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魔女の不在証明
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魔女の不在証明の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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「灯火が消える前に」に続いて読んだが、「灯火が…」の方が「陰」に対して、こちらは南部イタリアが舞台ということもあり、展開もめまぐるしく、「陽」の印象を受ける巻き込まれ型の推理小説。タイトルも良い(読後にその意味が分かる)。 ところで、登場人物の1人が物理化学者崩れの小説家であることに関して、解説で横井氏が理解し難いというようなことを書いているが、科学者の端くれの私としては、物理化学者崩れの小説家という設定は、別段不自然ではない。実際、知人に工学者から詩人に転向した人もおり、またオースティン・フリーマンやジョゼフィン・ベルは医師でもあり、天城一は数学者、森博嗣は工学者、といった例もある。あるいはフランソワ・ジャコブは哲学者でもある。日本は他国に比べて、文系分野、理系分野を分けて考える傾向が強いが、これは入試システムの弊害であろう。 | ||||
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