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もういちどベートーヴェン



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もういちどベートーヴェンの評価: 4.50/5点 レビュー 34件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 21~34 2/2ページ
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No.14:
(5pt)

とても綺麗でした。

とても綺麗な本でした。ありがとうございました。
もういちどベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:もういちどベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.13:
(5pt)

おかえりなさい、岬先生

大好きな岬先生のシリーズ。本当に面白かったです。
この岬先生と有栖川有栖さんの江神先輩は、読んでいると何故か安心出来ます。
おふたりに人間としての包容力を感じるので。
この作品も、勿論、ミステリーとしても面白いのですが、岬洋介の人間としての本質に惹かれています。
シリーズ次回作も楽しみです。
もういちどベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:もういちどベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.12:
(5pt)

合唱を読んだ後に読みました!岬洋介と天生高春の原点がわかった!

最新刊、合唱 岬洋介の帰還を読んでなぜ、こんなに岬洋介が天生のために尽力を尽くすのか?これがわからなかった。世界的ピアニストになった彼が冤罪で逮捕された天生検事の前に現れる。ここまでできるのは何故?ようやくその謎が解けました。人生を変えてくれるそんな人物がいたらいいなぁと素直に思えました。さて、今回の話は岬洋介の司法修習生だった頃の物語。久しぶりにベートーヴェンを聴きながら拝読させて頂きました。音楽の繊細さ、曲の持つ力や何だかんだの説明に酔いしれていて肝心の事件をすっかり忘れており、ラストページで思わぬ犯人を告げられそうだ、これはミステリーだったのだと思い出すぐらいでした。前半戦でこの人が真犯人じゃないのか?とは思うのです。何しろ登場人物が限られているので。そして、すでに伏線は張られているのにミスリードされてしまい失念していました。岬洋介がピアニストの道に進むのか!天生との友情もまた爽快で、ミステリーより岬洋介に魅了され、音楽に魅了され、ミステリーであった事を忘れてしまっていた自分に驚き、肝心の動機に思いもつかずビックリしました。読後感は本当に爽やかです。そして合唱へと続くのかと思い改めて余韻に浸っています。
もういちどベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:もういちどベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.11:
(5pt)

読み込ませる!

この作家の、傑作は、はまると、とてつもなく、面白い。この作品も、その一つで、ページを、めくる手が止まらない。
もういちどベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:もういちどベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.10:
(5pt)

何度読んでも面白い

岬洋介シリーズの司法研修生の話ですが、後半ピアニストを選択。やはり岬洋介と思わせる。

シリーズの中では一番良かった。
もういちどベートーヴェンAmazon書評・レビュー:もういちどベートーヴェンより
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No.9:
(5pt)

素敵なピアニスト岬洋介を存分に楽しめる司法修習生時代の活躍

2006年の頃の岬洋介が活躍する話でした。司法修習生としての活躍は、他書での驚異的な推理力同様、圧倒的な能力を表出していました。
一方封印していたピアニストとしての活躍ぶりも伺えて、愛読者としてはとても満足した作品でした。小説を読む楽しみに浸っています。

父親の岬恭平検事はこの当時、名古屋地検のエースという存在だと言われていました。様々な地検を転々としている父ですので、それにも関心を寄せています。シリーズものですから、そんな楽しみ方も出来ました。

ストーリーテラーとはよく言いますが、様々なジャンルの個性的な主人公を生み出して、魅力的な活躍をさせる想像力の素晴らしさを今回もじっくりと堪能させてもらいました。その中でも、岬洋介のキャラは一番読者を捉えて離さない輝きがあります。上手な作家ですね。

ヒット作のシリーズものですが、中山七里さんの作家としての熟練ぶりが伝わってきました。幅広い作風を持つ作家ですが、今回は多くのファンのいるシリーズものですから、読み進めるのが楽しくなります。筆力のある作家なので読んでいても安心感がありました。
もういちどベートーヴェンAmazon書評・レビュー:もういちどベートーヴェンより
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No.8:
(5pt)

読んだらわかります!

岬洋介がピアニストを目指すきっかけがわかって楽しく読ませていただきました。全作品持ってます。
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No.7:
(3pt)

後半はメインとなる事件や研修がそっちのけとなってしまい、なんだか中途半端に感じられた

岬洋介シリーズの最新作。

前半は司法修習生として勉学に励む様子が、後半は抑えきれない想いを胸に自分のやりたいことに突き進む様子がそれぞれ描かれていた。

中盤までは楽しめたが、後半はメインとなる事件や研修がそっちのけとなってしまい、なんだか中途半端に感じられた。

最後に信じられない結末が待ち受けているが、伏線が少なくて事件そのものは物足りなかった。

音楽に情熱を注ぐ岬も素晴らしかったが、最後の方は天生たち他の司法修習生も完全に傍観者で置き去りになっていたのも残念だった。
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No.6:
(5pt)

岬くんやっぱり格好いいね!!

ベートーベンのシリーズ、素敵ですね。「どこかで」ではピアノを諦め、「もういちど」は優秀な法曹界の卵という岬くんに会えて嬉しいです。天才ピアニストの名をわが物にした彼の過去を覗くことが出来て楽しい本でした。時間を置いたらもう一回読みたいです。
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No.5:
(5pt)

音楽描写と同時に楽しめるトリック

周囲から天才と思われる成績をあげる司法修習生が扱う事件のひとつに疑問を持ったことから、事件の真相へと迫ると共に、彼の人生の変化を描く。
音楽描写自体丁寧に描かれていて、若干くどさはあるが、反面リアリティを醸し出している。
長いブランクからの復帰が簡単すぎるなど、気になる点はあるにしても、全体としてストーリーがきちんとつながっており、再度までだれることなく読み進められる。
著者のこのシリーズは面白い。
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No.4:
(5pt)

司法修習生トップとして将来を嘱望されるも、やはりピアニストの夢を諦められない彼

期待以上の面白さでした。岬 洋介シリーズはいつも時間を忘れて読みふけってしまいます。そして、必ず彼の弾く曲を何度も聞いてしまいます。クラシックは聞かなかったのに、ショパンからベートーベンまで全部聞いてしまいました。やはり、父親の血を受け継いで、難事件を見事に解決してしまう岬ですが、音楽にかける情熱に加えてその天真爛漫なまでの世間知らずというギャップがたまりません。次作の「岬 洋介の帰還」(仮題)が楽しみです。
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4800293219
No.3:
(3pt)

楽しく読んだ

…「シャバでは居場所がないように感じ」でも、自分にはこれは「情状酌量」出来ない
過去にいざこざがあって更に現在何かしらの事を上乗せされて、暴行に至った。なら、情状酌量できるんだが…
裁判官の法の精神と、一般人の裁きの感覚は摺合せし難い。裁判員制度は、無理だよ。と
ん~…被害女性に寄るのは「検察」の役割なのか。

本書はどっちかというと「音楽」寄りではなく「法曹」の方をメインで楽しんだ

「絵本」の共著は個人的に「絵」が先行する選び方や見方をする質なので、絵が「刺身のツマ」ってのに
「へえ~」。感。そういう場合もあるんだなあ。そう言われてみるとどっちが「メイン」なんだろう?絵本の「印税」ってどうなってるんだろう?と変な好奇心が湧いた
「挿絵」だと割とストレートに「ツマ」なんだけど
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No.2:
(5pt)

音楽小説を読みたい時に1番オススメのシリーズですし、 シリーズのファンには絶賛オススメの新作です(^-^*)/

中山七里さんのデビュー作でもあり、希代の名作音楽小説シリーズでもある『岬洋介シリーズ』5作目です(^-^*)/

まずは上記の公式のあらすじ紹介に関して、『妻を殺害容疑で逮捕したというニュースをはじめ、3件の殺人事件を取り上げる――。
それぞれの物語の全貌が明らかになったとき、「どんでん返しの帝王」中山七里のトリックに感嘆する! 』
とあり、それを読んで『1作の中で3件の殺人事件の真相を暴く=個々の事件の密度は薄く、ミステリーとしては軽い作品 』に感じて残念ポイント1つとなり、
続いて前作の『どこかでベートーヴェン』の演奏シーンが今までと異なり、序盤の顔見せシーンだった事から、今作品も音楽小説としては1~3作目に比べると劣るかも知れないという不安があり、
最速のブックメーターレビューで『今までで1番少ない演奏シーン』とあったので、やはり音楽小説としては残念な出来と思い込んで購入しませんでしたが、
思い直して最近購入して読んだ所、不安要素とは真逆の名作でした!

まず、今作品で主人公たちが真相を暴く事件は1つであり、殺人事件作品としての密度はきちんとあります。
トリックは普通であり全く感嘆しませんが、
今作品は1~3作目と同じく、演奏シーンが終盤の意味あるシーン・盛り上がるシーンで使用されており、
加えて僕としては、前作で片耳が聴こえなくなり音楽家としての道を挫折した主人公の、音楽再生作品に感じ、
1~3作目と同じく、希代の名作音楽小説となっていました!

僕の敬愛する音楽家も、才能にうぬぼれて傲慢になり、スタッフから愛想を尽かされて、ドン底に落ちぶれた時期がありましたが、
復活してからは真人間として再生し、災害支援のボランティア活動や、海外の戦時下の子供たちへの慰問音楽ボランティア活動が認められ、今年ビッグプロジェクトの音楽担当に選ばれて完全再生を果たしました。

そんな愛する音楽を聴きながら今作品を読んでいたので、音楽家としての再生という流れが嬉しく感動的でしたし、
相変わらず中山さんは、楽器演奏の表現の素晴らしさ・テクニックや情感を込める緩急や空間の使い方の表現が素晴らしく、楽器音楽の文章表現に関しては世界最高峰だと思います!

ただ反面、前作で(今作でも?)国民的な歌あり音楽と対比する事で、クラシックの素晴らしさを綴っており、
前作と今作で挙げた邦楽に関しては僕も若い時に聴いていましたが、確かに楽器演奏としての深みや表現力は皆無なので、ディスられても全く構いません。
ですが、現代音楽でも、きちんと楽器演奏の芸術的な深みや表現力を追及している音楽家は存在し、クラシックが音楽の頂点とされる事には反対です。

そこを除けば、文句無しに音楽の真髄に浸れる芸術作品であり、人生の新たな再生作品としても素晴らしく、
次作はシリーズで初めての歌を交えた合唱がテーマらしいので、更に期待するばかりです!
音楽小説を読みたい時に1番オススメのシリーズですし、
シリーズのファンには絶賛オススメの新作です(^-^*)/
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4800293219
No.1:
(3pt)

フリークには流れる川の如く

いつものように紙面を賑わせる社会問題を題材にし、主人公をはじめ馴染みのお方や名前だけの出演だけでもフリークをニヤリとさせる小業がちりばめられています。
舞台が司法修習生の施設ということで、専門的な舞台背景と解説は長岡弘樹の「教場」を連想しました。
演奏場面の描写はこれでもかというほどのいい意味でのしつこさ。私は正直辟易する部分が多少ありますが、中山ファンとクラシックファンも兼任する向きにはにはたまらないところでしょう。
岬出演の次回予告...的なものが巻末にありました。こんなの見たことがありません。期待します。
.....ところで昨今は薬物問題が喧しいので、次回作以降でそろそろあのキャラクターの復活もあるか.....。
もういちどベートーヴェンAmazon書評・レビュー:もういちどベートーヴェンより
4800293219

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