろうじて学会発表する程度) 同業者から見れば「やはり女性減点は必要悪だった」と思わせるような女医群像でした。ちなみに、著者自身も専門医/博士号は取らず、老人病院で小説が書けるレベルのマッタリ勤務のようですね。こういう卒業生が多かったせいか、東海大医学部の社会人編入制度は「3年次から40名」→「1年次から10名」と大幅縮小されました。以下、各々の女医についての問題点 眼科医仁美:生理休暇をしょっちゅう取ったら後輩男性が仕事で抜擢され、「大学病院は女を捨てないと認められない」と嘆き、同僚に生理休暇をカバーしてもらった感謝の念は全くなし フリー内科医早紀:検診会場に遅刻して男性事務員に注意され、検診中に一人の患者と話し込んだら「遅い」と男性上司に注意され、「男社会の壁」を嘆く エスコートドクター恵子:旅行に同行中の患者が脱水になり空港で点滴するが「地方空港は設備がショボい」と嘆く…一対一管理なのだから、患者が倒れる前に経口での補水を促すべき NICUチーフ恵子:500gの未熟児が産まれたら(しかも帝王切開にしていない!)、まず点滴を取って気管内挿管はしない!!…蘇生のABCを知らず、人工呼吸器を扱えず、こんなチーフの居るNICUがあれば障害児だらけになってしまうだろう 女性教授城之内:全く研究活動しない、かろうじて学会発表する程度、男子医学生に「タナボタ教授」と呼ばれて、「男のジェラシーは怖い」と嘆く | ||||
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