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(短編集)
逆ソクラテス
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逆ソクラテスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全194件 121~140 7/10ページ
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いつもそうですが、登場人物が魅力的。 軽妙だけど、ぐっと来る。 ちゃんとした大人でいよう。 伊坂作品、やっぱり好きだ。 | ||||
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幸太郎作品らしく、それぞれの話がが繋がっている。秀逸の一言。引き込まれる一冊てです。 | ||||
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意外と子どもたちは大人の考えで生きています。そのことがよく分かります。小学校の先生方にも読ませたいですね。 拉すとの短編は、泣かせましたね。全体が繋がってきました。 | ||||
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「逆ソクラテス」という表題から興味津々。外野手の仕草もいい。 これは子ども達へのエールだ。「オーデュボンの祈り」から20年。伊坂幸太郎の初心は、揺らいでいない。 | ||||
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この作家さんの作品を読むのは初めて。勧められて購入したがすごくすごくよかった。 最初の3つの短編が特に好き、帯に書かれてある通り、読後感が大変爽やかで文章も大変に美しく品がある。 先に子どもが読んだが、休むことなく一気に読み上げ「面白かった」と満足そうだった。 | ||||
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小学生の頃にあったことを、振り返りながら見つめる。 少年だったことで、くじけそうになっている状況やいじめを受けている状況の中で、その一言が大きく成長するという物語。子供達への視線が、暖かく柔らかい。 逆ソクラテス 先生の先入観と決め付けに対して、転校生が友達となって切り返そうとする。 先生は、自分の判断が正しいと信じている。自分が知らないということを知らない。 だから、キイフレーズが「ぼくはそう思わない」ということだ。 スロウではない 足が遅いって、かっこよくない。クラスから2チーム リレーに出ることになる。足のはやい子がいじめっぽい発言をする。そういう中で、転校生が来た。彼女は、前の学校ではいじめをしていた側だった。そして、そのことを変えようとする。足のはやいチームと足の遅いチーム。転校生は、早く走る方法を見つけてきて、足の遅い人たちの走り方を変えることで、みんなが自信を持っていくことになる。いじめに対抗する手法が見えてくる。 非オプティマス 新卒の頼りない教師。その教師は、2年前に恋人を交通事故で失った。頼りなげな教育方法。いじめの生徒が、授業妨害の缶のペン箱を落としていた。授業参観の時に、その教師いじめが始まる。参観していた親から、バシッとビンタでもしてくださいと言われる。教師は、暴力や強圧的なやり方では変えられない。必要なのは、評判であり、恥ずかしいと思うことで、いじめる人はかわいそうだと思うべきだという。ふーむ。この教師の長い演説が、真骨頂なんでしょうね。 アンスポーツマンライク ミニバスケチーム。それぞれ特徴を持っているが、「一歩踏み出せない歩君」が前に進めない。そういう中で、物語が広がっていく。5人の立ち位置が実にスポーツマンらしくいいなぁ。バスケットの監督の怒鳴り声指導に対して、それでみんなが成長するわけではないということがいいね。バスケットに、アンスポーツマンライクという罰則があり、試合があと一分の時が、「永遠」という。「ギャンブルではなくチャレンジだ」というのがキイワード。 逆ワシントン ワシントンが、桜を切って正直に父親に話して許された。悪いことしたら、正直に謝りなさいという母親の教え。ドローンを飛ばして、行方不明になった。バイクのおじさんにドローンが見つかり、当たっていないのに、謝りに行ったら、土下座しなさいと言われた。ふーむ。そういうおじさんもいるね。 読後感が、実に爽やかであり、小学生の思い悩むことに素直に答えているような気がする。正解がない時代の一つの新しい取り組みだね。 | ||||
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そこら辺の自己啓発本よりためになるし、面白い。 この思想には全面的に大賛成 ・逆ソクラテス 先生の先入観をひっくり返す作戦 ・スロウではない 走るのが遅い子供たち ・非オプティマス 相手によって態度を変えるトランスフォーマー ・アンスポーツマンライク 少年スポーツの指導者に有賀つな狡猾的な態度 ・逆ワシントン 桜の木を追ったことを正直に言って褒められたワシントン | ||||
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伊坂氏の本は、彼独特の世界を描きすぎ、それが理解されない事がありましたが、彼も年齢を重ねているようで、その世界が円熟に達したのを感じさせてくれる一冊です。 | ||||
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伊坂さんの久し振りの短編集で、特徴としては初めて子供が主人公の作品集という点です。 テーマとしては、虐めや犯罪の善悪等、簡単に解決出来ない問題に子供たちが立ち向かうところでして、 伊坂さんらしく、軽妙に皮肉的に子供たちが乗り越えていく様は楽しく感動的でした。 また、虐め等の悪い事に関する大人たちの訓示が、単に『悪い事をせず真っ当に生きましょう』だけでなく、 『私たちが生きる社会は狭く、いつ自分が虐めた相手が逆の立場に成り得るか分からない。逆に悪い奴を追い込んで刑務所に入れても、いつか出所して再会するかも知れない。だから、巡る人間関係を念頭に真っ当に生きましょう』という追加訓示があり、 今の世の中には説得力のある言葉だと思いました。 また、複数の作品に出てくる同じ先生が伊坂さんの恩師から取った名前だったり、 4話と5話の絶妙な繋がり等、更に見事に感じる箇所もあって良かったです。 ただ僕自身は短編集よりも長編が圧倒的に好きで、今作も良いけど近年の長編たちには及ばないという感想なので、 今作のAmazonの驚異的なレビュー数にはビックリしました。 子供が主人公なので読みやすい点が広く受け入れられたのかも知れません。 | ||||
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面白かった | ||||
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伊坂作品は死神の精度など短篇ものも最高ですが、20周年のこの短篇作品も最高でした。 特に子供目線の発想は凄く、親としても気をつけなければという思いにさせられました。 ある意味、子育てノウハウ本の要素も笑 お勧めです! | ||||
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この本を読んで先入観、思い込みこそが敵なのだ。 そして人間性とは年齢や地位でなく想像力や発想力がある人が大切と思わしてくれる強く思う一冊。 | ||||
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短編ということもあり、いつもの伊坂風味とは異なるものの、どの作品も人物に向き合う素敵な物語。 決して輝いている人生だけではないものの、それぞれの営みの中できらりと光る何かがある。 気持ちが前向きになる。 大人よりも、むしろ子供たちに読んでほしい作品。 今の状態が人生のすべてではないし、未来は変えることができる。 | ||||
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一気に読めました。 小学生の話を、初めて書いたとの事。 子どもの言葉で、大人にもわかる気持ち。 敵は先入観。胸に響きました | ||||
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5篇の短編集。子供の世界の理不尽な問題に 読後は爽快さと郷愁が広がり、楽しめた。 | ||||
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やっぱり良いな、伊坂幸太郎。会話が洒落てる。今回は、中学生高校生、学校を題材にした連作短編集。同じ登場人物たちが、別の話で出て来ていたり。学校の教師って大事な仕事だな、って改めて思いました。教師を目指す人に先生になって欲しい。 | ||||
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出る本はすべて読んでいたが、数年前から読み疲れてスルーしていた。 本書は短編集で、デビュー二十年の集大成らしいので、読むことにした。 五篇の短編はすべて子供が主人公だ。先生が重要な役回りで登場する。 一人を除いて、子供のころ担任でいてほしかったようないい先生が揃っている。 今の指導者は、とても難しいと思う。 70年代みたいに「君たちの未来は無限だ」などと気楽な台詞は、絶対に言えない。 かといって、早々と絶望を植え付けるなんて論外だ。 本書の先生方は「難しいね。先生もわからないけど、一緒に考えようか」というスタンスだ。 誠実で最善の姿勢だと思う。 表題作が最も痛快だ。ただしある人物の去就にショックを受けた。夢を語る一方で、苦い現実を突きつける。 伊坂幸太郎らしいバランス感覚だ。 子供たちよ、夢のない世界にしてごめん。我々オッサンの責任だ。 でもな、楽観視はできないけど、将来はそれなりになんとかなるから。 | ||||
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伊坂幸太郎さんの青春ものの描写が好きです。主人公は淡々としつつも悩んで色々考えて失敗もして成長していく……いつも爽やかな気持ちにさせていただきます! | ||||
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ほのぼのとするお話。微妙に絡み合う時間。ほっとする後味。題名も納得。 | ||||
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ウエルメイドな短編集…読んで損はありません。 お子様をお持ちの方は、お子様に読ませたいと思うのでは… | ||||
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