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力士探偵シャーロック山
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力士探偵シャーロック山の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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「まだらのまわし」この題名を見ただけでこれをどう処理するのか、どうつじつまを合わせるのか・・・・生前、横田順弥氏が「まだらのひもの」というネタを語っていたことを思い出してこの作者はどう持ってゆくのか、結果はなるほどその手があったか! 「バスターミナル池の犬」この題名をみて面白がる人向け。 ネタバレになるが「大変だったの滝」。一人深夜で布団の中で笑い転げるための書籍。 1-2年の期間を置いて何度でも思わず暇つぶしに読んでしまう本。シャーロキアンで心が広い人はぜひ必読です。 | ||||
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他作家の大相撲殺人事件を読了し、BBCドラマ シャーロックを視聴後、本書を読みました。 大変面白かったので叶うならシリーズ化して欲しいです。 | ||||
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本気で読んじゃダメ。 洒落やユーモアの分かる人向け。 軽快で面白い。 | ||||
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斜麓山(シャーロック)、輪斗山(ワトソン)、二人の所属する部屋の親方は、 銅煎親方(ドイル)、ワトソンの妻・メアリーは輪斗山のファン・芽阿利と なって登場する。 赤毛連盟は「薄毛連盟」に、まだらの紐は「まだらのまわし」、バスカービル家 の犬は「バスターミナル池の犬」と、ホームズにまつわる事件もそれらしく名を 変えて語られる。 これを見ただけでも、内容はおおよそ見当がつくだろう。 本格推理小説は今どき流行らないが、いかにも著者らしい味付けでヒマつぶしには もってこいの一冊。 | ||||
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非常に馬鹿げた、あまりにもハチャメチャな設定こそが、この作品の妙だと思う。 相撲を取りながら、謎の事件を解決してゆくのだが、、、。 パロディの元は、当然、シャーロックホームズ シリーズ。 なんと小学6年の我が息子は、元ネタの短編をすべて言い当てました。 「赤毛連盟」→「薄毛連合」、「まだらの紐」→「まだらのまわし」 「バスカウイル家の犬」→「バスターミナル池の犬」 「最後の事件」→「最後の事件」 親子で楽しめる内容でしたが、ラストの著者のあとがきの リアリテイのくだりは、最高にうなずき笑いました。 | ||||
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この人の作品を色々読みましたが、とにかく読みやすいですね!また読後感が良いのも特徴です。 真の悪人が出てこないのも好みです。 | ||||
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このお話の作者については、私と合う、面白いと感じる作品と、面白みの感じられない作品と、私の評価は今まで半々でしたが、これは面白いほうです。そんなに新しいお話とは知らずに入手したのですが、例の相撲界のゴタゴタのちょっと前に書かれたそうです。それはさておき、本家ホームズも私は非常にファンですし、このパスティシュもよくできています、楽しく読みました。肩の凝らない楽しい本で、友人にも勧めます。 | ||||
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これはもう駄洒落小説の大家田中啓文にしか書けない作品。登場人物のことごとくがシャーロック・ホームズの無理矢理な駄洒落で、冒頭を読んだだけであまりの下らなさに脱力感を覚えるが、ここで馬鹿馬鹿しいと思うなら読まない方が良い。その後も徹底した駄洒落でホームズの名作を料理した空前絶後のパロディで、原作を知っていれば感心したくなる下らなさだ。特に「薄毛連盟」と「最後の事件」はタイトルだけでなく内容も原作をもじっており、おおっと唸りたくなった。 本作のもう一つの売りは、シャーロック・ホームズと相撲の力士と言う奇想天外な組み合わせで、これも田中啓文ならではの着想だ。普通はどう考えても成立しない力士探偵を書いてしまうのが凄いと思うが、斜麓山(シャーロック・ホームズ)・輪斗山(ワトスン)・現役時の四股名が虎南の銅煎親方(コナン・ドイル)などのキャラが生きていて、読んでいて楽しくエンタメ性は抜群だ。モリアティ教授を想起させる宿敵と滝の前で決闘したのを最後に現役を引退し念願の探偵事務所を開業した斜麓山が復活する事はなさそうだけど、原作同様、もしかしたらと期待している。 | ||||
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全四篇,ホームズについては,各章題の元ネタがわかるくらいしか知識がないため, どの程度『本家』に寄せられていたのかという,楽しみ方まではできませんでしたが, タイトルの強烈な出オチ感をはじめ,銅煎(どういる)部屋や輪斗山(わとさん)など, ベタで無理矢理なこじつけの数々は,詳しく知らなくてもクスリとなれるものが多めです. また,ミステリ的には目立つ部分はなく,こちらも駄洒落や強引さが目立つものの, 浴衣ではなくスーツを,鍋ではなくサンドイッチを愛する斜麓山(しゃろくやま)や, 相撲部屋なので付き人のはずが,探偵の助手として彼に振り回され続ける輪斗山の姿は, 凸凹コンビのユーモアミステリとして,肩肘張らずに読めるいい一冊なのではと思います. そして最後となる四篇目,ホームズで『最後の事件』と言えば舞台はもちろんあの場所. 宿敵(名前のひねりが秀逸)と対峙,本家通りの結末となるのかは読んでのお楽しみです. | ||||
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