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殺しの許可書(ライセンス): アンタッチャブル2
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殺しの許可書(ライセンス): アンタッチャブル2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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前作の『アンタッチャブル』も荒唐無稽なストーリーでがっかりしたけど、このシリーズ第2作はさらに荒唐無稽な話。 冒頭、高知県の「武江学園問題」に関して官邸からの圧力があったと暴露した文科省前事務次官が死ぬ。田部首相の指示した暗殺ではないか、と疑った上司の椿警視と捜査を開始する主人公の宮澤巡査部長。加計学園問題のパロディの設定だ。前事務次官は「能力のある官僚」だが、田部首相は子供みたいなしゃべり方をする「漢字もろくに読めない男」という設定はちょっと一方的で、モデルになった方にはちょっと失礼かな、と思う。ま、パロディだから目くじらたてる必要はないけど。 スパイもの、謀略ものの設定だが、2つの家族のドタバタホームドラマみたいに話が進んでいき、主人公が翻弄されるというコメディでもある。婚約者とその父が淫乱で家庭内問題に振り回されたり、軽い精神病の椿警視、椿の父のケチな大富豪の元大使とその執事の三人の確執に巻き込まれたりしながら、田部首相の謀略を追う、という内容。 コメディとしては、娘の性行為を覗き見する父、お客さんにキャビアを見せるけど食べさせない富豪など、登場人物の異常なキャラ設定で笑わそうとしているが、つくりもののドタバタコメディみたいで笑えない。このキャラ設定を「魅力的」と思うアマゾン書評子もいるので、笑う人もいるのかもしれないけど、私には意味なく異常なキャラ設定をしているとしか思えない。馳さん、以前、筒井康隆の影響を受けていると書いていたが(『如菩薩団』の解説)、筒井康隆の下手なコピーみたいである。そして、スパイものとしては、登場人物がのんびりしていて、緊迫感ゼロ。 最近の馳さん、ノワールからの脱却を目指しているのかもしれないけど、正直、「円熟」とは程遠く、ちょっと迷走しているように思える。 | ||||
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共産主義者が描く気持ちの悪い物語!!! 読むに値しません! | ||||
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