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(短編集)
ファミリーランド
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ファミリーランドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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ホラー作家のイメージが強い著者だが、本作は「ファミリーランド」のタイトル通り家族をテーマにした近未来SF短篇集で、全体的にどのストーリーもシニカルな展開が特徴的。TV番組「世にも不思議な物語」やレイ・ブラッドベリを連想させる。全6編のどれもレベルが高いとは思うが、個人的には2番目の「翼の折れた金魚」と4番目の「サヨナキが飛んだ日」のダークな味わいが秀逸で特に気に入った。一方、3番目の「マリッジ・サバイバー」は主人公に感情移入できないし、5番目の「今夜宇宙船の…」は明るい未来に向かって走り出したと思ったら、バナナの皮で滑って転ぶ、みたいな感じで少しがっかり。ということで総合評価として4★。 | ||||
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ホラーではないですよね。 ネット技術が超発達したら……という思考実験、だから、分類的にSF。 星新一の系列です。 実現するかもしれないし、しないかもしれない。 そう思うと、最後のアナログ葬式の断行は実に爽快でよかった。 どんな時代が来ますかねぇ♪ | ||||
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歳を取るのがイヤになりますよね、 早死にした方が幸せかも。 | ||||
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昔大好きだった星新一のショートショートを読んでるみたいで、懐かしかったし楽しかったです。 | ||||
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澤村伊智さんの著作は比嘉姉妹のシリーズしか読んだことなかったのですが、Kindle 版が安くなっていたので予言の島や本書ファミリーランドを購入して読んでみました。今まで読んでいなかったことを後悔するほど面白かったです。私は 創作物で後味が悪いものや結末がすっきりしないものは好きではないのですが、この作品や宮部みゆきさんの近年のSF 小説短編集「さよならの儀式」のような現代社会から近未来を描いた作品は実感がわくので興味深く読めます。澤村伊智さんのシリーズ物においてもホラーパートより人間関係を描く部分が面白かったので、今後もこういう作品をたくさん書いて欲しいです。最後の作品の「おててのシワとシワを合わせて…」には思わず吹き出しました。ユーモアも素晴らしい。 | ||||
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ホラー作品が好きなこと、SF作品が好きなこと、澤村作品が好きなこともあり、期待して購入しました。 結論、澤村さんはホラーオンリーの作家さんでいいと思いました。 文章は相変わらず、読みやすいかと。 | ||||
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ホラーモノは得意でもSFは酷い 数十年後の近未来の世界を描いてはいるがツッコミどころが多すぎて読み進めるのが苦痛だった 特にSFマニアでもない自分がこうなのだが、これを絶賛している人は何なのだろう 普段もっとひどいライトノベルを読んでいるのか? | ||||
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6編を収めた短編集です。 最後の1編を除くと、人間の暗い未来を描いたディストピア小説であり、ホラーSFと言っていいと思います。 実際、冒頭に収録されている「コンピューターお義母さん」の怖さといったらありません。 人間の憎悪の怖さです。 こんな未来など来てほしくない、と震えあがるような小説です。 SF専業の作家でなくても、ここまで書けるのか、と感嘆しました。 ただ、SF界はこれをSFとして認めるのかどうか、気になるところです。 なお、最後に収録されている「愛を語るより左記のとおり執り行なう」で、死んだ人と女性の関わりが、私にはよく理解できませんでした。 そのために、星をひとつ減らして、4つとしました。 | ||||
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コンピューターお義母さんは数年先の未来にホントに起こりそうだなぁと思いました。ハッピーエンドで終わらないのがよかったです | ||||
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先程届きました。予定より遅くて心配しまたが、商品は満足いくものでした。ありがとうございました。 | ||||
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とても面白かった。 丘と、葬式の話は傑作だった。近い未来を感じさせて、色んな意味で切なく怖かった。 | ||||
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SFマガジンに掲載された短篇に書き下ろしを加えたディストピア作品集。 各作品はいずれも出來は素晴らしいのだが、ホラーよりも嫌な作品が多いのが特徴。又、最初の五つは読んでいて息苦しく成って來る。 読みながら、この本を買った事を本氣で後悔していて、最後の作品で漸く息をつく事が出來た。 ●「コンピューターお義母さん」 近未来を舞台にしているが、SFと云うより一般文芸に近い。そしてテーマそのものは明日にでも起こるかも知れないもの。読んでいて追い詰められて行く樣な嫌な氣持ちにさせられた。こんな「やがて訪れるかも知れない明日」はイヤだ。作者はホラーの書き手で知られるが、本書に収められているのはいずれもホラーと云うより生理的に嫌な感じ、物凄く後味の悪いものばかりだ。 ●「翼の折れた金魚」 遺伝子に手を加え鋳型に入れたかの様な人々を産み出し、型に嵌まった考え方以外は異常で良くないものと捉える社会を舞台にした作品で、この社会に生きるゾンビの如き人々そのものがホラー。 ●「マリッジ・サバイバー」 結婚した主人公は、自分の行動が情報として妻に送られている事に | ||||
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SF作家でない作家によるSFは食い足りないことが多いが、 この著者ならではの意地の悪い作風が利いている。 | ||||
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AIなどが発展した近未来における家族観が中心となったストーリー構成。 独特の人間自体が持つ恐怖を記す作者ならではの物語が詰まっていると思います。 | ||||
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