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源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義
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源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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冒頭、いきなり、平清盛の背後でししおどしがコンと言っていて笑った。 鹿威しは京都の詩仙堂が起源と言われている。詩仙堂が建てられたのは1641年。江戸時代。 清盛と池禅尼の会話より480年後。 大丈夫か。 旅行ガイドとウィキペディアから切り貼りしてきたような引用がえんえんと続く。 源平合戦に関するありとあらゆる平凡な説明が羅列されているから、便利と言えなくもないが、それなら他にもちゃんとした歴史家が書いた入門書がたくさんある。 途中、架空の登場人物たち(現代の)がしゃべったり飲み食いしたりするシーンがさしはさまれ、それが少しも面白くない。 安徳天皇が女性だったとか、頼家も実朝も北条政子の生んだ子ではなかったとか、主人公の教授の説く仮説が下世話でつまらない。 それにいちいち「ええっ?!」と驚くためだけに存在する若い女性キャラと若い男性キャラがつまらない。 義経がなぜ怨霊にならなかったか、という謎を解くというから、ずっとがまんして読んでいったら、結局 「性格が純粋だったから」 だと。 ばかばかしい。 たぶん、読んだのが間違いだったのだ。本当に歴史好きの人は、この著者の本などはじめから読まないのだろう。 読んだ自分にがっかりだ。 | ||||
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