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半沢直樹 アルルカンと道化師
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半沢直樹 アルルカンと道化師の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全273件 241~260 13/14ページ
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これは面白いです。組織で生きるために必要な考え方など、サラリーマン必読ですね。 「会社を変えようと思ったら、まず自分が変わるこっちゃ」 この言葉も響きました。 大きな組織で生き残るため、そして出世するためには学ぶ点多いです。 浅野支店長、やはりなかなか憎たらしく、また組織人として優秀な面もあるなと思いました。 | ||||
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今まさにテレビで旬の半沢直樹シリーズの最新刊ということで購入。現代版勧善懲悪もので、安心感があり楽に数日で読めます。現代アートという、最近のブティック系ホテル業界では重要なトレンドですが、一般人には馴染みがなく、今回の小説でまたテレビドラマになったら、脚光を浴びるかもしれないと思いました。 個人的には、資金繰りに苦慮した経営者と銀行はまずは、選択と集中でリストラなりのリバイバルプランを練るはずです。が、当初全く見込みの薄い親戚に担保を求めることや、担保がなく・赤字解消のプランが見込みのないまま、M&Aが策略と決めつけて、銀行内で担保なし融資をゴリ押しする半沢代官が気になりました。 まずは、リバイバルプランを一緒に作るはずが、ケツに火がつくまでリバイバルプランを進めず、M&A潰しにかかるのが気になりました。本当に、銀行に内にこのような極端な人材がいると、結果的に正しい判断であればラッキーですが、人である以上間違った判断もあり得るので、観客席から見ている分にはいいですが、舞台に立つと大変だと思いました。 その一方、仕事でこれだけの真剣度を持って生きるのも幸せだと思います。 最後に、仕事一筋、悪を見つけ出してやっつけるミッションがなくなった、半沢のリタイア後が心配になりました。地元の自治会などに彼が来たら大変なことになるでしょう。 | ||||
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半沢シリーズの流れですから、お約束の展開。でも、面白くて一気に読破。TV化も期待したい。 | ||||
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作品のすばらしさは言うまでもなく、一日で読破していまう内容です。 ただ、映像化は私なりに以下の3点の理由から難しいのでは?と思います。 ① 2013年当時よりキャストも老けていきます。大阪西支店に赴任した直後の事件ですから、映像化すると2013年版よりスタッフの大半が老けてて整合性はまるでとれない。 ② この本の時代設定は2000年から2002年ごろで、1980年頃の内容も多分に組み込んでいる。原作の時系列に忠実に映像化するのは困難だろうし、時系列を現代に設定したりすると、原作の良さが失われそう。 ③ 何より絵画。これこそ映像制作するなら、製作費が膨大になりそう。 | ||||
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すらすらあっという間に読み終えてしまいました。色んなフラグがあって、ハラハラドキドキしながら読みました。半沢直樹はやっぱりかっこいいなと思いました。登場人物の描写が読んでてせつなくなりましたが、色んな登場人物の色んな心情がよく描かれていると思います。 | ||||
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今回も半沢の活躍が見られる。浅野といい江島といい、そして宝田といい腐った奴ばかりで読んでいていやになるが最後にスカッとさせてくれるのはさすが。こんか課長現実にはなかなかいないと思うけどね。 | ||||
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アルルカンと道化師というタイトルだけですでに期待が高まっていたけれど。感動しました。 ミステリーと池井戸氏は書いていましたが、まさに半沢らしい人間ドラマでした。 | ||||
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このシリーズではお約束の、顧客のために奮闘する半沢と敵対する者たちとの闘いの話ですが、今回はそれに重層的に美術界の話が織りなされます。ちょうど先日松本清張の真贋の森を読み返したところだったこともあり、より興味深く読み進みました。二人の画家の友情や翻弄される運命には心打たれます。また本居竹清翁や堂島政子のような魅力的な脇役たちも素晴らしく、危機に瀕した半沢を同僚たちが必死に助けようとするのもよかった。このシリーズで一番読み応えがあり、一気に読破してしまいました。友人にも勧めてみようと思っています。 ただ時系列でいうと「俺たちバブル入行組」の前であるとすると、いくら無能な浅野支店長でも半沢の実力、恐ろしさをこれだけ思い知らされたら、後で彼をあれほど簡単に陥れようとすることはないと思われますが(笑) 私的には、この物語はハイテンションなドラマではなく、「七つの会議」のような映画にしてもらいたいですね。 | ||||
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購入してあっという間に読み終わりました。いつもながら面白い作品登場です。また半沢直樹の作品が出ないか楽しみです | ||||
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いつも通りの面白さだったが、ちょっと違和感が残った。 浅野支店長、江島副支店長、机バンバン小木曽、とシリーズ第一作で人気の悪党オンパレードである。 残念ながら大和田常務は登場しないが、銀行内に居る事は間違いない。 どう考えても、テレビドラマ或いは映画化を意識したとしか思えない内容だと思う。 ファンサービスとしては悪くないが、ちょっと露骨な気がした。 | ||||
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期待どおり | ||||
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半沢は1989年入行、本作は大阪西支店の融資課長の頃、30過ぎの時のお話ですね。さて、本作についてです。大手IT企業ジャッカルが業績低迷中の美術系出版社・仙波工藝社を買収したいと名乗り出ます。大阪営業本部の強引な買収工作、買収の背後にひそむ秘密の存在、半沢の抵抗が大筋です。 アルルカンとはピエロとともに伝統的なイタリア喜劇に登場する人気のキャラクターを指します。美術ネタも追加で物語の深みも増し、いつもの勧善懲悪に加え、大阪を舞台に創業者親族、住人たちの人情物語が描かれています。読者の欲しい!に答えたヒット間違いなしの作品です。 | ||||
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半沢直樹シリーズは全部読みましたが、その中で一番の傑作です。 ドラマも観ているので、作中の登場人物がドラマの俳優とリンクして思い浮かびます。 いつもの倍返しもありますが、画家を夢見た青年達の人生、ドラマにグッときます。半沢シリーズとしてここが今までにない部分(泣ける)と感じました。 展開が気になる引き込みが強いので一気読みでした。 | ||||
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池井戸作品は全て読んでいる中での感想です。半沢シリーズで推理要素が強いとの触れ込みでしたが謎も謎解きもありません。最初から黒幕がわかる普通の展開です。江戸川乱歩賞の頃の作品を期待してしまったので、少しガッカリでした。それなりに楽しめますが、黒幕への仕返し?も弱い感じで、ストーリー含めて半沢シリーズでは一番の駄作だと思いました。 | ||||
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読み応え抜群。ドラマのせいか、ずっと堺雅人さんの顔が浮かんでました。 | ||||
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半沢シリーズの第5弾は、時を遡って大阪西支店での融資課長時代が描かれる。業績低迷中の美術系出版社・仙波工藝社に対する買収工作。大阪営業本部の強引ともいえる手口に抵抗する半沢。その裏側にはある絵に秘められた謎が大きく関係していた。 今作は銀行小説でありながら、とある絵画を巡るミステリーとしても読める新しいエンタメを切り拓いた作品となっている。絵画の謎の先にあった画家同士の友情には胸を打たれた。仙波家と堂島家の過去から現在など、人間ドラマと絵画の謎、融資や買収の行方が密接に絡み合って、その締めくくりにキッチリと倍返しもあってさすがの構成力。 最初はイカロスの続きが読みたいのになぜ前日譚にしたのだろうと思っていた。でも、読んでみれば大阪という舞台は今回のドラマに欠かせないものだなと納得。人情味あふれるドラマが素敵だった。半沢や部下たちの誠実な仕事ぶりによって、竹清たちを動かしていくのがいいよね。 「他人のために何かをするというのは、金では買えん幸せや」 この竹清の言葉が印象深い。これがわかっているからこそ、単なる情けではなく半沢の誠実さに報いたんだよね。 これは誠実さが繋いだ人情の物語であり、友情の中で正直に生きた人間と、生きようと悩み苦しんだ人間、アルルカンと道化師の切ない物語だった。 | ||||
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他の方のレビューを見ると、やはり大ファンが多いようですね。 私も池井戸さんの小説は全作品読んでます。 「銀翼」などははっきりとドラマの役者をイメージして書かれているので 読者へのサービスが過剰ではないかと感じたのですが、 この作品には黒崎検査官も大和田常務も登場せず、かなり真面目な内容になってると思います。 私にとっては1・2作目には及ばないけど、3・4作目よりは良いという感じかな。 半沢シリーズなので当然ながら猟奇性などは全く無いのですが、 なんとなく数年前に読んだ「BT'63」の悲しい愛の物語に近い印象を覚えました。 とにかく、どの作品を読んでも池井戸さんに失望させられることはありません。 あまり良い表現ではありませんが、超一流の娯楽小説作家だと思います。 | ||||
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ページをたぐる右手に反して左手の感触が間もなく物語の終焉を伝えているのに、自分は今一つスッキリしませんでした。 筋道を通すのは立派だけど銀行員としてはどうなのか。組織に利益をもたらしてこその理想や誇りなのではないかと。 まあこれはこれでアリなのか、と思っていたらドーーーン。 ああ、気持ちいい・・・そうそうコレでなくちゃねえ・・・ 思えばこの展開は池井戸作品の真骨頂なのにすっかり忘れてハマってしまってしまいました。 なので、個人的には書籍で読んでいただきたい。共感していただけたら嬉しい。 | ||||
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半沢直樹シリーズは主人公である以上半沢がすべての中心であるのですが、今作については帯文句にもある「探偵半沢」のように、あくまでも半沢は謎を解く側であり、メインは本作のメインテーマである絵とその画家を中心にストーリーが動いていきます。この画家をめぐって「振り回される」人々も十分魅力的なのも本書を楽しく読めました。 もちろん今までと同様、半沢とその敵役のやり取りシーンも十分にあり、とくに今作では舞台が大阪西支店であるため、浅野支店長や江島副支店長とのやりあうシーンも多数出てきており、小木曽人事部次長と中野渡頭取もでてくるなど一作目のファンには嬉しいかなと思います。 | ||||
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6年ぶりの「半沢直樹」シリーズ第5弾。 時系列的には1作目より前となり、半沢直樹は東京中央銀行大阪西支店融資課長として、苦境に立つ老舗美術系出版社を支援します。 孤軍奮闘の半沢直樹が、権力を握る銀行上層部と対峙するという対立軸は分かり易く、更に人情話も加わって、これぞ「半沢直樹」と言える場面が随所にあります。ドラマ化のシーンが思い浮かびます。 抜群のエンターテインメントと同時に、銀行は「取引先のために」という強いメッセージ性も感じます。ラストはやや淡白に思いましたが、銀行ならではの軽い仕掛けも用意され、全体を通してドラマに負けない盛り上がりでした。 | ||||
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