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らんちう
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らんちうの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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藻屑蟹で衝撃的にデビューした赤松利一氏。 独特の厭世観は西村賢太氏と同じ匂いで、虚無で退廃的。 お二人の明確な違いは、西村氏がノンフィクションの自伝なのに対して、赤松氏はフィクションで同じ匂いが出せるところ。 赤松氏はそのうえで、エンタメ作家としての技量が高いところが凄みであり、ファンになった所以です。 しかし、本作らんちうは、延々と独白が続き、半分ほどで読むのがしんどくなった。 最後まで読めば、おそらく面白いのだろうけど、そもそも被害者の男がクズすぎて、彼が殺されるに至った理由や動機に興味が持てなかった。 人の業を生々しく描く筆力と、設定の幅広さは刮目する非凡さがあるけど、今作は、読み続けることが出来なかった。 | ||||
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