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(短編集)
夜空に泳ぐチョコレートグラミー
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夜空に泳ぐチョコレートグラミーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 41~60 3/4ページ
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まず、書き出しに引き込まれてしまいます。そのあとは一気に物語にハマります。幸せな最後ではない切ない話しもありますが読後はすごく良かったです。 | ||||
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優しい人がたくさん出てくる作品です。残念ながらそうじゃない人もいますが。 | ||||
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コンビニ兄弟の1と2は、 ゴミ箱へと旅立ちました。 町田その子さんを体験したくて、 何冊か買った、その初体験でした。 感想は、とにかく合わない。 ぼくの読みたい本ではない。 視点が合わない。 言葉のチョイスが合わない。 読んでいて、初めてなのに、 読みながら飽きてしまう。 たとえば食事。 この本では、 そんなに出てこないですが、 コンビニ兄弟的な表現に、 〈陥って〉しまう話数はあります。 『咀嚼』は、さっきしただろと。 また咀嚼するなら、 もう咀嚼するところは、 表現しなくていいのになとか。 感じかたが変わったのなら、 咀嚼してないで、ほかの行動や、 反応に視点を向けてほしいなと。 空を見るのも好きですよね。 なんか意味もなく何度も見て、 どこにでも転がってる表現で、 空を表して終わりなんて、 (食べ物の表現も同じですが) ムダなことに文字をつかわず、 せっかく何度も描くなら、 ちがう感じかた、 ちがう行動をしてほしいなと。 この本の最初の1話と2話は、 本当に同じひと!? と驚くくらい、感動し、 夢中になって物語に入り込みました。 でもそこから先は、 だんだん退屈になっていき、 コンビニ兄弟ほど、あそこまで、 ウンザリはしなかったですが、 やっぱり、合わんなぁと、 ため息をついて本をとじました。 連作短編集なので、 ひとつの物語として読むほうが、 深く味わえるのでしょうが、 1話と2話だけが別物、 別次元の名作だと感じました。 そこまでなら★は5以上。 あとは、普通という、 なんとも寂しい読後感で。 この著者の作は、 あと一冊くらい買ったのかな? もしまだ積んであるようなら、 買ったぶんは読もうと思います。 | ||||
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町田そのこ氏のデビュー作品の短編集。何か悩ましい一面をもつ登場人物や若干暗くて悲しいストーリーであるが、興味深い作品です。将来、直木賞をとりそうな雰囲気を出してます。 | ||||
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ジャケ買いとまでは行かなくとも、なんか面白そうくらいの軽い気持ちで手にしてみたら、一作目から完全に心を持っていかれました。作品の素晴らしさはもちろんなのですが、心の機微を実にシンプルな言葉で表現し、それを読み手の心の一番柔らかいところに届けることをやってのける小説家がいることに感動を覚えています。出会えてよかったと心から思う一冊です。 | ||||
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毎日毎日大変な世の中、大変な境遇だけど優しい人が周りにいるんだな。みんな一所懸命生きていて、幸せそう。私も優しい気持ちを持って生きていこう!と、思えました。 | ||||
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書き出しからストーリー構成、細やかな感情の表現まで全てが絶妙です。自分の好きな小説ランキング1位になりました。あらゆる人におすすめしています。 | ||||
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小さな街に暮らす、群れから少し離れた場所にいる人たちの連作短編集。 苦しくて逃げ出したくなるようなつらい環境に置かれた時、スイミーのように新しい場所に進み前を向いて頑張る人や、その環境でなんとか生き抜こうとする人、もうすべてを諦めようとしてしまう人、皆生き方は様々。 大きな群れに疲れた時は、流れのゆっくりな淵ですこし休んで。また元の群れに戻ってもいいし、そのまま淵に住んだっていい。私たちは本当はもっと自由な生きもので、与えられた手狭な水槽から飛び出して息のしやすい場所にだって行ける。そう思える作品でした。 ぜひ読んで、表題作のチョコレートグラミーの意味を知って感嘆のため息を洩らしてほしいです。 | ||||
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青いカメルーンが特に心に残りました。きっとまた読み返すと思います。 | ||||
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人は自分自身が置かれた境遇に対して迷いや葛藤を抱えている。 なぜなら、手の及ばない範囲での影響が多すぎるから。 産まれてくる場所、容姿、親の裕福さ、etc 努力どうこうで片付けられるものではない。 ただ、それでも自分の境遇に抗わずにはいられないのも人間。 ここではないどこかを追い求め、常に悩み苦しみながら生きていくもの。 本著の物語に登場する人物は皆、辛い境遇の中で必死に毎日を耐えている所謂”弱者”である。 今の居場所や生き方に疑問を抱きながら生きていく彼/彼女らの抗いは、 読者の心を掴み生きていく上での勇気を与えてくれる。 胸が苦しくなる物語もあるが、それでも最後には優しく包み込んでくれる一冊。 | ||||
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登場人物たちはみんなそれぞれ痛みを抱えていて、その表現の仕方がドキッとして気になって、どんどん読み進みました。 最後はみんなそれぞれ前に進んで、カッコいいなと思いました。スーパーヒーローとかの意味では無く、静かででも覚悟があってカッコよかった。読んで力をもらえました。 | ||||
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今月の公募ガイドでインタビューされていた町田その子さんの記事を読み、どんな作品なのか読んでみたいと思い手に取りました。どの物語も暖かくして、優しい気持ちになる物語でした。 | ||||
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水槽のような町を舞台としたオムニバス。随所に水や魚を思わせる比喩が出て来て、ショッキングな出来事も多いのに夜の水族館のように静謐。 下手なりに泳ぎ方を覚えるもの、群からはぐれ居場所を探すもの、意図せず追い出されるもの。 まるで表面張力のように、辛うじて水槽に踏み止まり、精一杯ひれを動かす主人公たちの姿に共感した。 私もここではない場所に憧れて小説を読み、物語との出会いを生きる糧としているから。 一番はじめのカメルーンの話が一番切なくて、美しかった。 | ||||
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短編集と見せかけて、構成が秀逸。面白かった。この作者の小説は初めてだったけど、好きになった | ||||
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Amazonで、新品を購入したんですが、ビックリするくらい状態が悪いです。今後、本の購入はしないかも。 | ||||
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この作者の作品は初めてでしたが、最高の出会いでした。暫くはこの作者の本を読み続けることになりそうです。 | ||||
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52ヘルツを読んで、町田さんを追ってみようと買ってみました。期待通りです。彼女のテーマが気になります。他の作品も買ってみます。 | ||||
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最初の一文、二文を読んでも誰が主人公なのか分からない仕組みになっていて、読み進めていくうちにボヤ〜っと世界観がわかっていく。そして登場人物が少しずつ重なり合っていき、時系列が違うことを理解した頃にはストーリーにどっぷりハマってしまっている、そんな感じでした。とにかくこの本のすごいところは最初の一文で読者の読みたい欲をグッとキャッチする文章力ですね。(あとがきにも詳しく紹介されていました) | ||||
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ひねくれ者なので○○賞とかは避けて来ましたがこれは・・・(';ω;`) 私にはどストライクです(';ω;`) 数日間登場人物を身近に感じるくらいでした 純愛・・切なくて悲しい そして幸せとは何か・・・共に生きるって・・・ | ||||
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作者のデビュー作ということだが、何という構成力!読み手をぐいぐい引き込んでいく筆力!感情を大きく揺さぶられながら、読み進めることができた。 構成としては、連作短編集の形式を取ってはいるが、それぞれが独立した話で、登場人物がどこかで重なっているという、さりげない仕掛けが心憎い。 小さな田舎町に住む登場人物たち、それぞれが悩み、苦しみ、生きづらさを抱えながら、それでも生きている。作者の視点は限りなく優しい。どの話も、決して予定調和ではない、心のどこかに小さな希望の灯を灯してもらえたかのように、優しく読み終えることができる。 私にとっては、第3話「波間に浮かぶイエロー」がダメだった。心を鷲掴みにされた。感情を抑えることが出来なかった。途中、クスッと笑いながら読んでいたのに…。終盤、嗚咽を漏らしながら、それでも物語の中に引き込まれていた。 今、ちょっぴり生きづらさを感じている人たちに、この本を薦めたい。決して大きな力ではなく、そっと心に寄り添い、優しく背中を押してくれる、そんなあったかい一冊。 | ||||
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