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そして、バトンは渡された



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そして、バトンは渡されたの評価: 3.68/5点 レビュー 568件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.68pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全356件 301~320 16/18ページ
No.56:
(5pt)

王道な小説です。

現実ではないのだから、現実味がなくても良い。小説に求めるものは、実際のデータや経験に基づいたノンフィクションなのか?
このお話は、先入観を持って読むべきではないと思う。ひとり娘を日本に残し海外へ旅立った実の父親が、数年後帰国して娘の所在を探さない… 一見あり得ないだろうことでも、すべてを継母に委ねて身を引く父親がいる可能性も否定できない。
苦悩や葛藤を描き、悲しみや苦しみを乗り越えたレジリエンス体験を見たいなら、この本は読まない方がいいかもしれない。小説である以上一種のファンタジーとして、多様な人物像から自分なりに背景を描くことの楽しみを覚える人には、是非読んでほしい!
そして、バトンは渡されたAmazon書評・レビュー:そして、バトンは渡されたより
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No.55:
(5pt)

個人的な経験から、感情移入しすぎてしまう

皆さん、結構辛口な評価ですが、私自身は、自分の経験等もあり、感情移入しすぎてファミレスで読みながら不覚にも涙し、帰宅して大泣きしました。
他の方も書いていらっしゃいましたが、どん底な精神状態の時に読むべき本ではないですね。

物語は主人公「優子」の心の動きを軸に、入れ替わる大人(親)たちとの日常が描かれます。
入れ替わる親たちはそれぞれの立場から優子を見守り、元気づけ、懸命に育てますが、親たちが入れ替わる中で、いつしか必要以上に「大人」になってしまった優子。
はっきりとではありませんが、物語の合間に葛藤が見え隠れします。
最後の親である森宮さんとの生活の中で、それらが氷解していき、ラストシーンへ。

離れてしまった実の父からの手紙は、私自身が離れて暮らす娘へ送った手紙の内容と丸写しと言っていいほどそっくりです。
学校の様子、友達との関係、困ったことはないか、いつも元気で楽しく毎日を送っていることを願っている、お父さんはどこにいても味方…
私と娘はこの本ほど疎遠な関係ではありませんが、それでも娘を想う父としての言葉と気持ちがオーバーラップし、胸が詰まります。

大きな物語ではありません。
一人の女の子がいろいろな親に育てられながら大きくなった小さな物語。
小さい物語の分、日常生活に思いをはせずにはいられません。
愛情を受けて育つことの大事さが身に沁みます。
義理の親(とりわけ義理の父親)からの虐待による悲しい事件や子供排斥と言ってもいい動き(公園、保育園、児童相談所等創設反対運動)が暗い影を落とす今の日本において、求められる大人像が優しく描かれています。
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No.54:
(5pt)

本宮さん。

個人的にとても好きなキャラクターです。ステキでした。そしてバトンは渡された→強運の持ち主→あと少し、もう少し→卵の緒、他と瀬尾まいこさんの作品を読み渡りました。それぞれの作品で、細かい描写があってもいいのでは?そんな簡単には行かないのでは?と思うところもなきにしもあらずではありますが、どの本もハートフルで、登場人物のキャラクターもステキです。
血縁なき家族と生活してますが、描かれる家族像、意外と結構リアルです。
何人もの他人に育てられた優子ちゃん。育てたい、と願った人たち(そしてバトンは渡された)
人生で一番のエネルギーを使って育てることを決意し、揺るがぬ愛情を注ぐ育生母(卵の緒)
「ばあちゃんしかいない自分が嫌いなんだ」という、渡部くん(あと少し、もう少し)などなど、
不憫に思われがちな様々な家族への筆者の理解、捉え方が、いたって普通でありがたく、しみます。
読後感もとってもいいので、続けて読み渡りたと思います。
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No.53:
(5pt)

いいね!

母が読みたいと言っていたので、母の日が近いのでプレゼントしました。とても喜んでくれたので嬉しいです!
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No.52:
(5pt)

ハッピーエンドが良かったです。

読みやすくて面白かったです。
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No.51:
(5pt)

最後に涙した

普通の普通の話だと思っていたけど
読むほどに活字の優しさを感じた
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No.50:
(5pt)

ラストが

ラストが感動的。
現実的に考えると泉ヶ原さんは器が大きすぎるしこんな人いないだろとか
梨花のコンビニに買い物に行くかのように結婚することなんて無理だろう
とかつっこみ所はいろいろあるんだけど
小説としてこの作品はおもしろかったし
ラストが本当よかった。
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No.49:
(5pt)

どうしてか。涙と幸福感が溢れてとまりません。

自分にも20歳のひとり娘がいます。この本と共感できる部分がたくさんありました。でも、自分はこの物語のようにこんなにも無償の愛を娘に与えられていただろうか。もっと多くの愛情を注いで育てることができたんじゃないか。なんて、そんなことを自問自答させられた作品でもありました。読み終わった後は、心が洗わられたような清々しい気分になりました。良い本にめぐりあえました。
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No.48:
(5pt)

ずるいです

どこかずれていて、当たり前のことをしなかったり、しなくていいことをしてくる父と娘のやり取りは微笑ましく、木漏れ日のような暖かさを与えてくれました。終始、軽い会話が続き、何回も笑いをこぼしてしまいます。
これで終わりかな?と思いきや、次のページにはまだ話があるらしい。なんだろう?と思いながら読み進めていくと、ささやかで派手ではないけど、心にじんと沁みる幸せが待っていました。あれだけ笑わせてたのに最後はこんなに泣かせるなんて、ずるい。
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No.47:
(5pt)

鳥獣戯画のような魅力

とても良かったです。
家庭環境が何度変わるというヘビーな設定なのに、描かれているのは愛に溢れた家族です。
あえて家庭環境が何度も変わるという「特殊さ」を入れることで、愛で結びついた家族の「普通さ」が逆に際立たされていました。
例えるなら、あえて動物を描くことで、人らしさを出した、鳥獣戯画のようです。

キャラクターが魅力的で、ストーリーのテンポも良いので、楽しく、すぐに読めてしまいます。
おすすめです。
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No.46:
(4pt)

よかった

休みに何か読みたいと思って手にとった本。一緒に暮らす人がどんどん変わっていくのに、程よい距離とお互いを思いやる気持ちが感じられる暮らしが感じられて、良い本だったなーと素直に思えました。
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No.45:
(5pt)

本屋大賞,おめでとうございます!!!

以前から大好きな作家さんです。もっとたくさんの方に読んでほしかったので,本屋大賞を受賞されて,とってもうれしいです!!!(雑誌の写真も,新聞の記事もとっておきます。)

教師をしていると直面する様々な子どもをめぐる問題が,ソフトに,でもリアルに書かれていて,でもでも,とってもあたたかいお話。教師をしてみえた瀬尾さんだからこそ,書ける,書きたくなる話かなあと思いました。学校も出てくるけど,「家族」の話。出てくる「親」がみんな素敵です!担任の先生も!
読んでいて,元気の出る話でした。

境遇だけを見て,その人の心を決めつけてはいけないと思いました。
おとぎ話だという人もいるかもしれませんが,こんな「親」もいることでしょう。

瀬尾さんの本を追い続けます。
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No.44:
(5pt)

暖かい気持ちになれます。

本屋大賞受賞の前に、読みましたが、間違いなくこの本が本屋大賞と思えるほど、優しく暖かな気持ちになれる本です。
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No.43:
(4pt)

ウーン、何これ。ダメみたい。いや最後まで読まなきゃダメ!

ようやく半分まで読んだ。まるで女子生徒の日記の様。あーでもないこーでもない。友人関係がどーの男
の子がどーの、内容は殆ど自分の身の回りの事ばかりで、日常生活から一歩も踏み出していない。最後ま
でこんな調子なんだろうか?えっ!本書が本屋大賞の第1位何だって?分からないなー。波乱万丈の人生
(主人公自身自覚がない)をドラマチックに描いている訳でもない。日常生活の安定性が受けているの
だろうか。これ以上ダラダラ続く日記を読み続けるのはもうしんどいです。(ここまで★★)

-後日、気合を入れて読了(令和元年5月1日追記)-
 一生懸命親になろうと努力する養父母。養父母との距離感が分からず、暗中模索の少女は決定的な亀裂
が生じるのを無意識に回避している。
 著者は少女から大人の女性へと成長して行く過程を、主人公の視点で柔らかな筆致で描いている。心の
成長に伴い視座も変わって行く。見えてきたものは養父母のふところの深さや大いなる愛情。この「気付
き」を主人公の視点で描写している点が読者に安堵と称賛の気持ちを抱かせているのではないだろうか?

物語は最後まで読まないとダメですね!
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No.42:
(5pt)

旅立つ場所、戻れる場所。それが故郷で、家族で、幸せのかたち。

森宮優子。三人の父親と二人の母親を持ち、姓は3回、家族の形態は7回も変わった。複雑な家族事情をかかえつつも心配事のない日々を今日も送る17歳の高校三年生の日常がつづられる。
・現在の父親である「森宮さん」の"食"と"家族"へのユーモアあふれる姿に何度もニヤリとさせられた。一方で、良い父親であろうとする彼の「胃の痛み」(p255)にはぐっときた。最後の最後になってわかるが、なんてまっすぐな人なんだろう。
・後半になって物語は静かに盛り上がる。「まっすぐに涙を落と」す(p369)水戸氏の強い想い、泉ヶ原氏の穏やかな強さ、梨花さんの娘想い(p329「母親が二度も死んだら……」)、そして……。森宮さんの言葉「優子ちゃんの故郷はここだよ」(p364)といい、水戸氏の手紙といい、愛されることの幸せが、日常のすき間からあふれ出てくる。
・ところで、第1章に23節が二つあるのは、何だろう?(p246,264)
いい親、いい娘、家族になってゆくということ。家族のための自分。ラストのタイトル回収で、胸のすく思いがした。納得の本屋大賞受賞作。素敵な物語に、ただただ感謝。
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No.41:
(5pt)

面白いです

面白かったです。
低い評価をしている方もいますが、小説を楽しもうというだけの気持ちで読めば普通に面白い作品だと思いました。
文学作品に詳しい方達は色々と評価をしたくなるのかもしれませんが、そこまで難しい事を考えながら読む必要はあるのかなと疑問です。
多くの人は楽しめる作品だと思いますよ!
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No.40:
(5pt)

「めぐり逢い」を聞きながら

作中にも出てくる、アンドレ・ギャニオンの「めぐり逢い」を聞きながら最後は読みたい。
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No.39:
(5pt)

温かくて大好きな結末でした。

とても感動しましたすてきです.高校生の娘に勧めてみます.誰かのことを思うのってすてきです.
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No.38:
(5pt)

ネタバレ 疑問点

面白く読んだしあたたかい気持ちになりました。ただ本当の父親が住所も知っていて日本にも帰って来てるのに一度も会いに行かなかったのがものすごく不自然で疑問でした。
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No.37:
(4pt)

胸もお腹もいっぱいになる本だ

子育てって、血のつながりじゃないんだぁ。

 「優子ちゃんの母親になってから明日が二つになって」
2人目の母親が言った。
自分、そして子供の明日がある、と話す。

「自分じゃない誰かのために毎日を費やす」
3人目の父親が語る。
自分よりたいせつなもの...かぁ。

 本の中は、
ピアノと手作りのおいしいもので囲まれる。
胸もお腹もいっぱいになる。
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