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掟上今日子の乗車券
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掟上今日子の乗車券の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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親切守君が語り部の回です。 旅行しながら謎を解いていくのですが、なるほどと思えない無理な推理もありますが、 相変わらず今日子さんは魅力的に書かれており、サクサク読めて気分転換にはよいです。 | ||||
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寝台列車に始まり,水上飛行機や夜行バスなど,旅先での様々乗り物が舞台や鍵となり, こじつけ感の強かった近作に比べると,おおよそタイトルに沿った内容だったと思います. ただ,道中や旅情の要素はなく,乗り物はあくまでも事件が起きる場所という位置づけです. とはいえ,探偵には軽視されがちという『動機』の焦点を当てた篇が多めとなっており, 仮説で終わるものばかりですが,物事を反対から見直し,一つの答えにたどり着く流れは, 時に内をザラリと,理不尽に映る内容も含めて,著者らしさが前に出ていたように感じます. また,日常を離れた旅のはずが,そこで出会うのはやはり事件という探偵の日常であり, 帰宅をしたらしたで新たな事件と,どこまで行っても探偵の因果から離れられない様子に, 今日子さんに探偵ではない『非日常』はあるのか,そんなことが浮かんできてしまいました. なお,本篇の終了後には,次回作となる『~の五線譜』の導入部が収録されていますが, 時系列が本篇の直後であり,謎も似ているため,この巻にあることへの違和感は薄い反面, 別の話として見てみると,その似ていることが,やや新鮮味に欠けてしまっていた印象です. | ||||
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ネタバレはしません。 掟上シリーズ最新巻で、今日子さんが旅に出るお話です。まぁ、ミステリーだけあって道中いろいろな事が起きて、それに対処していくという展開でした。あいかわらずの「掟上節」が炸裂しており、その辺りは読んでいて面白いところです。 ここからは個人的な意見ですが、今回の作品完成度としては「どことなく物足りない」につきます。最初はよかったのですが、後半あたりで勢いがない気がします。作中の事件、トリック、動機についても理解はできる・・・が、どことなくしこりは残ります。特に動機の部分ですね。西尾維新先生自身、「理解できない」と作中で表現していますが、もう少し先生なりの解釈が欲しいものでしたね。例えば、某有名なミステリー小説のガ◯レオみたいに、理系出身ならではの、トリック、動機、罪を犯した人間についての解釈があるように。 次回に期待したいです。 | ||||
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