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桃源
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桃源の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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かなりの落丁が有りました。 | ||||
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「連鎖」で初めて黒川作品を読んで、上坂勤ちゃんのキャラに惹かれてこちらを。 「連鎖」よりは面白かった。 「詐欺師は初めて会うたときから、十年来の友達みたいにフレンドリーで、息つくまもなく喋ります。」と勤ちゃん。 なるほと、なるほど。 「悲しいかな、日本は科挙の国ですわ。人格がどうあろうとも、試験さえ受かったら国家権力を手にできるんです。警察庁のキャリア連中もそうやないですか。と勤ちゃん。 なるほど、なるほど。 縁の下の賽銭箱には金は落ちんのや」新垣遼さん こんな感じで駒回し的コンビがとても味わい深い。 だが、警察小説的深さ?は無いような気もする。 まだ黒川作品は2作だけれど、これだけ勤ちゃんのキャラが立っていたら 他が薄まるのかも。 私は、ストーリーや展開より、勤ちゃんのファンなのでその面白会話で十分楽しんでしまった。 あ、ただ新垣遼さんのセフレ女たちはいらんのでは? とってもとってつけた感ありで余分だったと思う。 | ||||
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疫病神や、辞めデカシリーズで明らかなように、黒川は刑事にせよ、ヤクザにせよ、コンビで活躍する 人間を描くのが実に巧い。今回は、大阪府警泉尾署の刑事新垣と上坂という新たなコンビを生み出した。 二人とも経済班を追う捜査2係の独身刑事。新垣は、沖縄出身ですっと見栄えもよく、女にもてる。 派手なことはしないが、こつこつと事件を追う。一方の後輩の上坂のほうは、小太りでちょっと若禿、 よく食い、よく飲む。映画マニアという設定。二人とも上司の目を盗んではちょこっとサボることもあるが、 根は真面目に働く刑事たちである。そして、黒川作品で欠かせない、二人の掛け合い漫才的な やり取りもふんだんに盛り込まれ、さらには上坂の映画フリークとしての、ちょっとどうでもいい知識が 満載で只管楽しい。あまり事件とは言えないほどの金の持ち逃げを追う二人だが、この事件はやがて 「沈船詐欺」に結びつき、やがて覚せい剤をめぐる殺人事件まで発展していく。文庫の帯には「正統派 警察捜査シリーズ」とあるが、そうなのだ、まさに他の刑事ものには見られない至って正統派、リアルな 刑事ものである。アクションらしきものも殆どないが、二人のやり取りと、捜査の進展をリアルに追っていく 黒川らしい筆の運びは決して退屈しない、いや大いに楽しませてくれる。恥ずかしながら今初めて 知ったが、文庫のカバーのイラストは奥さんの黒川雅子さんが描いている。これも素晴らしい作品だ。 | ||||
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今までのヤクザシリーズや大阪府警のアウトローコンビシリーズは所々に緊張感のあるガチガチの喧嘩があったが、こちらはそれがない。 ダラダラとしたやり取り続き、本も分厚いので途中で飽きてやめてしまった。 最後まで読むのがしんどい。 | ||||
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ストーリーがもう一つです。 | ||||
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この方の書く小説はかなり読んでいます。 主人公のキャラ立てがお上手で、リアリティーがあり、不自然さがありません | ||||
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新コンビの活躍、掛け合いに読む進むことを止められない! | ||||
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黒川ワールド最高です。 | ||||
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じわじわと進む展開。 二人の刑事の関西弁のやりとりが、軽妙で小説というよりドラマのシナリオを読んでいるようにすいすいと読み続けた。 会話だけで表面的な関係かと思いきや、相手をどう思っていることが途中で吐露されて、へえ、そうなんだと思った。 小さな事件が大きな事件になっていき、警察としての対応がすごくリアルに感じられた。 登場人物にいまいち共感できなかったのは「痛み」を持たないせいか。 軽いタッチの刑事モノ、として読めばいいかと思う。 | ||||
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評価通りでした。 | ||||
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大変キレイで商品到着も早く満足です | ||||
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黒川節炸裂。ずっと期待を裏切らないのは凄い! | ||||
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黒川作品の最大の良さはキャラの立ち方と、その会話の面白さに尽きると思う。 もちろんストーリーとしては面白いし、社会性あるテーマをベースに描く下調べと、筆力はいつものごとく安定的な高いレベルでもある。 ただそれを踏まえて、掛け合いの楽しさが読者を引き付ける。 疫病神シリーズがイメージ強すぎて、それと比べるとどうしても一レベル落ちる感を持つ人も多いだろうが、刑事の人間的な背景をベースに独立した作品としては悪くない。 大阪、沖縄、宮古など展開広げながらも、スピード感あってだれなくて最後まで飽きさせない。 | ||||
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大阪府警の所轄の捜査二係のコンビが、大阪で起きた詐欺事件を追って沖縄に向かうと、 事件は思わぬ展開となる。 主人公は沖縄出身のモテ男・新垣と、映画オタクで食いしん坊・上坂のコンビ。 たわいもない会話を繰り広げることで、作品世界を浮かび上がらせるという 著者ならではのスタイルは健在。 反社の方々の事件への関わり方にリアリティがあるのも 黒川作品らしくてよかった。 出世のことばかり考えている上司の描き方もGOOD。 | ||||
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謹ちゃん、遼さんコンビの掛け合い漫才のような推理と行動の面白さを堪能する。 | ||||
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まだ読了前ですが(残り数十ページなので許してください)…… 今回の新垣と上坂さんのコンビ、私は今までのコンビの中では一番好きかも! (桑原さんと二宮さんのコンビは別として) いうまでもないことですが…… 二人の会話にはクスりとさせられてしまうことしばしば。 電車の中で読むのは、考えた方がいいかも。 私は電車内でニヤけてしまい、怪しいおっさんと思われたかもです。 軽そうにも見え、上司の悪口ばかりで捜査もいい加減な刑事コンビかと思いきや! そんなことはまったくありません。 (新垣さんはモテまくりだし、上坂さんは映画オタクだけど…) 的確な判断で容疑者の足取りを追い詰めていく様は、ページを繰る手を止めさせません。 読み終わらせるのがもったいない!と思わされた作品です。 沈船詐欺というところに目をつけた作者。 そこから南の島を巡る、新コンビの捜査旅行(?)は とてもリアルでしっかりと取材されたことは間違いないでしょうね。 今回の新コンビ、皆さんもぜひ!楽しんでみてくださいませ。 | ||||
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後妻業からファンになりました。疫病神シリーズは全て一気読みする勢いでしたが、こちらの作品は一気読みとはなりませんでした。 お正月のせいかもしれませんが。 | ||||
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この刑事コンビ、面白く、楽しんで一気に読んでしまった。 | ||||
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すぐに読むのがもったいなくて、大晦日まで飾っていました(発売日に買った意味がない)。 期待を裏切らぬおもしろさで、イケメン新垣とブサメン上坂のコンビが漫才風に掛け合いながら、大阪と沖縄を行ったり来たりして事件解決に当たります。事件を割り当てられたのは新垣がウチナンチューだからですが、圧倒的にキャラが立っているのは上坂です。正直、謎解きよりも上坂のしゃべりや痛風の方が印象に残ります。 ただ、「疫病神シリーズ」のあのコンビはなかなか超えられない。比較するとどうしても向こうに軍配が上がります。悪役のしたたかさにおいても、少しもの足りませんでした。超弩級の売れ線を持つ作者の宿命か、見えない天井に当たっている気がします。 | ||||
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沖縄出身のイケメン刑事新垣と痛風で映画好きの刑事上坂が新コンビの警察捜査小説。仲間の金を持ち逃げした男を追ううちに、トレジャーハントを装った出資詐欺に辿り着く。 事件もシンプルで派手な展開もない地道な捜査中心なのに、約550頁の長編をどんどん読み進めさせる推進力は、新垣と上坂のテンポの良い掛け合い漫才のような会話によるもの。その点は筆者の他のシリーズ作品と同様、安定の出来栄え。そして、余分な描写は無く、コンビの関係性が会話だけから窺い知れるような文章の上手さは流石です。 | ||||
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