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アウターライズ
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アウターライズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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面白くないことはない、という中途半端な感想です。東北独立、という話を読むのはこれで3作目なので、それ自体には新鮮味がないし、そこを描いた後半はリアリティがなさ過ぎました。 前半の方は群像劇ですが、やはり作業員の描写が飛び抜けていた気がします。 よかったのは、前半の登場人物に後半で救いを与えたところで、読後感はすっきりでした。 全体的に少し詰め込みすぎてとっちらかっちゃたかな。 | ||||
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とても、綺麗な状態での本でした。 | ||||
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この本を読んで思い出した。 京都の大文字焼きに陸前高田の亡くなった方の弔いに願いを込めた木を焼こうとしたら 反対した京都人の偏狭さ。 自分達が福島原発の電力を使用していたのに 避難民を虐めたりしていた関東のクズ。 絆なんて嘘臭いなんて感じた事。 そう言えば、令和新撰組とかのあの馬鹿は 福島の食べ物食うなとか言ってたな。 東北独立したら面白いだろうなぁとは 思うけど。 ストーリーは荒唐無稽かもね | ||||
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人間の醜悪な実相を描く書く作家だが、この作品はひと味違う。ミヒャエル・エンデの「モモ」が好きという彼の純粋でやさしい側面を存分に味わえる。ある意味お伽話だが、人間、望めばこんな世界を作れる、という強いメッセージ性を感じる。どんなことでも、夢見なければ実現しない。あきらめてはいけないのだ。 東日本大震災から10年、更なる大地震と津波が東北を襲う。発表された死者数はわずか6名。東北知事会は日本からの独立宣言をして鎖国。それから3年、一切の情報が遮断された東北国へジャーナリストたちが招かれる。彼らがそこで見たものは……。 実在の人物がモデルであることがひと目でわかる人物が鏤められる。そこに込められた痛烈な社会批評。さらに架空の人物が絡みあい、エンターティメント性が加速する。背後に中国はいるのか? どうやって独立を成し遂げたのか? 経済システムは? 理想国家とは? 分厚い物語の残りの紙数がどんどん少なくなる。どうやってこれを収拾させるつもりか? ぐいぐい引き込まれ……息を呑む結末に。 物語に込められた作者の思い、人間への深い信頼に涙した。どん底を体験したからこそ書ける「真実の夢物語」だ。人類の可能性と新しい未来のあり方を示唆してくれる。繰り返し言う。夢見なければ実現しない。あきらめてはいけないのだ。コロナ禍のこんな時代だからこそ、この物語は一層意義深い。 | ||||
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ネタバレになるので、内容は書きません。唯一の難点は登場する人物の東北弁がおかしい所。東北国の人たちはもちろん、日本人にも是非、読んでいただきたい。面白さは保証します。 | ||||
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