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黒暗森林: 三体II
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黒暗森林: 三体IIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全220件 161~180 9/11ページ
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武力は大きさではない。何が相手の致命傷になるのかということ。 それでもホンダアコードは印象的だし、中国の考えと世界とのギャップは大きい。 それにしても黒暗よりも暗黒の方が響きがいい。 | ||||
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『三体』『三体Ⅱ 黒暗森林(上)(下)』と読み進め、空間的だけでなく時間的にも壮大な世界観が描かれており、先の展開が気になってしまいました。人名が中国語読みなので、なかなか登場人物の名前が覚えられませんでしたが、そんなことが気にならなくなるくらい、ストーリー展開にズブズブにハマってしまっています。 『三体Ⅲ』が日本語になって出版されることを心待ちにしています! | ||||
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物凄く面白い。登場人物に人間味溢れているし、愚かさもあってイッキに読んだ。 | ||||
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『三体』はIよりIIが面白いと聞いて、IIも読み始めました。確かに! このIIの作風は見事だと思いました。(以下ネタバレあります) 「自分が書いている物語の登場人物たちが勝手に話し出す」ということは、実際にあるようです。ピグマリオンというのもありますが、現実世界の中から、該当する人や情景を探し出してしまう、というのは新鮮でした。「話したり書いたりすると三体人に筒抜けだが、考えるだけなら漏れない」という面壁者作戦も斬新。 下巻は、どのような新鮮な展開をしてくれるのでしょう。 | ||||
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勝敗を決するのは戦力だ。否、精神力だ。科学力だ。団結力だ。総合力だ。といろいろなことを言う人がいますが、やっぱり智力ですね。 相手の予測を越える発想。これこそが、究極の対戦力。 言われてみれば納得しますが、ミリタリーSFで、ここまでそれを徹底したものは珍しい。 え、本書はミリタリーSFじゃないって。そうかな? では、侵略SF? ファースト・コンタクトSF? 未来史SF? 宇宙文明論SF? レッテル貼りはどうでもよいけど、二つの文明が接触した時、両者の関係が対立から始まるのは歴史にも良くある話だけど、それこそが多くの未来SFのテーマになってきたことは間違いない。 本書はそこに“黒暗森林”理論というペシミスティックな原則を持ち込んで、ストーリーを組み立てているのだけれど、そこで始まった対立を、これほどスマートに解決した例はほとんど記憶にない。 “戦わずに勝つ”のが戦いの極意というけれど、智力を振り絞って考えて、相手の予想を裏切り、十二分に準備して事に当たれば、成功の確率は高くなるのは間違いない。 ところで、本シリーズに関しては小松左京作品と比較する論調が多いのだけど(評者も『三体』の書評で触れた)、少し違和感もあった。本書を読んで、日本SFの第一世代で言えばむしろ半村良氏に近いのではないかと感じた。幻想的なまでの縦横無尽のストーリー。特に本作については、海外のSF名作に対するリスペクトとオマージュ、最後に控える大どんでん返しとくれば、これは『亜空間要塞』か? 本書で活躍する脇役の史強兄は、前作の前半からシリーズを通して活躍する副主人公級の登場人物だが、前作ではまだ暴力的で強引な側面の描写が多く、今一悪いイメージがあった。しかし、本作では息子の素行に悩むなど人間的な面も描かれており、頼りになる友人として一気に好感度を上げている。 解説では作者の特徴として二項対立を取り上げているが、本文中ではある二者の組み合わせが絶妙のバランスを取っていると思う。一つは知覧の特攻平和会館と、そこに組み合わされるのがヤン・ウェンリーの名言。もう一つはアルカイーダと、その語源と注釈に書かれたファウンデーション・シリーズ。生命軽視、テロの象徴と自由と民主主義の象徴。ストーリーの中で違和感なく語られるこの組み合わせの妙には感心した。 〈自然選択(ナチュラル・セレクション)〉が宇宙戦艦の艦名と知って、そのネーミング・センスに軽いカルチャーショックを感じたり。 ちなみに“黒暗”という言葉がれっきとした日本語であるということは、今回初めて知りました。 蛇足だとは思うけれど、気になる点がいくつか。 一つは、“智子(ソフォン)”と“水滴”の技術レベルと三体艦隊の技術レベルに明らかな差があること。これを作劇上の都合と見るか、何か深い意味があると考えるか?本シリーズがハードSFならば、何らかの理由があるはず。 もう一つは、三体人は嘘や偽りができないということ。もしそれが種族全員の特性ならば、前作『三体』に登場した三体人も、その性質に基づいて行動したということになるのだろうか? この二点が第三部『死神永生』に関係しているのではないかと妄想してみる。 あと、これは小さいことだけれど、 章北海の〈自然選択〉を追跡する艦隊は最初6隻だった筈なのに、いつの間にか4隻になってる。 周の文王は途中からいなくなっちゃったけど、どうしたのだろう。破壁人一号のフォン・ノイマンが、役割が終わっていなくなるのならば理解できるのだけれど。 でも、そんな細部はどうでもよいぐらい本書は面白かった。第三部『死神永生』はどんな話になるのだろうか。大森さん、期待を上げすぎです。 | ||||
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1巻程のインパクトは無いけど、面白くて1日で読み終わりました。 中国、侮り難し。 | ||||
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本書は、タイトルのとおり昨年出版されたベストセラーSF小説『三体』の第二部、上巻です。 まだ『三体』を読んでないという、うらやましい方はまず『三体』を読んでください。いきなり本書から読み始めてもそれなりに理解できるとは思いますが、『三体』を読んでおけば、面白さは二倍以上です。おまけに、本書を読む時間の二倍近くワクワクドキドキの時間を過ごせる上に、続編の出版を待つ時間なしで続編が読めます。 次に、『三体』は読んだけど、大雑把にしか内容を覚えていないという方。心配いりません、読んでいるうちに次第に記憶は戻ってくるし、基本設定さえ覚えていれば十分楽しめます。しかし、冒頭の部分はちょっと戸惑うかもしれません。『三体』のクライマックス部分から少し前の時点に戻って始まります。それに気づいた頃にはドップリはまっています。 次に、本書を読むのに備えて『三体』を再読した方。お待たせしました。これはあなたのための物語です。 読みたかった続編がここにあります。期待を裏切ることはありません。 “奇想”というただ一点に限っては前作程ではないかもしれませんが、娯楽性、読み易さ、スケール等ほとんどの点で前作を上回るストーリーが展開されます。 最後に本書上巻だけを手に取っている方、悪いことは言いませんから、ちょっと高いけど迷わず一緒に買っちゃいましょう。上巻を読み終えた瞬間に下巻を読みたくなることは確実です。続きが気になって夜も眠れず、居ても立ってもいられない。そんな苦しみを味わう前に、是非目の前に上下巻そろえて読み始めてください。 それでは、楽しい時間をお過ごしください。 でも、下巻を読み終えたら、来春出版される第三部『死神永生』を待たなければなりません。 待つのもたのしみのうちと考えましょうか?それとも、英語版か原語版に挑戦しますか? | ||||
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重厚なサイエンスフィクションであると同時に 数々の文学作品へのオマージュに溢れた 究極のファンタジー 帯は見ず、作品だけ読むべし | ||||
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登場人物が中国名が多いので、途中で誰が誰?と言う戸惑いもありましたが、それを物ともしない物語の展開でワクワク感が止まりません。続きが待ち遠しいです。 | ||||
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宇宙規模ディストピア小説。 登場人物に肩入れしていたら、不意にというか、予定通りというか、とにかく、大変悲しい結末が訪れるのが、辛かった。 特に宇宙戦のあたり。 小説なんだからと思いつつも、なんとかしたくなるあたり、さすがな作家、評価が高いのがわかる気がする。 今日の延長線上に、この三体世界に通ずるようで、怖くなった。 日頃のものを捉える力はどんな時でも磨いていかないといけないような気がする。 P.66 『ああ、あの日々がどんなにかけがいのない宝物なのか、あのとき、知っていればよかったのに。』 1日1日を大事にしたい。 | ||||
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めちゃくちゃ面白い。こんなバカでかいスケールの話を書けることもスゴい | ||||
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登場人物の名前が覚えられない私のような読者の皆さんは、単行本を購入するのが良いでしょう。 前作同様、登場人物一覧を書いた紙が挟まっています。取り出して脇に置いておき、誰だっけ? となったときに確認しながら読み進められます。 | ||||
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怖いのは破壁者の登場であった。精神印章も怖い。制度自体が精神自由への脅威である。三回納得ボタンを押せば問題ないといのもさすが中国である。バーチャル恋人や蛍になって、、、は物凄い違和感があった。 しかし、それらを超えて評価は最高である。最後のどんでん返しもまたまた凄かった。死神永生が待ち遠しい。 黒暗とは黒闇なんです。単なる明度の暗黒とは違う救いようの昏さがあるのですね。 | ||||
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新しい時代のSF、前回の倍のボリュームでお届け。読むしかない。 | ||||
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180年の冬眠から覚める どんな感覚なんだろうか。 不安が先にあるだろうし。 面壁者という立場からも。 かなり様変わりしている世界を受け入れる その強い精神力。 | ||||
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は早く続きを買わねば! | ||||
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読解力不足のため第一部は消化不良的で評価は★★程度。 ちなみに、小学生高学年から数年間、星に興味を持ち、望遠鏡で夜空探訪。 ところで結局、上はパスし「下」に。 相変わらず、難しい漢字羅列で疲れはしたが、何とか読了。 想像するに著者の意図は、「狭い地球上で小競り合いしていると、 いずれ遥か彼方の高度文明星人に滅ぼされてしまうよ」かな?。 なお、次の言葉、名詞などについての一行解説集的なものが欲しかった。 ・智子、面壁者、精神印章、大峡谷時代、危機紀元、水滴 追伸 いまさら「上」は読む気にならない。 | ||||
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レビュータイトルどおり、今までにないスケールと期間に及ぶハードSF知略ミステリー。 恒星間における数〜数十パーセク(1パーセク=約3.26光年)を超えるマクロスケールで物語を展開しながらも、三体人が送り込んだ陽子レベルの大きさで地球上をぼぼ光速で飛び回り人類の技術実験を妨害して技術力躍進の妨害や盗聴などの諜報活動をする技術プロット「智子」も前作から引き継いでいるので、ミクロなレベルでも桁違いのスケールで展開されます。 今回の特筆は、地球侵略を狙う三体人を欺くための人類の頭脳戦が上下巻で展開される。前述の通り、「智子」によって地球上くまなく人類が監視されているので、まともにやったら技術革新も妨害もされ、作戦内容はダダ漏れになってしまう縛りからのスタート。これに対して、人類はどのような戦略をとるのかが見どころです。 前作を超えるスケールの娯楽エンターテインメント小説に、新たに知略ミステリーも加わった印象です。 翻訳も読みやすいので、おすすめです。 | ||||
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上巻は退屈だったが、下巻は一転してスリリングな展開に引き込まれた。 二転三転するストーリーと、最後に明かされる呪いの秘密。 間違いなくSF小説の傑作。 | ||||
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ルオジーが送らせた呪文が気になるところで上巻が終わった。さてさてどうなるのか、、、。夢の恋人の展開にはおいおいと思ったが、作者は自分と歳も近いのによく書くなーと半ば感心。下巻に入ります!! | ||||
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