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流浪の月



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【この小説が収録されている参考書籍】
流浪の月
流浪の月 (創元文芸文庫)

流浪の月の評価: 4.10/5点 レビュー 598件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全459件 261~280 14/23ページ
No.199:
(5pt)

心 楽に生きること

わかってあげたい そう思います いえ 分かるように 思います シキズリ込まれるように 読みました
こんな生き方を 望む人は かなり
居ると思う 1人は寂しい でも 沢山の考えに 自分を殺して 付き合うのは 辛い だから
巡り合った 人 離してはいけない人 ゆったりと 生きていくために 必要な人 心から 笑い合える人 羨ましい
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
4488028020
No.198:
(5pt)

メンヘラで片付ける人は、相当恵まれた人生を送っているのでしょうね

久しぶりに、徹夜で一気に読める本でした。
自分の人生で出会った色んな人の色んな部分が
更紗や文、亮くんや谷さんなどに吸収されて
まるで自分も作中の中にあるかのように
まさに一緒に本の中を旅しました。
正しすぎる正義は、歪んでいるのと同じ。。
妙に納得のフレーズです。
メンヘラの話で片付ける人たちは、おそらくこの作品のホントの色は見えてこないでしょう
そんな人達は、見かけリア充で、きっとFacebookなどやっていて
うわべで付き合う”友達”がたくさんいるんだと思います。
人に言えない部分を少なからず持ってる人は
きっと引き込まれると思います。
当人同士にとって、10年や15年はあっという間に遡れる時間です。
心地よい疲労と、自分の中の想い出に重なった余韻で朝を迎えました。
いい作品でした。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
4488028020
No.197:
(5pt)

力強い物語

一気に読みました。
難しい言葉もなくすっと入り込む文章。
私には悲しくて悲しくて力強い物語に思えました。
何があろうとも 生きていかなければ
いけないんだとも感じました。
あまり本を読まない方にもおすすめかと思います。
ちなみに自分もめちゃくちゃ読書家では
ありません。
普段レビューしませんが
おすすめしたくてレビューします
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
4488028020
No.196:
(5pt)

「形無い物の定義」を凄く問われる一冊

要約すると、家内さらさちゃん誘拐事件の犯人と被害者の事件当時と事件から10数年経った頃の話です。
この事件は「世間的には」大学生だった佐伯文が当時9歳だった家内更紗ちゃんを2カ月誘拐した。という事件です。
書評に入ります。
二人の関係性というのがこの小説の大きなテーマだと思いますが、私はもっと大きな話でいうと「形の無い物の定義」を凄く問われたように感じます。
「愛」や「夢」や「優しさ」
どれも身近にありながら、どれも正解なんてない物です。

世の中に本物の愛なんてどれくらいある?
よく似ていて、でも少し違うものの方が多いんじゃない?みんなうっすら気づいていて、でもこれは本物じゃないからと捨てたりしない。本物なんてそうそう世の中に転がってない。だから自分が手にしたものを愛と定めてそこに殉じようと心を決める。それが結婚かもしれない。

これは本文の言葉ですが、誰も「正しい愛」なんて知らないはずなのに、自分の「愛」は少しずれてる。と感じるのが人間の面白いところでもあり、この本を読む上で大事なポイントかなと思います。優しさや夢に関しても同じです。
言葉の持つ意味の広さは、元々のものでは無く我々が広げているのかもしれませんね。と考えさせられました。
個人的には梨花が凄くいい味を出してると思います。
「世間」からしっかり外れて自分の頭で考えて「当事者」を見つめる姿がカッコよかった。
とても面白かったです。
なぎらさん、応援してます。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
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No.195:
(5pt)

図書

職場の図書用に購入しました。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
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No.194:
(5pt)

即読了してしまう魅力。

積読したままになっていた噂の作品を、時間が出来たので読みはじめたら止まらず、結局半日棒に振って読了。
いや、棒に振るというと失礼なので、それら他の予定を差し置いて読欲が勝ったというところでしょうか。

小児性愛者が社会的にどうこうとか、そこじゃないんです。
「世間」という俗物に対しての「当事者」の足掻きや、それに対しての失望や絶望が非常に適切に表現されていて、
社会の協調性という下らない同調圧力を、国力を下げる為の没個性製造システムと考えている自分は、これは社会への一つの警笛であり、もっと深く考えるべきだと思います。

話の内容での人間の感情の表現が逸品で、最近読んだ中では本当に一切違和感感じることなく読み進めることが出来ました。

併せて桐野夏生氏の「残虐記」を読むことをお勧めします。
こちらも「加害者」と「被害者」の関係が「世間」と「当事者」でいかに乖離しているのかを強く書いている作品です。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
4488028020
No.193:
(5pt)

性的被害女性と犯人とされた青年との信頼関係

この小説は、第1章から終章まで、6章で構成されている。しかしながら、メインとなるのは第3章で、他の章は、第3章までの伏線であったり、追記であったりする。小学生の頃に誘拐・監禁されたとして被害者とされる女性と、2週間一緒に暮らした犯人とされた青年の、心の葛藤を描いている。ストックホルム症候群ということだけでは説明がつかない。実際に、松田美智子著「女子高校生誘拐飼育事件」のノンフィクションでも描かれているように、保護を求めたり、逃走する機会はいくらでもあったのに、そうしなかった事実が書かれている。性的被害女性と犯人の間には、複雑な心理状態になるのかもしれない。
 この2人が、今後幸せに・平穏に暮らしていってほしいとさえ思った。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
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No.192:
(5pt)

あっという間に

ストーリーに引き込まれて、あっという間に読みきってしまいました。
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No.191:
(5pt)

もっと好きを大事にしたい

文と更紗のやりとりがとても可愛らしかった。
重いテーマや難しいことは抜きで、2人の関係性が素敵でした。

私はこれが好き、これが大事、この人が好き、これさえあればいい、この人さえいれば私は自由になれる、生きていける、そんな風に私も潔く生きていきたい。
でも、それが難しいんですよね。

でも、少なくともこの本を読んでいる間は純粋に楽しくて気持ちよくて、あー、好きだなぁこの感じ、ていう素直な自分でいられました。
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No.190:
(5pt)

ひたすら読み耽ってしまった

最初はただ本屋大賞を受賞してたから数年ぶりに読書もいいなと思って買っただけなのにひたすら読み耽ってしまった。

この本の登場人物ほどではないけれど、自分にも抱えている問題はあるし、世間はそれを受け入れてくれない。
その苦痛にそのすごい共感をしたし、更紗と文がお互いを救いあったようにを自分を救ってくれる人、また自分が支えてあげられる人と出会いたいと感じた。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
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No.189:
(5pt)

主人公の男女二人がどうなるか、気になって一気に読破してしまった。

最初はカタカナ文字が出て来て、着いて行けず退屈さを感じた。ところが一行でストーリ展開がスパッと切替わり思わぬ展開に引き込まれる。でも途中は日常の心理状態が描かれていて人生の歩みがその人の必然として次の行動に連鎖していく。読む側としては、二人の歩みがどう展開するか、イライラしていると偶然に目の前に現れたり、人生長く生きると別の男女関係ができ、スクラップ&ビルドが繰り替えされる。読む側からすると男女が Happy end になって欲しいとなり、イライラして途中で章末を読んでしまった。でも吸引力の強いストリーで、3日間で読破してしまった。流石に20年度本屋大賞受賞作である。
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No.188:
(4pt)

自分しか自分の人生は生きられない!

9歳の頃に誘拐された主人公の少女が大人になり、たまたまその誘拐犯と出会ってしまってから、二人の関係がどんどん加速していくストーリー。

今まで読んだことのない不思議な展開に戸惑うと共に、それでもどんどん主人公の気持ちに共感してしまう。

世間の一般常識とかうわべの分析や、ましてやワイドショーのコメンテーターの発言など、当事者にとっては全く無意味だし、ホントにどうでもいいことなんだと言う気持ちにさせられた。兎角他人のプライベートに正義の鉄槌を振るいたがりの日本の社会に対し、一石を投じる一冊だと思う。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
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No.187:
(4pt)

これは読み手を選ぶね

ちゃんと大人になった人、頑張って大人になった人にとってはこの主人公は共感できずにイライラするだろうし、大人になりたくない人、いつまでも子供でいたい人にはこの主人公(というかこの小説の世界)はとてつもなく刺さるだろう。そういう意味じゃ万人受けする話じゃないし、本屋大賞っていうのはちょっと違うかなあとも思う。お金がなければ心中に向かって突き進むしかないような話なんだけど、そこは大人の童話だからお金には困らないし、自分の好きなモノだけを大切にして好きな場所で好きな人と生きていける夢みたいな話。あとでBL作家ときいてなるほどなーと思った。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
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No.186:
(5pt)

こんな風に人に惹かれていくのかな

最初は、進みませんでしたが、だんだんのめり込み、一気に読みました。久しぶりの読書でした。
二人を応援したくなります。素敵だなと思いました。ぜひ読んでみてください。
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No.185:
(4pt)

さすが、本屋大賞

久しぶりに一気に読み終えた一冊となりました。常識と非常識。普通の事と異常な事。って、誰がどう決めるんだろう?私の日常生活はどちらか?なんて考えながらも自分は自分でよいことに納得出来ちゃう良い作品です。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
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No.184:
(5pt)

本屋大賞は信用できる。

とても面白く一気に読み上げました。私は本屋大賞に選ばれた本は、面白さで信用できると思ってます。
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No.183:
(5pt)

同じ家庭は無く幼少時代は千差万別 悩み喜びは人それぞれ

自由を愛する母親と包容力に溢れた父親に囲まれていわゆる世間から浮世離れした親から十分な愛に恵まれて育ってきた少女更紗。
 ところが突然の父親の死から母親からも見放され自分の居場所を無くしてしまう。自由を愛していた更紗に堅苦しく厳しい生活が待ち受けていた。
 そんな少女を救ったのが文である。しかし文もまた更紗に救われたのだった。
 15年が経過して傷付きながら成長した両者はハッピーエンドになるのか、バットエンドとなるのか、ハラハラして読み進めた。
 映画トゥルーロマンスが作中に出てきて今度鑑賞してみようと思った。
 個人的には題目通りの流浪の月という終わりかたで良かったと感じ清涼感のある読み味だった。
 出だしと終わりのリンクと更紗と文の視点の対比も素晴らしかった。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
4488028020
No.182:
(5pt)

メリーバッドエンドじゃない

良かった、美しかった、泣いた、そして羨ましかった。
自分の幸せは他人には解らないし、平凡を望めば歪んでゆく。昔の自分を見ているようでいて、多くはなし得ないだろう奇跡に救われた一冊でした。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
4488028020
No.181:
(5pt)

事実と真実の違いを切り取った作品

幼児誘拐事件を主題とした作品。
当事者以外が知る事実は、「大学生に誘拐された小学生の女の子」ということ。
この小説の肝は、当事者たちが知る真実は全く異なるということ。
傍から見れば誘拐された可哀想な女の子、では真実は…?

DV男のあたりが胸クソ悪い描写ではあるが、そこまでのものではないのかもしれない。
賛否両論集める作品であると思うが、とても興味深い主題であるとともに、没頭して読ませる作品。
本屋大賞1位にふさわしい作品。2位の作品も同様に素晴らしく甲乙つけられないものだが、物議を醸し出す意味では、圧倒的に本作が勝るといえる。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
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No.180:
(4pt)

重いけど軽い、軽いけど重い

これが本屋大賞?他の方のレビューにもありますが、私もそう感じました。ライトノベルとの差がよくわからない。でも考えてみればライトノベルと一般小説、文学、それぞれの定義もよくはわからないので、読みやすいことは悪いことではないのかな?と思うことにしました。重い題材を重く描くか、重い題材なのに軽く描くか、いろんな作品があっていいはずで、好みの作風は人それぞれですから。本屋さんとしては、読書が苦手な人も受け入れやすい文体は高ポイントなのでは?商売ですから‥笑。

主人公の更紗、クセが強いです。反感もあるでしょう。ただ主人公がちゃんとした人(一般的な感覚を持っている人)だとか、自分が好きなタイプの人だとか、それは読み手側の感想ですので、この本の主人公は彼女なのです。良いも悪いもないですよね。
凪良先生も賛同が得られる人物像として彼女を描いている訳ではないと思います。なんというか、彼女って本作品中もっとも狂気の人ではないかと思います。
ただ、狂気の人になってしまった理由は多いにあります。従兄弟からの性的虐待、何より大好きな母親から呆気なく捨てられた事実。
彼女の語りで進んでいく物語は、彼女の目線を通しているので、偏りがあります。大きすぎて蓋をしてしまっているけど、本来一番問題にされるべきは、父親が亡くなったあと、慰めても守ってもくれず、全てを放棄して出て行った母親ではないのかなと思います。大好きな母親には幸せになって欲しい、この思いに嘘はなくても、捨てられて何も感じない子供はいないと思います。
梨花の母親の安西さんとは比べられようもないほどのろくでなしです。捨てられた更紗がどう思うかは別として。

感想は人それぞれですが、本作は世の中こうあるべきですよって、正義感を持って描かれた作品ではない気がします。そこを軸に読むとこの作品の良さは感じられないのではないでしょうか?
むしろ正しいことだと世の中の多くの人が考えていることは、本当に正しいのか?常識って何?偏見ではないのか?を綴って出来た作品だと思います。

トラウマや悩みによって雁字搦めになって、不自由な精神状態で生きている人もたくさんいます。
更紗は自分勝手で素晴らしい女性ではないかもしれませんが、素晴らしいって何?誰のため?生きるのに素晴らしくある必要なんてないんですよ。
私も自由な思考で、幸せに日々を暮らしていきたいとあらためて思いました。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
4488028020

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