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猫の手
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猫の手の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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一癖も二癖もある登場人物達が思惑を秘めたまま一族の誕生パーティーに集い、そこで遂に殺人事件が起こるという横溝正史的なワクワクするような設定です。 事件が起こるまではやや冗長ですが、それぞれの登場人物達を丁寧に描き分けるという点は後々の推理の部分に繫がってきますし、3つの手がかりを二転三転させて鮮やかに解決に結びつける警察の推理も読みごたえはあるのですが、本書の解決では最終的に解決されていない点があるような気がしました。 (以下はネタバレになるので未読の方は読まないでください) 最終的に警察が断定した犯行時刻であると、「銃声」の問題が出てきます。容疑者は誰もこの時刻には銃声は聞いていないし、文中での書き込みでも大きな音がした等の書き込みは一切ありません。サイレンサーを使用した等、これについて何らかの補足をしておかないと、何故銃声音がしないのに銃が発射されたと断定できるのか疑問が出てきます。 他に気になる点は、容疑者の一人は犯行現場の偽装工作をしてしまいますが、短時間であれだけの事を思い付き、自分が主催するイベントに紛らわせてしまうというのは実際問題としてあまりに無理がある気がします。 | ||||
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