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駅物語
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駅物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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一生懸命取り組むことができる仕事につけた人はとりあえず第一関門突破。あとは諸々うまくやっていくことですね。 | ||||
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東京駅を舞台にした物語で、いろんな駅員の細部の描写はすばらしくおもしろかった。 しかし主人公がなぜ駅員になったのかというところが、終止判然としない。 伏線回収も無理矢理なかんじがして、同僚や上司の癖の強さもなにかストーリーとミスマッチ。 | ||||
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駅員になって主人公が出会う人たちが、元ヤンキーの教育係でパワハラばかりされたり同期に避けられたりと、読んでいて暗い気持ちになりました。 主人公が駅員になりたいという理由も、自分が倒れたとき駅で親切にしてくれた人に会いたいという理由だけではイマイチ納得できないような・・?(最後まで読んでないので他に理由があるのかもしれないですが・・。) 最初の章でやめてしまったのですが、クレーマーの人が退職を突然やめた理由も共感できませんでした。 | ||||
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東京駅が舞台、という所に惹かれて購入。表紙もいいです。 初めて読む作家さんで最後まで読み進めましたが、物語の紡ぎ方や登場人物の造形などにやや不慣れな印象は感じました。 この前が宮部みゆきさんだったので、あー宮部さんは上手いんだなあと。もし宮部さんだったら、このお話をどう 描くんだろう?と前半は時折感じながらの読書でした。 人身事故の部分など予想していたよりも現実的な描写が多く、もうちょっとユーモアや笑いが欲しい気がしました。 主人公の積極性はいいなと思いましたが、明るいキャラというわけでもないので、時々読むスピードがダウン... ストーカー被害のところは、駅の人達がここまでしてくれるだろうか?とお話といえど疑問。 ただ、やっぱり東京駅はいいなと思えました。利用した事のある場所もいくつか出てきて、行った事のない場所は 行ってみたくなります。今度、晴れた日に中央線で東京駅まで行ってみよう! 新宿や池袋、品川に上野など大きな駅はいくつかありますが、東京駅には独特の魅力がある気がします。 | ||||
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弟が救急車で東京駅から病院へ運ばれた。病院に向かう姉の若菜直は、駅で具合が悪くなるが 大勢の人に助けられて病院へ向かった。 その1年後、直は東京駅に就職した。恩人たちに会えるかもしれない、駅は奇跡が起こるところだと 信じたのである。 色々な事件がきっかけとなって、直は恩人たちに会えるのだが、彼らは善良で何の悩みも問題もない 市民なのではない。直に見せたのとは違ういろいろな人生を持つ、普通の人々だった。 それでも彼女は、駅の奇跡をさらに追い求め、同僚たちが出世していく中、自分だけは駅をつづけるの だった。 直が奇跡を信じるのは錯覚なのではないか。周りの極端な性格の男性たちは未熟なだけで、これから 育ってゆくのか。そういった人間模様と鉄道に関する知識をほどよく混ぜ合わせて読ませる楽しい 作品です。 ただしちょっとわかりにくいところがあります。会話の文が多いのだが発言者がよくわからなくて、 読み直したところが何カ所もありました。 | ||||
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普段、何げなく利用している駅の駅員の方々の苦労が良く分かりました。 肝心の話の中身のほうは、今一つのめり込めませんでした。 読む前は、ライトな読み物と勝手に想像していましたが、新人駅員の若菜直や先輩の藤原の過去等は重い話でした。ただ、若菜を中心として先輩・同期が一つになっていくところは、丁寧に描かれていて良かったです。 本筋とは関係ありませんが、酔っぱらった保坂が発言した駅に対する不満や、松本助役の駅員の役割に対する頑な考えは妙に共感してしまいました。そして表紙のイラストも素晴らしい。 | ||||
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毎日100万人が利用する東京駅。希望通り東京駅の駅員になった若菜直(わかな なお)には、 人には言えないある願いがあった。弟の夢、そして5人の恩人たち。はたして、直の願いは かなうのだろうか? 晴れて東京駅の駅員になった直だが、浮かれている暇はない。覚えることもやるべきことも山の ようにある。先輩から厳しい声が飛ぶこともあった。そんな超多忙な中、直は5人の恩人たちを 捜し始める。毎日100万人もの人が利用する駅で、5人の恩人を探し出すのは不可能に近いと 思う。その部分は現実離れしているとは思ったが、東京駅で働く人たちの描写にはとても興味深い ものがあった。利用者が駅員に尋ねる内容も千差万別だ。そのひとつひとつに丁寧に答えなければ ならない駅員の人たちは本当に大変だと思う。また、人身事故の描写もあったが、その部分は生々 しく、思わず目をそむけたくなった。トラウマになってしまう駅員がいるというのも理解できる。 さまざまな困難を乗り越えながら、駅員として成長していく直の姿には好感が持てた。弟の身に 起こったつらく悲しいできごとも、直ならきっと乗り越えて行けると思う。 話の設定や人物描写に疑問を感じるところもあったが、駅員の人たちの並々ならぬ苦労や東京駅の 裏側を知ることができて、とてもよかった。鉄道が好きな人もそうでない人も、楽しめる作品だと思う。 | ||||
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東京駅に配属された、東本州鉄道株式会社の新入社員・若菜直(とその同期の犬塚)の成長物語である。 一読した感想としては、ドラマを小説化したような、非常に陳腐でご都合主義に満ちた作品だったと思う。まず若菜は、入社1年前の就活期に駅で5人の見知らぬ乗客に助けられるのだが、彼らとの再会のシチュエーションが不自然で、悪い意味でドラマチックである。彼らがどういう人間だったのか、どう若菜を助けたのか、どの様にして今の若菜に関わるのかは物語がすすむにつれ明らかになるのだが、その流れが非常に巧みなだけに残念である。 話の展開もどこかで見たような主人公の挫折→同僚や主人公による長ったらしい自分語り→ハッピーエンド、の様な流れの繰り返しで、まさにドラマやハリウッド映画を見ている気分であった。いくら優秀(若菜は入社試験で1位をとった設定)とはいえ、新入社員がいきなり自分の希望する駅に配属されていて、これまた偶然に先述の5人が駅で若菜に再び出会うといった設定も自然な設定とは思えない。ほかにも、客への暴力事件を起こしてもなおクビにならない元ヤンの先輩駅員、鉄道オタクを嫌悪する若手女性新幹線運転手、過去の事故のトラウマを今も引きずる元運転手の上司、小物臭しかしない副駅長、根暗な隠れ鉄道オタクの同期(犬塚のこと)など、とにかく突っ込みたくなるキャラクター(と彼らが放つくさいセリフ)が満載であった。 もちろん小説とは、ドラマとはそういうものであり、王道であるからこそウケるのだろうが、この手の王道は脂っこい食べ物と同じで、何度も口にすると強烈な飽きが生じるものである。あえて踏み込まなかったのか筆者の知識不足かは知らないが、ダイヤや鉄道の技術に関して深く踏みこんでいない分、大衆向けテレビドラマを文字にしただけの陳腐な小説の様に思えた。 | ||||
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