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カリブ諸島の手がかり
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カリブ諸島の手がかりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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◆「ベナレスへの道」 ▼あらすじ 西インド諸島のトリニダート。 ポジオリはヒンドゥー寺院で行われたインド人の婚礼を見物しているうちに、インドの 建築物とヒンドゥー教の根本思想であるニルヴァーナ(解脱)の関係についての 思索に誘われ、その問題をつきつめてみたいという気持から寺院で一夜を過ごす。 ところが、その夜同じ寺院で、前日結婚式を挙げたばかりの インド人の少女が首を切られて殺されてしまう。 調査に乗り出すポジオリだったが……。 ▼感想 結末でポジオリを襲う悲劇は、衝撃の一言。 しかも、単なるサプライズにとどまらず、本作の構成に有機的かつ必然的に 溶かし込まれ、謎の解明においても必要欠くべからざるものである、という点が じつに秀逸です。 | ||||
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『クィーンの定員』にも選ばれた傑作短編集。巻末の「ベナレスへの道」一編だけでもミステリ史に残る・・・呪術が跋扈するカリブ世界を背景に、論理と超論理が交錯するこの異様な(かつユーモラスでもある)世界に匹敵するのは、わが小栗虫太郎の法水麟太郎物ぐらいではないか。 | ||||
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