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らんちう



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【この小説が収録されている参考書籍】
らんちう
らんちう (双葉文庫)

らんちうの評価: 3.92/5点 レビュー 13件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

赤松氏の作品にしては引きが弱い

藻屑蟹で衝撃的にデビューした赤松利一氏。
独特の厭世観は西村賢太氏と同じ匂いで、虚無で退廃的。
お二人の明確な違いは、西村氏がノンフィクションの自伝なのに対して、赤松氏はフィクションで同じ匂いが出せるところ。

赤松氏はそのうえで、エンタメ作家としての技量が高いところが凄みであり、ファンになった所以です。

しかし、本作らんちうは、延々と独白が続き、半分ほどで読むのがしんどくなった。
最後まで読めば、おそらく面白いのだろうけど、そもそも被害者の男がクズすぎて、彼が殺されるに至った理由や動機に興味が持てなかった。

人の業を生々しく描く筆力と、設定の幅広さは刮目する非凡さがあるけど、今作は、読み続けることが出来なかった。
らんちうAmazon書評・レビュー:らんちうより
4575241318

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