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掟上今日子の乗車券
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掟上今日子の乗車券の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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主人のおつかいで買いました 袋型のダンボールに、支えやビニールもなくそのまま入っていました 一部、角にスレや潰れがありました 主人は本を大事にする人なので、多少のキズも気になるので、梱包方法が気に入らなかったとの事 せめて、ビニールか緩衝材に包んだ状態で発送して欲しかったです | ||||
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親切守君が語り部の回です。 旅行しながら謎を解いていくのですが、なるほどと思えない無理な推理もありますが、 相変わらず今日子さんは魅力的に書かれており、サクサク読めて気分転換にはよいです。 | ||||
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西尾作品の中では本当に中身が無いシリーズであるが、今回もお約束通り、というか、 お約束以上のスカスカの内容である。 いよいよ「何を覚えているのかはその時々で変わる」とまできた。 恐らく作者は忘却探偵シリーズを通して、ある実験を行っているのではないかと勘繰りたくなる。 余りにも内容が無いので、読後1日経ったらこのシリーズを読んだことを読者は忘れてしまう。 忘却探偵ならず、「忘却読者」に読者をすることを狙っているのではないか。 だから、購入したら1日で読み切ってしまう方がいい。 翌日には購入したことすら忘れているかもしれない。 ん?待てよ。 忘却読者になるなら、逆にこの本を読んだことを忘れ、毎日読むことができるのか。 このシリーズを読んだ読者は寝る前に「私は忘却読者。掟紙今日子の○○は既に読んだ」 と腕にマジック書きする必要があるかもしれない。 そうそう、左右3席ずつあるバスというのは日本には無いと思うが。 2席ずつか、通路2本の独立3席 新幹線ですら2席・3席シート。 ちょっと杜撰な設定。 ま、それも西尾作品なんだろう。 | ||||
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語り部は珍しく置手紙探偵事務所唯一の従業員にして、警備主任の親切守君です。 上司である掟上今日子と共に、営業と称する旅に出て、行く先々で軽い謎解きをするという展開です。 親切君はやはり今日子さんの奴隷…もとい「大事な宝」だったんですね。 エピローグは次回作の序章となるエピソードにつながっているようで厄介君が登場します。 親切君目線から語られる厄介君の印象ってこうも変わるんだと思いました(冤罪体質である所以が垣間見えます)。 前作とは違い、今作は少し趣向は変えているものの「らしい」作品だったかなという印象です。 次回作にも期待が持てます。 | ||||
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シリーズ最新作の短編集です。 キャラ小説としては★3つ、ミステリとしては★2つといったところでしょうか。 謎(や解答)は全体的に小粒で、謎解きメインで読む方には物足りないと思われます。 | ||||
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乗車券は全部で5枚。まずは今や絶滅危惧種たる寝台電車に始まり、山麓のオーベルジュに宿をとり、はたまたおんぼろ高速艇で島に渡り、なんやかやあって口先一つで水上飛行機の機上の人となって、最後は巨大な高速バスにゆられて御帰還という日本国内を巡業ならぬ営業旅行を観光、いや敢行した掟上今日子と従僕、ではなく従業員の親切守氏。その間はあっちで殺人、こっちで殺人未遂と謎を解きまくって人々にその姿をさらして回ります。肝心の名探偵は憶えることは無く、憶えられていることはこれっぽちも気にせず、傍若無人に旅を楽しみます。見られることで、存在を確かにするかのように。それこそ、どこかの三つ編みメガネちゃんがこの世ならざる者たちの苗床のごとき存在だったかのように、この世ならざる者たちは見られて語られることで姿を保つように、謎を解き続けます。 一つ一つは大きな謎ではないし、読んでいて、大概は気が付くトリックですが、それを大見えを切って親切守氏に謎解きをする掟上今日子は忘却探偵ならではのハイスピードを見せつけます。 最後の一章は次の作品のプロローグですが、ここでもう一人の登場人物が、といっても毎度おなじみの冤罪青年が彼なりの謎解きを親切守氏に示します。これが結局、旅の本当の目的だったのかはさておき、何となく、クライアントも皆朱に交われば赤くなるの例えのとおりの成長をしめすのがこのシリーズの今後の展開を暗示するようです。 最後に本作を象徴する一言です。『「豚が、」×5』 ご丁寧にも5回重ねてくるとは、ご褒美でしょうか。 | ||||
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寝台列車に始まり,水上飛行機や夜行バスなど,旅先での様々乗り物が舞台や鍵となり, こじつけ感の強かった近作に比べると,おおよそタイトルに沿った内容だったと思います. ただ,道中や旅情の要素はなく,乗り物はあくまでも事件が起きる場所という位置づけです. とはいえ,探偵には軽視されがちという『動機』の焦点を当てた篇が多めとなっており, 仮説で終わるものばかりですが,物事を反対から見直し,一つの答えにたどり着く流れは, 時に内をザラリと,理不尽に映る内容も含めて,著者らしさが前に出ていたように感じます. また,日常を離れた旅のはずが,そこで出会うのはやはり事件という探偵の日常であり, 帰宅をしたらしたで新たな事件と,どこまで行っても探偵の因果から離れられない様子に, 今日子さんに探偵ではない『非日常』はあるのか,そんなことが浮かんできてしまいました. なお,本篇の終了後には,次回作となる『~の五線譜』の導入部が収録されていますが, 時系列が本篇の直後であり,謎も似ているため,この巻にあることへの違和感は薄い反面, 別の話として見てみると,その似ていることが,やや新鮮味に欠けてしまっていた印象です. | ||||
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ネタバレはしません。 掟上シリーズ最新巻で、今日子さんが旅に出るお話です。まぁ、ミステリーだけあって道中いろいろな事が起きて、それに対処していくという展開でした。あいかわらずの「掟上節」が炸裂しており、その辺りは読んでいて面白いところです。 ここからは個人的な意見ですが、今回の作品完成度としては「どことなく物足りない」につきます。最初はよかったのですが、後半あたりで勢いがない気がします。作中の事件、トリック、動機についても理解はできる・・・が、どことなくしこりは残ります。特に動機の部分ですね。西尾維新先生自身、「理解できない」と作中で表現していますが、もう少し先生なりの解釈が欲しいものでしたね。例えば、某有名なミステリー小説のガ◯レオみたいに、理系出身ならではの、トリック、動機、罪を犯した人間についての解釈があるように。 次回に期待したいです。 | ||||
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今作はメフィスト発表分のまとめですね。ですから目新しくないのは当然ですw。 ファンの方なら全部or一部は読んでいるでしょうし、友人、知人からの情報もあったのでは? それなりに面白く、スラスラ読める娯楽作品になっているのはいつも通り。未知の人も安心して買って下さい。 ミステリー、トリック性を期待する様なシリーズでもないので、そこはオオメにみてねw。 本著の一番の見どころは次回作の序曲部分でしょう。二大ヒーロー(大笑)の初めてのご対面。 O君は今作で相当性格をねじ曲げられたようで、K君は以前とはイメージ的に別人の様で、なかなか楽しめました。 新作はどの様な展開になるのでしょうか? 非常に楽しみです。 | ||||
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