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アウターライズ



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【この小説が収録されている参考書籍】
アウターライズ (単行本)

アウターライズの評価: 4.00/5点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

テーマに対する描写が中途半端

日本の一地方が独立するという作品は、井上ひさし氏の「吉里吉里人」や半村良氏の「二〇三〇年 東北自治区」
がある。独立するのは本書を含め何故か”東北”ばかり。作家に共通する情緒として東北に対し何か特別なものを抱
いているのだろうか。なぜ北海道や九州ではないのか?
 さて本書。東日本大震災やアウターライズ、東北国独立と大きなテーマを打ち上げているが、高嶋哲夫氏の災害
3部作や小松左京氏の「日本沈没」の壮大さに及ばず、アウターライズ前段階の静かなる緊迫感も描かれていな
い。となるとメインテーマは東北国独立か?それにしてはポリティカルフィクションとしても今一だし、テーマの
大きさに匹敵する登場人物の数とレベルの不足が目立ちました。テーマへの追求が中途半端でした。残念です。
(ひょっとしたら真面目に突っ込んではいけない作品だったのでしょうか?)
アウターライズ (単行本)Amazon書評・レビュー:アウターライズ (単行本)より
4120052826

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