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力士探偵シャーロック山
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力士探偵シャーロック山の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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斜麓山(シャーロック)、輪斗山(ワトソン)、二人の所属する部屋の親方は、 銅煎親方(ドイル)、ワトソンの妻・メアリーは輪斗山のファン・芽阿利と なって登場する。 赤毛連盟は「薄毛連盟」に、まだらの紐は「まだらのまわし」、バスカービル家 の犬は「バスターミナル池の犬」と、ホームズにまつわる事件もそれらしく名を 変えて語られる。 これを見ただけでも、内容はおおよそ見当がつくだろう。 本格推理小説は今どき流行らないが、いかにも著者らしい味付けでヒマつぶしには もってこいの一冊。 | ||||
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非常に馬鹿げた、あまりにもハチャメチャな設定こそが、この作品の妙だと思う。 相撲を取りながら、謎の事件を解決してゆくのだが、、、。 パロディの元は、当然、シャーロックホームズ シリーズ。 なんと小学6年の我が息子は、元ネタの短編をすべて言い当てました。 「赤毛連盟」→「薄毛連合」、「まだらの紐」→「まだらのまわし」 「バスカウイル家の犬」→「バスターミナル池の犬」 「最後の事件」→「最後の事件」 親子で楽しめる内容でしたが、ラストの著者のあとがきの リアリテイのくだりは、最高にうなずき笑いました。 | ||||
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全四篇,ホームズについては,各章題の元ネタがわかるくらいしか知識がないため, どの程度『本家』に寄せられていたのかという,楽しみ方まではできませんでしたが, タイトルの強烈な出オチ感をはじめ,銅煎(どういる)部屋や輪斗山(わとさん)など, ベタで無理矢理なこじつけの数々は,詳しく知らなくてもクスリとなれるものが多めです. また,ミステリ的には目立つ部分はなく,こちらも駄洒落や強引さが目立つものの, 浴衣ではなくスーツを,鍋ではなくサンドイッチを愛する斜麓山(しゃろくやま)や, 相撲部屋なので付き人のはずが,探偵の助手として彼に振り回され続ける輪斗山の姿は, 凸凹コンビのユーモアミステリとして,肩肘張らずに読めるいい一冊なのではと思います. そして最後となる四篇目,ホームズで『最後の事件』と言えば舞台はもちろんあの場所. 宿敵(名前のひねりが秀逸)と対峙,本家通りの結末となるのかは読んでのお楽しみです. | ||||
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