エンジェル家の殺人
- 古典ミステリ (45)
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帯が付いて無かった。 | ||||
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せっかく帯に「古典的名作」とある作品なのに、残業ながら訳が下手です。 警察の聞きとりに対し、執事が主人のことを「彼」と言ったり、(「旦那様」でしょ)同じく、息子が父親のことを「彼」と言ったり(「父」とか「親父」でしょ)とても不自然。また、地の文にも「彼」が多く、その「彼」が誰をさしているかわからなくなり、少し前を読み直すこともありました。(私だけかもしれませんが) ほかにも「受動的な軽蔑」(p38)とか「正確な口調」(p70)などという表現がでてきますが、意味がわかりません。「正確な口調」の方は、ある辞書に‘a precise manner of speaking’(明瞭な話し方)という用例がのっていますが、こういうことでしょうか? この作品を下敷きにして江戸川乱歩が「三角館の恐怖」を書いたことはよく知られています。舞台が東京になっていること、原作にはない「幕間の挨拶」の章や、「読者への挑戦」があることが異なりますが、ストーリーは忠実に原作を踏襲していますので、下手な翻訳で読みにくいこの本より、読みやすい「三角館」を読んだ方がずっと楽しめると思いますよ。 | ||||
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迅速に届きましたが、カバーが欠けていました。安価でしたが、注文内容の文章にカバーが欠けている旨を書いておいてください。 | ||||
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江戸川乱歩が激賞し「三角館の恐怖」の元ネタになったという本格推理小説。昭和7年もののヴィンテージだが、それほど古さは感じない。 命を長らえたものに遺産が相続されるという遺言に翻弄される双子とその子供たち。双子の兄の死が目前になったことから殺人事件が発生する。兄弟の仲違いを表象するような不可思議な形状の館。ドロドロの人間関係の中発生する連続殺人といういかにもな作品だ。 トリックとしては新鮮さはないが、犯人当てとして楽しむことができる。ただ、探偵役が事件をややこしくしてるように見えるだがね。 | ||||
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古い作品だが、日本では古典作品としての評価は高くなく、あまり知られていない作品ではないだろうか。江戸川乱歩が本作品を原案にして「三角館の恐怖」を書いたということで、私はこの作品を知り、まず先にこちらを読んでみた。 読んでみると、ミステリーとしての作り込みという点で高く評価できるし、随分と楽しめる内容であった。奇妙な遺言がもとで殺人事件が起こり、登場人物の関係が二転三転するという成り行きは、横溝正史の世界を彷彿させる。左右対称で2つの家族に分割されていて、玄関とエレベーターでしか両家を行き来できない、エンジェル家の構造が何ともユニークだし、それが密室殺人の謎に結びついている。 密室殺人のトリックも面白い。ただし、このトリックで人を殺せる確率はきわめて低く、偶然うまくいったとしか言いようがない。 ケイン警視は早い段階で犯人の目星をつけており、その判断に基づいて、犯行を防ごうとしたり、犯人をあざむいたりするのだが、その根拠としている理由にそれほど説得力が感じられなかった。 また、誰の発言なのかがわかりにくい、代名詞が誰を指しているのかわかりにくいなど、文章が読みにくいのが難点。 | ||||
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