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(短編集)

クリーピー クリミナルズ



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【この小説が収録されている参考書籍】
クリーピー クリミナルズ (光文社文庫)

クリーピー クリミナルズの評価: 4.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

性的異常者の行動!

著者の傑作短編集だ。冒頭の「洋上の告白」を面白く読んだ。主人公の伯父がオーナーであるアメリカ店の寿司職人となった元大学院生と妹が好きになった短大教師、大学院時代に徹底的に主人公を嫌って論文にケチを付けた教授が登場する。主人公の教授殺しの動機が納得いかない。自分がいかに嫌われていたからといって、教授を殺害しなくてもよいだろう。伯父の性的異常の唐突だ。主人公の母と性的関係を持つのは仕方ないとしても、主人公の妹にまで性的関係を持たなくてもよいだろう。この短編には長編『ハーシュ』、『コウサツ』『真犯人の貌』に繋がるモチーフがちりばめられているが、それらがうまく噛み合っていないような気がした。今一つ物足りなく感じたのはその点である。しかし、格調高い短編集である。著者は英文学者として、相当アメリカのミステリーを研究してきたに違いない。その成果がどの作品にも表れている。お勧めの一冊だ。
クリーピー クリミナルズ (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:クリーピー クリミナルズ (光文社文庫)より
4334776981
No.1:
(4pt)

良かったです

犯罪心理学者の高倉教授が主人公の連作短編集。

毛色や内容も違う高倉教授が鋭い慧眼で事件を解決に導いていく話。

ストーカー、ピアニスト、実業家等色々なキャラクターが登場し、飽きずにサックリ読めます。

過去の本当にあった事件の解説なども面白く読めました。
クリーピー クリミナルズ (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:クリーピー クリミナルズ (光文社文庫)より
4334776981

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