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(短編集)
早朝始発の殺風景早朝始発の殺風景早朝始発の殺風景早朝始発の殺風景早朝始発の殺風景早朝始発の殺風景早朝始発の殺風景早朝始発の殺風景早朝始発の殺風景
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早朝始発の殺風景の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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著者の「地雷グリコ」を読んで面白さに圧倒され後れ馳せながら他の作品の狩猟を始めました。先ずは「体育館の殺人」からの初期シリーズに進もうとしたものの千年変わらぬ創元推理文庫の文字の小ささに畏れをなし購入をためらっていた矢先、集英社文庫から一冊だけ出ているこの薄い本を書棚で見つけ即購入、一気読みでした。全五話いずれも高校生が主人公のちょっとした謎解き要素がある青春ミステリーといった趣きですが、私はそれぞれのシチュエーションで彼ら彼女らが醸し出す空気感に心惹かれました。殺風景と始発電車で偶然乗り合わせ二人だけの車内であんな風な時を過ごせた加藤木が羨ましい、てな具合です。こうなったら心を鬼にして「体育館の殺人」シリーズも老眼鏡の助けを借りながら読み通そう、そんな決意を固めた今日この頃です。 | ||||
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収録された五つの短篇のどれもが、 ◎同じ地域にある、電車の中とか観覧車の中とか、どこかの空間を舞台にしている。 ◎その地域の高校生二人もしくは三人の会話によって話がすすんでいく。 という共通点があります。 一読、とても洒落たミステリーだなあと思いました。さくさくっと読めて、「あっ、そうか!」と手のひらを打ち合わせたくなって、ほろりとさせられる温かみもあって‥‥。 期待以上に楽しめた一冊です。 とりわけ、「早朝始発の殺風景」「夢の国には観覧車がない」の二篇が気に入りました。 あと、タイトルにある〈殺風景〉って、ほにゃららら(言わぬが花かもと思って、こんな言葉遣いに)なんですね。最初の表題作でそれ聞いた時、一瞬「はあっ?」となって、ぽかんとしてしまいました。 | ||||
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★重大な犯罪を推理する、と言う話ではなく、身近に『あれ?なんだろ?』と思った違和感を解きほぐす、というお話です。その視点は面白いと思う。 ★テンポ良い筆致で書かれており、とても読みやすく、あっと言う間に読み終えてしまいます。もう少し、ボリュームあって欲しいかな(もうほんの少しで良いから・・・)と思いました。 ★何か物足りない感じは読後に残ります。 ★エピローグの部分は有ってしかるべき、と思いました。 | ||||
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短編でミステリーの小説を始めて読んだけど面白かった。 物騒な謎ではなく日常の一部分っていうのが個人的にすんなり読めてよかった。 全編面白かった。 | ||||
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読みやすく面白かった 主役の二人の関係性が良い! | ||||
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さすが本格モノを手掛ける作者さんだけあって、 ふつうの青春感あふれる文体の中で繰り出される あざやかなロジックはお見事です。 個人的に好みの文体なので、似た雰囲気のシリーズ、出してほしいです。 | ||||
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5組の高校生たちのちょっとした推理のお話。こんな推理ができるなんて賢いな。今時の高校生活ってこんなの?いやいやおじさん小説家のそれっぽい創作かな。ほのぼのとしてそうで、最後のエピローグで、えっと思わせる。本当にやっちゃたんだ。5編の登場人物たちが、ちょこっと最後に顔を出すのはご愛敬。 | ||||
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ワンシチュエーション、リアルタイム進行で、しかも伏線密度とその回収が異常な高みにあり、見事な出来栄え。 青崎は短編も切れ味がいい。 この私鉄沿線の青春ミステリー、是非続いて欲しいところだ。 | ||||
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二人だけの始発電車,クラスメイトの部屋,あのネズミじゃないの方の遊園地など, 千葉県のとある地域を,そしてそこに行き交う高校生たちいつもの日常を切り取った, それぞれの場所でそれぞれに繰り広げられる,彼ら彼女らの小さな謎と青春の物語です. 全五話,それらは観覧車や休憩所など,どこもおおよそ閉じられた空間が舞台となり, どれも決して明るいとは言えないのですが,高校生の手の中に収まる程度と言いますか, 現実離れをし過ぎない気まずさ,息苦しさで,やり取りから謎が解かれることはもちろん, 籠もっていた重たい空気が抜けるような,身も心も解放される最後に心地の良さを覚えます. やや伏線の存在がわかりやすい気はしましたが,それを広げ,畳む様子はスマートで, 電車なら電車,部屋なら部屋と,始まりから終わりまで場所が変わらないのもユニーク. このほか彼らの口から飛び出す,何気ないたとえにハッとさせられることがたびたびです. ただ,それまでの人物が総出演となる後日談は,確かに気になっていた点もありましたが, 全てが開けた時点で片付いた印象でもあったため,いささか蛇足気味に感じてしまいました. | ||||
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