■スポンサードリンク


白薔薇と鎖



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
白薔薇と鎖 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

白薔薇と鎖の評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

筋が見えない

おそろしく分かりにくく読みにくい。
2回読んだが、話の筋がつかめず、読んだ気がしない。訳者はよく訳せたと思う。
歴史の勉強にはなるので星3つ。
白薔薇と鎖 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:白薔薇と鎖 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150017859
No.2:
(4pt)

とてもおもしろいのに。

とっつきは悪いが、読み進んでいくとおもしろい。主人公の目から見た親友にして主人のベンジャミン(実はこの人、ウルジー枢機卿の気に入りの甥)の美形で心やさしく、お人よしのくせに妙に頭の切れる探偵ぶりがなかなかのもの。なんでこの一作で翻訳が続かなかったのか。残念です。この著者のシリーズは途中で早々に打ち切りが多いですが、ちょっとした英国中世ブームの昨今、割高になっても電子書籍の形でも是非復活してほしいです。
白薔薇と鎖 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:白薔薇と鎖 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150017859
No.1:
(4pt)

英国中世の歴史ミステリー

ロジャー・シャロットと名乗る齢90才の老人が、若き日々の冒険談を「回想録」として書き残す・・・という形で話は始まる。

 帯や背表紙のあらすじをみると、ロジャー1人が探偵のような感じだが、ロジャーはあくまで探偵助手で、メインの探偵は、ロジャーがその昔主人と呼んでいた「ベンジャミン」である。(この「ベンジャミン」がなかなかの曲者である。)

 最初の密室殺人の被害者が残した「詩」の暗号文と現場に置いてあった「白薔薇」の謎を、2人が右往左往し、命まで狙われながら解いていく。

 15−16世紀あたりの英国(とスコットランドとちょっとだけ仏国)が舞台で、この辺の歴史に詳しい人は初めから楽しく読めると思うが、ちょっと苦手or全く無縁と言う人は、ストーリーが動きだす中盤までちょっとつらいかもしれない。(かくいう私がつらかった・・・)

 読んでいて気になったのは、話の途中でロジャーが本筋と違う話をちょこちょこ挟むので、興をそがれることがある。(が、読み終わるころには慣れると思う)

 このロジャーの「回想録」はまだまだ続きがあるようなので、次回作が待ち遠しい。

 

 
白薔薇と鎖 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:白薔薇と鎖 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150017859

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!