カリブ諸島の手がかり
- ポジオリ教授 (3)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
カリブ諸島の手がかりの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
先日読んだ本格ミステリーを紹介する『本格力』で推薦されており、面白そうだったので購入。ちなみに、その本で紹介されていた本は残念ながら、面白そうでも絶版ものが多いのです。さてこの本の実力は?と期待大!舞台はカリブ海の西インド諸島。ここを舞台にした小説はおそらく初読み。なので、やっぱり雰囲気が違います。黒人と白人との差別など、文化や地域の特性がすごく出ています。短編集ですが、どのストーリーも、最後の展開で良くも悪くも、置いてけぼりを喰らうような意外なストーリーが多い気がしました。特に最終話。紹介通りの予想外の結末。これには脱帽! | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
◆「ベナレスへの道」 ▼あらすじ 西インド諸島のトリニダート。 ポジオリはヒンドゥー寺院で行われたインド人の婚礼を見物しているうちに、インドの 建築物とヒンドゥー教の根本思想であるニルヴァーナ(解脱)の関係についての 思索に誘われ、その問題をつきつめてみたいという気持から寺院で一夜を過ごす。 ところが、その夜同じ寺院で、前日結婚式を挙げたばかりの インド人の少女が首を切られて殺されてしまう。 調査に乗り出すポジオリだったが……。 ▼感想 結末でポジオリを襲う悲劇は、衝撃の一言。 しかも、単なるサプライズにとどまらず、本作の構成に有機的かつ必然的に 溶かし込まれ、謎の解明においても必要欠くべからざるものである、という点が じつに秀逸です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『クィーンの定員』にも選ばれた傑作短編集。巻末の「ベナレスへの道」一編だけでもミステリ史に残る・・・呪術が跋扈するカリブ世界を背景に、論理と超論理が交錯するこの異様な(かつユーモラスでもある)世界に匹敵するのは、わが小栗虫太郎の法水麟太郎物ぐらいではないか。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|