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侍女の物語



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【この小説が収録されている参考書籍】
侍女の物語
侍女の物語 (ハヤカワepi文庫)

侍女の物語の評価: 4.19/5点 レビュー 52件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.19pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

難しかったです。

ラジオ番組で紹介していたので購入したけど、仮想の話しで理解しにくかったです。
侍女の物語Amazon書評・レビュー:侍女の物語より
4105225014
No.1:
(2pt)

自身にとって良書とならず…

合衆国の一都市で、ある日を境にそうなってしまった社会が一人の女性の目線で語られて行くのだが、
読んでいてページが進まず頭に入って来ない。ディストピアをテーマにしているからでも読み辛い訳でもないのだが。
この小説は読み手によって感じ方の作用が大きく異なり性別はその大きな要因となるだろう。
個人的に読了まで興趣とは無縁の長い道のりだった。
主人公の抑圧された陰鬱な日常を延々読まされる訳だが、その生活が何であるのか?なぜそうなったのか?
日常の生活に於ける細かな描写が殆どである為ページが進まず、その先にある霞が一向に晴れて来ない。
前後して挿入されるそうなる以前の主人公達の過去も婉曲な表現に終始しフラストレーションが溜まる。
最終章?の注釈に事の起こりと顛末、真相は書かれているのだろうが、キリスト教原理主義と言われても正直実感は薄い。無機質で変化に乏しい描写の過多は主人公が置かれている立場(全体主義的な監視社会)を強調する狙いがあるのだろうが全体的にクドイ印象が残り、そこに文学の芳香も散見されない…
この感覚はカズオイシグロの「わたしを離さないで」を読んでいた際と近似している。前半を読んでも面白くなく、半分を過ぎても同じ。結局最後までそれが拭えずに読了する。私にとってそういう小説だった。
アトウッドの小説はブッカー賞受賞の「昏き目の暗殺者」にもそれ程の感銘は受けなかったが、今作のような、(早く終わらないかなこの小説)という感じは抱かなかった。今作にも何らの賞が与えられているので、これに懲りず彼女の作品はもう少し読んでみようと思う。
侍女の物語Amazon書評・レビュー:侍女の物語より
4105225014

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