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(短編集)
逆ソクラテス
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逆ソクラテスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全194件 41~60 3/10ページ
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この本は「タイトルが変わっているなぁ。どんな意味なんだろうなぁ」と気になったことがきっかけで読み始めた。 読んでみるとタイトルの意味は、そのまんま。 文字通り「逆ソクラテス」さんの話だった。 収録されている5つの短編のうち、最も伊坂幸太郎らしいなと思ったのは「アンスポーツマンライク」、最も気に入った話は「逆ソクラテス」、最も印象に残ったセリフが出てきたのは「スロウではない」だった。 セリフで言ったら「アンスポーツマンライク」の「永遠だよ、永遠」も捨てがたい。。。 短編のせいか、子どもが主人公になっているからか、「ちょっと話が綺麗過ぎないか?」と思うところはあったが、どの話も展開・構成が面白く、すぐに読み切ってしまった。 | ||||
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この作家の作品はすっきりとした文体で読後感が良い。それでいて色々な伏線が張ってあって最後にそれがピタッとはまり腑に落ちる。実に上手い作家だと思う。この作品は軽くて広がりがあって面白く後味が良い。 | ||||
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子供の純粋な想いと作品間のリンクが楽しい、伊坂幸太郎には珍しい子供主役の作品 | ||||
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著者の短編集と言えば、最近得意の、最後に各編が繋がるオチが隠されている連作かと思いきや、本書は夫々の物語が独立して、幼少期の人間関係や既製の大人社会に対する心の機微を見事に描いた短編集で、夫々の物語で清々しい読後感を得る事が出来ました。 | ||||
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とても面白かった。短編だが、読みごたえがあった。井坂幸太郎の小説は、一読しただけではわからない繋がりがarので、後でメモをとリながらその繋がりを読み解く、推理ものの楽しさかある。 この短編集は、小学生が主人公で書かれているが、、当然のことながら、そんなに単純ではない。しかし、小学生、子どもならではのドキドキ感やワクワク感がよく出ている。とても面白かった。 | ||||
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文庫を待って購しました、 | ||||
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すごく面白かった。やっぱり伊坂幸太郎は、内面の描写が上手い。読んでいて、子供の気持ち、親の気持ちなど「あるある」と頷いてしまった。印象に残った言葉はたくさんあるが「お父さんたちも試行錯誤なんだよな。子育ては初めてだし、何が正解なのかわからないから、ほんと難しいよ。」というセリフは思わず唸ってしまった。それにしても、読みながら小学生の頃を思い出した。小学校でも中学校でも高校でも、序列を作ってマウントを取りたがる人がいたなぁと思った。会社でもそうだったが。。 | ||||
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いつもと違うと感じる人が多く驚いた。小学生が主人公のこの連作集、私はいつもの井坂作品だと読んだのだけど、違和感ありますか? 何より読み易く、ちょっといい話なので、読後感も良好。軽い暇潰しには最適と思った。何となく関連のありそうな話を、連作にまとめる技量は確かで、井坂さんのセンスの良さを感じる。 | ||||
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通勤列車の中で思わず感動の涙が出てしまい、ちょっと恥ずかしかった表題作の『逆ソクラテス』。 著者自身があとがきで「かなり自分の中でお気に入りの短編になった」という本作、伊坂幸太郎の数ある短編の中でも最高傑作の部類に入ると思います。 更にこの短編集、表題作以外のどの短編も「うーんお見事!」と唸るほどクオリティの高い傑作ぞろい。 「20年間この仕事を続けてきた一つの成果のように感じている」と自信を持って世に送り出した作品集といえるでしょう。 本作品集の特徴としては、結構ストレートに伊坂幸太郎の思いが表現されており、ある意味分かりやすさがあろうかと思いますが、そこにはやはり、大人から子どもたちまで幅広く自分の思いを伝えたい、との気持ちが込められているからではないでしょうか。 伊坂幸太郎がこれまでいろいろ考えたり悩んできたことを、真面目に真摯に書いてくれていると感じます。 理不尽なことを言われ怒りがふつふつと沸き上がりそうになったときは「可哀そうなやつだ、と思っておけばいい、この人は自分では楽しみが見つけられない可哀そうな人なんだ、と心の中でそっと思っておくといい」。 「最初の印象とかイメージで決めつけていると痛い目に会う。だから、どんな相手だろうと、親切に、丁寧に接している人が一番いい」 などなど。 我々は、先入観にとらわれ、物事を決めつけて見てしまっていないか、と自身を振り返る気持ちにもなります。 本書は、人間関係において悩む少年だけに限らず、大人たちにとっても必読の書かもしれません。 | ||||
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自分の学生時代を思い出しながら、日常を切り取ったようなシーンの数々。その中に間違いなくあった非日常の瞬間。そこから何を感じ、何を学んだのか。 この作品を通して忘れていた何かを思い出すとともに、今の自分はやはり過去の自分の一つ一つの積み重ねで今に繋がっているだなということが思い起こされました。 恐らく人生の読むタイミングによって感じ方もまた変わってくるように思います。 何度も何度も読み返したくなる、そんな小説達です。 | ||||
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相変わらずの伊坂ワールド。伏線の張り方もやっぱり上手い。 登場人物は子供中心ですが、考えてることは大人顔負け。 いじめなど世の中で昔から続いている社会問題に、伊坂さんなりの考えも盛り込まれていて、頷いてしまった。 誰でも読めて、考えさせられる一冊。 | ||||
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・敵は先入観。僕はそうは思わない ・相手により態度を変えること程格好悪いものはない ・特別な才能はなくても謝れる真面目な人間に。逃げるのは簡単、その一歩が大切。 「自分は無知だとわかっているから大丈夫」という無知。 それが逆ソクラテス。 「自分は正直だから」といってその後の賞賛を期待する不正直さ。 それが逆ワシントン。 、と自分なりに解釈。 自身にも心当たりがあり耳が痛い。 ラスト、テレビに頭を下げる店員。良かった。安心した。人は信じるべきだと改めて思う。 | ||||
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ショートの作品集でしたが、個人的には全作面白かったです! | ||||
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多様化とリバイバルの矛盾でおかしくなったことを提起している | ||||
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ほんわか | ||||
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タイトルがいいね。家族で読める。 | ||||
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普通の学校に通う普通の子供達の身の上に起こる、 ちょっとした困ったこと、悩んでしまうことなどに、 著者の優しい眼差しによる道筋が 物語として示されます。 いえ、先生による見下しやクラスメートによる いじめに近い、でもギリギリ違うことは、 ”ちょっとした困ったこと”ではないのですが…。 “僕はそうは思わない”、苦しんでいる子供達にはぜひ、 せめて心の中だけでも唱えてみて欲しいですね。 一歩が踏み出せない人も、 踏み出そうとし続けると、ふとした拍子に踏み出せる、 だから、今できないことは気にしなくていい、という 著者のエールを本作から感じ取って欲しいですね。 | ||||
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想定通りでした | ||||
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小学生が主人公の短編集。最初の「逆ソクラテス」を読んだ時には、これは外れかもと思ったものの、読み進めると「当たり前で、大切なこと」が散りばめられている良書。 大人が読んでもいいし、小学校高学年以上の子どもに読ませてもいい。 | ||||
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最近の本で、小学生高学年〜中学生のもの、1番おすすめしたいです。いつも恋愛ものとかばかり読んでいる中学生の娘も一気に読んでいました。読書感想文も書きやすそうだなと思います。 | ||||
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