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震える天秤
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震える天秤の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 21~40 2/3ページ
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好き勝手傍若無人に振る舞って聞いてまわることを自分の良心に基づいた使命とのたまう主人公、コミカルさを出したいのだと思われるけどただただ寒いだけの元妻とのやり取り、強引に話をストーリーに都合良いようにもっていこうとするやり口(例えば何ら自然なやり取りにも関わらず主人公が違和感を感じたり)。これが「正体」と同じ作者とはとても思えない稚拙な作品。600,700ページくらいでも全然普段読むけど、これは挫折しそうになりながらも頑張ろうとしたけどもう時間の無駄と思い断念。 | ||||
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全て予想通りに話は進み、 全てが想定内、予測通り。 ドキドキハラハラなど一切無し、 それなりに社会派な内容だが、 ミステリーとかサスペンスとなると難しい。 途中何度も読む手が止まり、 退屈すぎてなかなか進まず、 途中放棄してしまいたいが、 読書を途中で投げ出す事はしたくない。 読了まで相当苦労しました。 興味が止まらずに 一気読みできるような作品が好みなので、 とてもつらい読書時間になりました。 駄作とは言いませんが、、、 | ||||
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はじめて拝読する著者である。結構話題作を生み出している模様。 こちらの作品は、社会はミステリーという感じである。 犯罪にはそこに至る経緯によって、同情を買うものもある。 老老介護殺人などはその最たるものである。 罪は罪として重いが、そこに至るまで誰かがサポートしていれば、みたいなものである。 こちらのストーリーもそのような類のものであったような…。 テーマはハラハラさせるものだったが、イマイチずっと中だるみしたまま 終わった感がある。 小さい集落が、コミュニティーのメンバーを守る。簡単にいえばそんなことだが、 そこにひねりがもう少しなかった感がある。 フィクションはフィクションなんで、大げさなダイナミズムが欲しい。 自分はそう思ってしまうので、ちまちました展開は好みに合わなかったといえる。 | ||||
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主人公はフリーライターなので、「疑念・推測」→「取材」→「謎の解明・新展開」という手順を繰り返して事件の真相に迫っていきます。プレーンで読みやすい文章で、事件の全容がじわじわと明らかになっていくさまは、読んでいて面白かったです。 ただ、結末部分は、主人公が「疑念・推測」のみに基づいて決心するので、そこだけ密度が薄くなってしまったような物足りなさを感じました。 謎の一部を謎のままで終わらせること自体は問題ないと思うのですが、その物足りなさが読後感になってしまったのが残念でした。 | ||||
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認知症のドライバーの責任能力という重いテーマだがキャラクターや世界観が比較的コミカルなので読みやすい。最後の選択はもう少し捻ったものが読みたかった。 | ||||
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福井弁がリアルすぎて物語がフィクションとして入ってこない | ||||
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高齢ドライバーによる死亡事故をきっかけに、奇妙な風習の残る村の秘密を暴く社会派ミステリー。 北陸のコンビニで起きた事故を取材するために現地に赴いた、フリーライターの俊藤律。事故は、86歳の男性が運転するトラックが店舗に突っ込み、店員を轢き殺したというもの。加害者は認知症の疑いがあり、アクセルとブレーキを踏み違えたのだという。しかし、律は事故現場や目撃者の証言にどうしても違和感を拭えない。彼は、加害者が住んでいた埜ヶ谷村を訪ねることにした。 福井の山間部にある埜ヶ谷村は、古くから続く因習や風習が残る閉鎖的な村であった。村人たちは律に対して敵対的であり、何かを隠している様子。律は、事故の真相を探るうちに、村の歴史や人間関係に深く関わる驚愕の事実を知ることになる。そして、彼は究極の選択を迫られるのだが・・・ この本は、高齢ドライバー問題や認知症問題など、現代社会が直面している課題を背景にした作品です。著者は、事故や事件だけでなく、その背後にある人間の心理や動機を丁寧に描き出しています。また、埜ヶ谷村の因習や風習も興味深く読めます。村人たちの絆や信仰は一見美しいように見えますが、それがどれほど強固であり、どれほど恐ろしいものであるかが次第に明らかになっていきます。 本書の魅力は、主人公の律のキャラクターと行動力です。律は、正義感が強くて好奇心旺盛なライターです。彼は、事実を追求するために、村人たちから嫌がらせや脅迫を受けてもめげずに執拗に取材を続けます。彼は、自分の命や家族や恋人と引き換えにも真実を暴こうとします。 しかし、この本の最大の見せ場は、最後の結末です。律が辿り着いた真相は衝撃的であり、彼が下した決断は議論を呼びます。この本は、「あなたならどうする?」という問いかけを読者に投げかけます。それは、倫理的な問題であり、答えが容易ではありません。この本を読んだ後、読者は自分の価値観や判断基準を見直すことになるでしょう。 染井為人の『震える天秤』は、社会派ミステリーの傑作です。現実に起こり得る事故や事件を題材にしながら、人間の心の闇や葛藤を描き出しています。読者は、この本に引き込まれ、考えさせられ、震えることになります。この本は、ミステリー好きはもちろん、社会問題に関心のある人にもおすすめです。 | ||||
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主人公の言動が身勝手過ぎて萎える。 疑問に思ったからといって、ジャーナリストが行える範疇を逸脱しすぎ。 もう少し違うアプローチで真相に迫るなら面白い話になると思うけど、これは読んでいて不愉快になるレベル。 この本にお金を使うなら、別に使った方がよいです。 | ||||
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染井さんの作品は好きです この作品では18歳の巫女がポイントですが、なぜあんな悲惨な事故現場に立ち会いながら冷静にいられたのか? フィクションですが心に残りました。 | ||||
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主人公の元妻が司法関係者という設定になっており、その元妻が職務上知りえた情報を主人公に提供することでストーリーが展開してゆく。守秘義務違反は当然違法であり、そこにひとつめの違和感を感じる。 そこまでなら作劇上仕方なかったのかなと思えなくもないが、ふたつめの違和感として、その守秘義務違反をしている人物に「あたしはね、この仕事に就いてから法は犯さないと誓ったの(p.249)」と語らせている描写があり鼻白んだ。 守秘義務違反をさせるのであれば、せめて元妻を、「法曹界に身を置く割には遵法意識の低い人物」として描くなど、整合性をとるやりようはあったのではないだろうか。 そのことが気になり、あまり楽しめなかった。 あと、細かいことではあるが、作中の七海さんに対する「弱冠17歳」という表現は誤用のように思う。作者の方に、弱冠という言葉をググってみていただけたらと思う。 テーマやストーリーの骨組み自体は面白かったので、この作者の別の作品も読んでみようと思う。 | ||||
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サンマの塩焼食べさせたりお風呂入れたりする妻から早くヌコ丸を救出してほしい。私の正義はそっちだ。 ストーリーは引き込まれるけど終盤の失速が残念。 そもそも文章が軽くて情緒がないので、こうしたテーマに向いてないのかも。 「正義の申し子」だとその軽さがよくあっていて良作だったので、文体や登場人物のキャラクターを変えるとよいのかもしれない。 全体的に悪くはないけどよくもない、他人に勧めはしないけど時間の無駄とも思わない、程度。 | ||||
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どうでもいい情景描写やうんちくが多くて話に入っていけない。主人公記者の図々しさに反感を持ってしまい途中で読むのを止めた。 | ||||
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それなりに面白く読んだ | ||||
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ストーリーがまるで火曜サスペンス劇場!裁判官の女も不愉快極まりない。巫女はお決まりの美少女、また悪役がこれでもかというくらいのお決まりのキャラ!なんつーか構成が下品だなと思いました。 | ||||
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86歳の老人が運転する車がコンビニに突っ込み店長が死亡する。現代では決して珍しくない 事故だ。老人は認知症を患っていると言われ、警察も事故として解決しようとしている。 フリージャーナリストの俊藤律も軽い気持ちで取材に当たるが、次第にこの事故の持つ特殊性が 浮かび上がってくる。死亡したコンビニ店長の普段の挙動の悪さ、車を運転していた老人と コンビニで働く唯一の目撃者が同じ村の出身者であること、そして、この村には過去に おぞましい事件が起きていたこと。段々、事故が事件の様相を帯びてくる。この経緯は この作品が優れたミステリーであることを証明している。ただ、これはミステリーではない。「正義」 の話だ。個人個人が持つ「正義」は犯罪を超えるのか。俊藤もこの判断で大いに悩む ことになる。タイトルの「震える天秤」も、正義がどちらに振れるかということを意味している。 だから、ミステリーと異なり、この作品には「答え」はない。だが、構成がしっかりしていること から決して悪い作品ではない。面白いと言えば面白いのだが、もう少しすっきりとした 形のエンディングが欲しかったというのが私の本音でもある。 | ||||
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二ユース記事にある、ただの高齢者運転の事故ではなかった。 | ||||
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①山深い限界集落を舞台に高齢者の運転ミスによる死亡事故の真実を問う。村人の風習、巫女の存在、村人全員が何らかの形で事件と関わっている。 ②取材の進捗の記述が好奇心をそそる。少し長い取材であるが、ルポライターの誠実な人間性が微笑ましい一方で、一つ不満があるとすれば、若者の父親であるコンビニ店長の描き方だ。息子の死にも動じない、金の亡者のような人物でありながら、意外にもこの事件に深くは関わらず、取材に協力するだけで終わる。もう少し悪い人間として重要な役割を担わせても良かったのではないか? とは言え、優れたミステリー小説に感動した。お勧めの一冊だ。 | ||||
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もう少し躍動感があるかと思ったが期待外れでした。 | ||||
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フリージャーナリストとはそういう職業ではない。作者の無知に読んでるこっちが恥ずかしくなりました。 | ||||
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総体的には面白かったです。☆4なのはちょっと設定、展開にムリがあるかなぁと… でも、最後の選択、自分だったらどうするかなと考えてみたり、正三さんは実際どうだったんだろうとかホントに楽しく読めました! またこの作者作品読みます。 | ||||
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