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鵜頭川村事件
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鵜頭川村事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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未だ途中。 | ||||
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隔絶された村域で起こるパニックホラーといえば、真っ先に名作中の名作「屍鬼」(小野不由美)が思い浮かび、勝手にそれと比べてしまい評価してしまいました。 | ||||
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作品はホーンテッドキャンパス以来、拝読しておりますが、私的にはこの作品は今一でした。 | ||||
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分類としては一応ホラー小説だろうけれど、これに類する、或いはそれ以上に残酷な話は現実の世界に幾つもある。例えば、それまで一見仲良くやっているように見えた中国人や朝鮮人が、突然日本人を襲って来るというような、第二次大戦敗戦直後の満州や朝鮮の状況。例えば、75年以降のカンボジアにおけるポルポト派の虐殺、90年代のルワンダ内戦などなど、恐らく枚挙に暇がない。 作者はまた、そうした史実を実によく研究していると思う。巻末の参考文献にはないものの、例えばカンボジアやルワンダの虐殺では民衆を扇動するためのメディアとしてラジオが使われた。本作では無線がそれに当たる。その意味で本作は、「限りなくノンフィクションに近いホラー小説」であり、今どこにでも起こり得る怖い怖いお話というのが、最も相応しい認識ではないだろうか。 或いは、「この世で一番怖いのは、化け物以上に人間そのもの」という普遍的な事実を描いた小説ということも出来るだろう。いずれにしろ、エンタメ作品としても十分成立しており、読者はただストーリーに身を任せれば良い。 | ||||
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「チェインドッグ」(後に文庫化され「死刑にいたる病」に改題) が面白かったので本作も期待大でした。 表紙もタイトルも物々しい雰囲気。 舞台は1979年、今から39年前の鵜頭川村(うずかわむら)。 亡き妻の故郷の村である場所へ幼い娘、愛子と共に訪れた岩森明が主人公です。 発見された若者の死体、土砂崩れで閉じ込められる村、「矢萩」と「降谷」の対立 若者達で構成した自警団、次々と不穏な空気感が立ち込め、湿り気を帯びた嫌な感じが続きます。 パニック・ミステリー!とありましたが、想像していた様な恐怖も感じず ただ村社会の閉塞感が一番心に残りました。 次作に期待したいです。 | ||||
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一昔前の豪雨で孤立した村の若者が、今までの鬱憤を晴らすために支配者や大人に向けて暴動を起こすお話。 違う苗字同士が敵となる構図だったので仕方がないのかなとは思うのですが、出てくる人たちの苗字が数パターンしかなく、しかも結構多めに出てくるので、登場人物たちの名前が憶えにくく行ったり来たりでなかなか読み進めるのが大変でした。また暴動に至るまでが結構長く、途中で少し飽きてしまいそうにもなりました。 暴動が起こってからは、主人公は一応は逃げ回っていましたが、所詮は「よそ者」で、そこまでの標的というわけでもなく、娘を巻き込みたくないという親心は分かるのですが、個人的には逃げなければ終わりというギリギリな状況ではないようにも感じられ、一生懸命逃げる主人公に対して、感情移入がしにくかったです。 全体的に面白くないこともなかったのですが、主人公の立ち位置的に結局は他人事といいますか…あまり恐怖とか、手に汗を握るようなドキドキとかは感じられませんでした。 | ||||
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