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復讐法廷



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【この小説が収録されている参考書籍】
復讐法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

復讐法廷の評価: 4.71/5点 レビュー 7件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(5pt)

買ってよかった

なかなか本屋になくて、買うことが出来て良かったです。 状態もとても良く満足です
復讐法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:復讐法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.6:
(5pt)

よかったです。

読みたかったので、楽しみにしていました。とても よかったです。
復讐法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:復讐法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.5:
(5pt)

あっという間に読んでしまいました

人権の問題や、人種問題等を含んでいて、とても読み応えがありました。
復讐法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:復讐法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151784012
No.4:
(5pt)

最早古典のリーガル・サスペンス、乃至はコートルーム・ドラマ

娘を殺された父親が犯人を射殺して有罪が確定的な裁判をどうするか悩む弁護士の活躍を描いたリーガル・サスペンス、或はコートルーム・ドラマ。
明確な殺意を持った被告をどう考えても無罪がむりな状況でいかにして可能性を見出すかがこの小説のミソで興を削ぐので書かないけど「・・・」を裁判の争点にずらし、やがて勝機を導きだす辺りが圧巻。
アメリカの刑事裁判では99%疑わしくても残りの1%に合理的疑いがあったら絶対に無実にしないといけないと聞いたことがありますが、この小説の被告は100%有罪確実の状況で果たして無罪が勝ち取れるのか?これから読む人の為に書きませんが、この小説が最高に面白く後味がいいことだけは言っておきます。
それと、行き過ぎた容疑者の保護に警鐘を鳴らした社会派サスペンスとして現在でも価値のある問題作として読み継がれるべき作品に思えます。
思えば前の版で読んでから4回は読んでますが、未だに古びていず何度読んでも興奮しました。最早古典と言っても差し支えない傑作だと思います。裁判員制度などに興味ある人は是非読んでもらいたい作品であります。
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No.3:
(5pt)

リーガルサスペンスの草分け的な名作

スコット・トゥローの推定無罪の数年前に出版されたリーガルサスペンスの草分けとも言える名作。淡々としたトーンではあるが、法の矛盾と正義について法廷闘争が繰り広げられる。結末は、”やっぱりそうか”といった感じではあるが、そこまで読者をひっぱっていく力はすばらしい。 今から30年以上前に執筆されたと思うが、古臭さは感じさせない。 リーガルサスペンスが好きな方にはぜひおすすめ。
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No.2:
(4pt)

「法」の矛盾と正義のありようを鋭く追及したリーガル・フィクション

’84年、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門で第1位に輝いたリーガル・サスペンス。
66才の倉庫会社事務員のデニス・リオーダンは、愛娘を強姦され殺害された。しかし犯人は法の抜け穴のため無罪放免となってしまう。彼の妻もそのショックと悲しみから衰弱して死んでしまった。彼は復讐のため、生まれて初めて拳銃を購入し、自ら憎むべきその黒人男を射殺して自首する。凶器と目撃者と理性的な自白がそろった有罪確実な状況で、リオーダンの弁護人に指名されたのは上司とけんかして検事局を辞職し、今は仕事にあぶれる28才の青年弁護士ベン・ゴードン。
リオーダンの望みは無罪になることではなく、法の不備を告発することにある。ゴードンはその願いをかなえた上で、無罪判決を得るという二重の困難に臨まなければならない。
ストーリーは法廷場面に終始し、そんなゴードンの弁護のありようを、判事、検察官、陪審員たちの動きと共にスリリングに展開してゆく。ゴードンは、圧倒的に不利な立場で、前代未聞の戦術に一か八かの賭けに出る。
本書の読みどころは、法によって裁かれない者を私怨によって仇討ちすることが果たして認められるかという問題と、そもそも犯人が無罪になってしまうという法体系の矛盾を、ゴードンの法廷での弁護士としての苦闘に加えて、人種差別問題やマスコミや大衆の反応、陪審員たちの討論をつぶさに綴ることによって、鋭く告発しているところにある。
本書は、結末の陪審員たちの評決まで、目が離せない、手に汗握る、法廷闘争そのものを描ききった力作である。
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4151784012
No.1:
(4pt)

古さを感じさせない

週間文春1984年 総合1位
娘を殺害した犯人を、射殺したデニス・リオーダン。青年弁護士ベン・ゴードンは、自白あり、物的証拠ありの圧倒的不利な状況の中、老境のリオーダンの弁護を担当することとなった。くつがえすことのできない殺人という事実を前に、どのように被告を救うのか。十二人の陪審員の前で、孤立無援のベンの闘いがはじまる ・・・
昨今の陪審員制度もあってか復刊した感がある20年以上前の作品。が、古さは全然感じない。違法証拠の排除法則という米法制度の矛盾を前にして、苦悩しながら前進するベンの姿が清々しい。本編をつうじて変化する、恋人や、同僚であり敵である検事、権威の象徴である判事、自暴自棄であった被告と、ベンとの関係が、人間くさくてとても良い。並行して、展開する陪審員達の論戦では、この制度の難しさを見せられた(本作の結論は、あっさり気味ではあるが)。興味の中心は、リオーダンの判決なのだが、結末は、米国らしいのだろう。日本では、ありえないかも。
欠点といえば、日本語タイトル。「復讐法廷」は如何なものか。ちとピンとこないなぁ。
復讐法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:復讐法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151784012

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