■スポンサードリンク


掟上今日子の乗車券



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
掟上今日子の乗車券

掟上今日子の乗車券の評価: 3.11/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.11pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

親切守君と旅行しながら謎をとく!!

親切守君が語り部の回です。
旅行しながら謎を解いていくのですが、なるほどと思えない無理な推理もありますが、
相変わらず今日子さんは魅力的に書かれており、サクサク読めて気分転換にはよいです。
掟上今日子の乗車券Amazon書評・レビュー:掟上今日子の乗車券より
4065132045
No.2:
(3pt)

日常を離れても探偵の今日子さん

寝台列車に始まり,水上飛行機や夜行バスなど,旅先での様々乗り物が舞台や鍵となり,
こじつけ感の強かった近作に比べると,おおよそタイトルに沿った内容だったと思います.
ただ,道中や旅情の要素はなく,乗り物はあくまでも事件が起きる場所という位置づけです.

とはいえ,探偵には軽視されがちという『動機』の焦点を当てた篇が多めとなっており,
仮説で終わるものばかりですが,物事を反対から見直し,一つの答えにたどり着く流れは,
時に内をザラリと,理不尽に映る内容も含めて,著者らしさが前に出ていたように感じます.

また,日常を離れた旅のはずが,そこで出会うのはやはり事件という探偵の日常であり,
帰宅をしたらしたで新たな事件と,どこまで行っても探偵の因果から離れられない様子に,
今日子さんに探偵ではない『非日常』はあるのか,そんなことが浮かんできてしまいました.

なお,本篇の終了後には,次回作となる『~の五線譜』の導入部が収録されていますが,
時系列が本篇の直後であり,謎も似ているため,この巻にあることへの違和感は薄い反面,
別の話として見てみると,その似ていることが,やや新鮮味に欠けてしまっていた印象です.
掟上今日子の乗車券Amazon書評・レビュー:掟上今日子の乗車券より
4065132045
No.1:
(3pt)

旅行だけに箸休めの回かな??

ネタバレはしません。
掟上シリーズ最新巻で、今日子さんが旅に出るお話です。まぁ、ミステリーだけあって道中いろいろな事が起きて、それに対処していくという展開でした。あいかわらずの「掟上節」が炸裂しており、その辺りは読んでいて面白いところです。
 ここからは個人的な意見ですが、今回の作品完成度としては「どことなく物足りない」につきます。最初はよかったのですが、後半あたりで勢いがない気がします。作中の事件、トリック、動機についても理解はできる・・・が、どことなくしこりは残ります。特に動機の部分ですね。西尾維新先生自身、「理解できない」と作中で表現していますが、もう少し先生なりの解釈が欲しいものでしたね。例えば、某有名なミステリー小説のガ◯レオみたいに、理系出身ならではの、トリック、動機、罪を犯した人間についての解釈があるように。
次回に期待したいです。
掟上今日子の乗車券Amazon書評・レビュー:掟上今日子の乗車券より
4065132045

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!