カリブ諸島の手がかり



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初公開日(参考)2008年08月
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長編小説

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カリブ諸島の手がかり (河出文庫)

2008年08月04日 カリブ諸島の手がかり (河出文庫)

殺人容疑を受けた亡命中の元独裁者、ヴードゥー教司祭の呪術、ヒンドゥー寺院の死体…多様な異文化が交錯するカリブ諸島を舞台に、アメリカ人心理学者ポジオリ教授が怪事件の数々に遭遇する、皮肉とユーモアに満ちた探偵譚。“クィーンの定員”にも選ばれた、ミステリ史上前代未聞の衝撃的名作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

カリブ諸島の手がかりの総合評価:9.00/10点レビュー 3件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

衝撃の最終話

先日読んだ本格ミステリーを紹介する『本格力』で推薦されており、面白そうだったので購入。ちなみに、その本で紹介されていた本は残念ながら、面白そうでも絶版ものが多いのです。さてこの本の実力は?と期待大!舞台はカリブ海の西インド諸島。ここを舞台にした小説はおそらく初読み。なので、やっぱり雰囲気が違います。黒人と白人との差別など、文化や地域の特性がすごく出ています。短編集ですが、どのストーリーも、最後の展開で良くも悪くも、置いてけぼりを喰らうような意外なストーリーが多い気がしました。特に最終話。紹介通りの予想外の結末。これには脱帽!

タッキー
KURC2DIQ
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(5pt)

〈名探偵〉の敗北

◆「ベナレスへの道」
  ▼あらすじ
   西インド諸島のトリニダート。
   ポジオリはヒンドゥー寺院で行われたインド人の婚礼を見物しているうちに、インドの
   建築物とヒンドゥー教の根本思想であるニルヴァーナ(解脱)の関係についての
   思索に誘われ、その問題をつきつめてみたいという気持から寺院で一夜を過ごす。
   ところが、その夜同じ寺院で、前日結婚式を挙げたばかりの
   インド人の少女が首を切られて殺されてしまう。
   調査に乗り出すポジオリだったが……。
 
  ▼感想
   結末でポジオリを襲う悲劇は、衝撃の一言。
   しかも、単なるサプライズにとどまらず、本作の構成に有機的かつ必然的に
   溶かし込まれ、謎の解明においても必要欠くべからざるものである、という点が
   じつに秀逸です。
カリブ諸島の手がかり (河出文庫)Amazon書評・レビュー:カリブ諸島の手がかり (河出文庫)より
4309463096
No.1:
(5pt)

破格

『クィーンの定員』にも選ばれた傑作短編集。巻末の「ベナレスへの道」一編だけでもミステリ史に残る・・・呪術が跋扈するカリブ世界を背景に、論理と超論理が交錯するこの異様な(かつユーモラスでもある)世界に匹敵するのは、わが小栗虫太郎の法水麟太郎物ぐらいではないか。
カリブ諸島の手がかり (河出文庫)Amazon書評・レビュー:カリブ諸島の手がかり (河出文庫)より
4309463096



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