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一抹の真実



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【この小説が収録されている参考書籍】
一抹の真実: A GRAIN OF TRUTH (小学館文庫)

一抹の真実の評価: 4.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

テーマに偏り過ぎ

シリーズ1作目「もつれ」のテーマが「ポーランドの共産主義時代と秘密警察」であるとしたら、2作目のテーマは「ポーランドにおけるユダヤ人の歴史」でしょうか。
話の軸があちこち飛んで非常に読みづらかった1作目に比べると、本書はまだ読みやすくはなりましたが、メインテーマに関する説明的な記述が多過ぎて社会学のテキストを読んでいるような気分になりました。
ミステリーとして特筆すべきものはなく、目端のきく読者であれば犯人の見当はつくと思います。傲慢で我儘、身近な女性というと欲望の対象でしか評価できない主人公の人間性にも共感できるものはありません。
1作目、2作目共にポーランドに興味のない人に読破は厳しい内容だと思います。
一抹の真実: A GRAIN OF TRUTH (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:一抹の真実: A GRAIN OF TRUTH (小学館文庫)より
4094063749

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