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終わらない夏のハローグッバイ



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【この小説が収録されている参考書籍】
終わらない夏のハローグッバイ (講談社タイガ)

終わらない夏のハローグッバイの評価: 3.80/5点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

2020年の電脳コイル

SFである。設定的には10年ちょっと前に放映された「電脳コイル」というアニメに被る。今でいうところの拡張現実ばりにバーチャルイメージを実空間に重ね描きする。ちがいは「電脳コイル」がメガネを通して実現していた世界を、首の埋め込みデバイスで実現しているところだろう。それだけ「現実」が前に進んでもはや眼鏡越しの仮想現実ではSF感を出せなくなったのだ。
内容は下手なセカイ系だ。セカイ系なのに横紙破りで「世界を捨てて彼女を救う」という衝撃の展開をしてしまった「天気の子」とは異なり、彼女は普通に世界のために犠牲になる。そして、主人公は最後の最後に、すべてが終わって取り返しがつかなくなってからやっと、ずっと上から目線で思いやっていたつもりの彼女の人生の目的が、「主人公を愛すること」だったことに気づかされるという形で、彼女を自分が愛していたことに気づく。
映画にすれば生えると思う。「HELLO WORLD」なんかとよく似た構造。なのに、なんだろう、違和感が残るのはやはり「彼女」の在り方だろう。冒頭から主人公の目的は彼女を救い出すこと、だったはずなのに、彼女はずっと主人公に「必ず助けてくれると信じている」とまで言っていたのに、最後の最後に彼女は救われることを拒否する。結局、彼女は主人公を自分に依存させることで(自覚的に)主人公に人生の目的を与えていたのだ、というオチ。それはあんまりだろう、と思う。でも、それが今風のヒロインの在り方なのかもしれない。
終わらない夏のハローグッバイ (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:終わらない夏のハローグッバイ (講談社タイガ)より
4065132169
No.2:
(5pt)

私にうまくはまりました

前半は多少理解するのに時間がかかるが、中盤からは一気に読みすすめることができる。お互いのことを思いすぎたが故に待ち受けていた結末はあまりに切ない。
終わらない夏のハローグッバイ (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:終わらない夏のハローグッバイ (講談社タイガ)より
4065132169
No.1:
(5pt)

2018年に読んだ小説の中でベスト

買った日に一気に読みました。
ネタバレになるので内容には触れませんが、2018年のベスト。
ピンと来なかったと書かれてるレビュワーさんもいますが、私の琴線にはカチッとハマりました。
終わらない夏のハローグッバイ (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:終わらない夏のハローグッバイ (講談社タイガ)より
4065132169

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