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肩ごしの恋人



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【この小説が収録されている参考書籍】
肩ごしの恋人
肩ごしの恋人 (集英社文庫)

肩ごしの恋人の評価: 3.89/5点 レビュー 95件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全65件 41~60 3/4ページ
No.25:
(4pt)

おもしろかったです。

ただの恋愛小説ではなく、不倫やゲイなど少しドロドロした人間関係の中での、るり子と萌の友情などにとても引き付けられました。
出てくる人々の心情の移り変わりも読んでいておもしろかったです。
私はいつも最初が面白くないとたらたら読んでしまうのですが、この小説は最初から一気に読めました。
一気に読めるちょうどいい厚さもお勧めです。
肩ごしの恋人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:肩ごしの恋人 (集英社文庫)より
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No.24:
(5pt)

恋の季節

萌とるりこ。正反対の性格の2人の女性の仕事や恋,人生観を描いている。2人の日常を特別に取り上げているわけでもなく,かざらない優しい言葉で描かれており,どちらの女性にも共感がもてる。
正反対の性格の2人という設定ではあるが,お互いに相手の中に自分を見つけられるからこそ信頼できる関係で有り続けられるのだろう。
決して人がうらやむような恋をしているわけではないけど,恋する女性のごく当たり前の心の動きやなやみを明るく前向きに描いているところが,読み終えたあとのさわやかさにつながるのだと思う。
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No.23:
(5pt)

おもしろい!

おもしろくて一気に読めました。
萌とるり子の対照的な二人。ベタベタしてないけれど分かり合っている二人の友情がよかったです。
自立して生きている萌に好感を持ちましたが、欲望のままに生きているるり子もなぜか憎めずかわいかったです。
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No.22:
(5pt)

「るり子」と「萌」

27才の女性という微妙な年齢の対照的な2人の姿がおもしろいなぁと思いました。
「るり子」の女を徹底した潔い姿に脱帽します。
「萌」の冷静な物事をはっきりとする姿を尊敬します。
女だったら「るり子」部分も「萌」部分も両方持っているのだと思う。
ただ、人によってそれぞれの成分構成が異なって2つがうまくバランスをとりながらみんな生活しているのだと思う。
自分の幸せ探しの旅のような気がして、考えさせられてしまいます。
とてもよかったです。
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No.21:
(4pt)

”脇役”のひかるエンタテェイメント

”直木賞受賞作”ということで、(失礼ですが)普段ならタイトルからしても手にすることのない本だったと思うのですが、正直本当に面白かったです。主人公はもちろん2人の女性ですが、脇役の男性陣がいいです。柿崎、信之、崇、文ちゃん、リョウ、この5人が上手く絡んで舞台を観ているようなテンポの良さと爽やかさがうまれているのだと思います。直木賞ってエンタテェイメントだなと感心しました。
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No.20:
(5pt)

面白い

旅行のお供にでも、と買ってみて大当たりした作品。
 略奪愛、不倫、ゲイ...取り上げられているテーマは暗いものなのに、軽くて明るいノリで物語りは進んでゆく。ラストは予想を裏切られはしたものの明るく、希望をもって描かれている。難点は暇つぶしのために買ったのにも関らず、あっという間に読んでしまったために、暇がつぶれず、途中でもう一冊本を買うことになってしまったこと位か。
 ドラマ等でやってみても面白いかもしれない。
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No.19:
(4pt)

対照的な2人

るり子は、かわいらしくて、本能のままに生きている
ある意味、純粋な女性なのだろうと思いました。
現実の世界では、私はるり子のような女性は苦手ですが、
小説の中では、あどけなく、また、少しかわいそうに思えてきました。
それに対してもう一人の萌は、すごく忍耐強く、
相手を立てる反面、自分の気持ちに正直になることができないんだな
と、思う場面がいくつか見受けられました。
この全く対照的な2人の女性の考え方や価値観を感じることが
できること。そして、思いもよらない!?ストーリー展開。
ちょっと話が重くなるところもありますが、
面白く、かつ、深みのある小説だと思います。
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No.18:
(4pt)

かわいい女

るり子はいつも男によってのみ自分の存在価値を見出せない女だけど、それが全くいやみではなく、むしろ可愛らしいと思いました。いつも冷静な萌も最後の結末には大変驚きました。多少、内容が重いところもありましたが最後まで楽しむことができました。
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No.17:
(5pt)

肩ごしの恋人?

他にもこの著者の作品を読んだことがありますが、
この作品は他の作品に比べてずっと内容が濃い上、湿度が低いと思います。
物語の終盤の収束とスピード感も最高です。
恋愛小説というよりは、萌とるり子の人生ドラマ。
あまりにるり子のセリフがかっこよくて、小説では初めて私はドッグイヤー(気に入ったページの端を折る)をいくつもつくりました。
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No.16:
(4pt)

また作風に変化が出た1冊

第126回直木賞を受賞した作品。
女であることを最大の武器として、自分がいつも一番ということを
信じている「るり子」と、男っぽい性格でどこか愛を信じきれずに
いる「萌」と、対照的な2人について両視点から描かれた物語です。
性格は反対でも、幼馴染ということもあり、お互いを批判しつつも
仲が良い、2人の友情には羨ましさを感じます。
生き方については、2人とも偏りすぎているところがあって、同調
できる部分は少ないですが…。
氏の初期のだらだらした恋愛小説には物足りなさを感じ、最近の暗
く重い毒の入った作品にはどこか寒いものを感じていましたが、
今回のは両方がうまく取り入れられていて、もう少しと感じてしま
う部分もありますが、さっぱりとしたいい感じに仕上がっていると
思います。
ここでまた作風が変化するのか、これからの作品にも期待したいです。
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No.15:
(5pt)

まったく違う二人の友情

とてもサッパリとしていて爽快!という読後感でした。
この本では、全く違う二人の友情が描かれています。
素晴らしいですね。この二人をとりまく恋愛がとてもうまく描かれている。
脇役キャラもいい味出してます。
最後が本当にスカ!っとしていて気分爽快になりました。
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No.14:
(5pt)

人生悪くないかも、と思えた。

この本を枕元において眠るのは、最高の贅沢。
苛立ちながらも、るり子を憎めない。
萌の不器用さまで愛しい。
一生、読み返すことでしょう。
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No.13:
(4pt)

魅力的な主人公ふたり

唯川恵さんは女性の友情を書くのが上手い、と
いつも思っていたのですが、この作品では全く
違う、るり子と萌の友情を見事に書いています。
脇役の男性もなかなか魅力的で個性的で、話に
華を添えています。
唯川さんの作品の中で、これが一番好きです。
読み終わった後の爽快感も、一番でした。
どんなことがあってもくじけない、るり子と萌には
悩んでいる人も力づけられます。なんだか、前向きに
なれる元気をくれる本です。
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No.12:
(4pt)

恋愛小説....かなあ

帯には「驚きに満ちた新しい恋愛小説が誕生した」とある。恋愛している人物が主人公であるものを恋愛小説というならば、まあ恋愛小説の一部に入るのだろう(もしくはるり子と萌の間にある友情を「恋愛」と定義づけるならばこれは堂々たる恋愛小説である)。しかし、本書から「恋愛」が関連するエピソードを取ってしまえば殆ど何も残らないような気すらするにもかかわらず、私にとってこれは恋愛小説では無い。普通の人がポリシーを貫いて生きる小気味良さを書いた小説だと感じている。ラストもいいよ。元気が出る1冊である。
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No.11:
(5pt)

男性が知りえない女性の心理がわかる

「まさに本に惹きこまれるとはこのことだったのか」、読み始める前は全く予想の出来なかった感想が読み終えたあとに生まれた。
 文章も非常に読みやすく、更に視点が二人の主人公それぞれ一章ずつ交代するといった方法が使われており、いつの間にか次のページをめくっている状態に陥る。
 自分はこの作品に出会うまで、この様な小説を読んだことがなかった。だがこのようなすばらしく更に読みやすい作品と出会えたことで、自分の世界が今まで以上に膨らんだのは事実である。自分の中にある重い扉を開いてくれたこの作品、皆さんも読んでみてはいかかでしょうか。
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No.10:
(4pt)

男の目から

読み始めの頃は「萌=いい奴、るり子=悪女」という公式が出来る。けれど、読み進めていくうちに、あまりにも欲望に忠実な、るり子にあきれはてていたかと思うと、そのうちになんだか許せてきちゃう。最後には、「あっ、こいつすげーいい女じゃん!がんばれよー」なんて応援までしてる(笑)
 第一印象と物語が展開していって見える新しい面(第二印象?)とで印象が変わるなんて現実ではまぁ、あるけど本では初めての経験だった。唯川さんすごいなってあらためて思った本です。
 ちなみに萌とるり子のどっちがいいかときかれたら?
るり子と付き合って、疲れたら萌とはたまに浮気して......なんて男のエゴですね(笑)
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No.9:
(5pt)

大好き♪

唯川さんの作品マジですきっす(゚▽゚*)この本は見つけて
嬉しすぎて買ってしまったのですが、予想以上に素敵でしたよ☆☆
恋愛はなにかとハプニングがないと面白くないです(><)
乗り越えてつかんだもの、人が手に入れたくてもいれられないもの
そんなモノに優越感感じちゃいますよね?
そして、人がいらないものを、価値観がないものを手に入れたときの
むなしさ。結局自分が欲しいのはそのものではなくて
人から注がれる視線なのです。誰もが経験したことがあるはずの
気持ちをるり子は思いっきり生きてますよ♪
肩ごしの恋人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:肩ごしの恋人 (集英社文庫)より
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No.8:
(5pt)

好きになった

唯川恵さんの本はこの本が初めてでした。
はなしがやわらかくて、すごく好きになりました。
恋愛偏差値も毎回見てます。
原作のよさがよくでてると思います。
肩ごしの恋人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:肩ごしの恋人 (集英社文庫)より
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No.7:
(5pt)

元気になる

最初、文章の泥臭い感じが気になった。紋切り型の表現も目に付く。けれど、読んでいるうちにストーリーのパワーによってそんなことは気にならなくなっていった。読者を「えっ?」と思わせる技を持っている人だ。「どうして不幸を考えるのが現実で、幸せを考えるのが幻想なの? どうなるかわからないんだから幸せになることを考えていた方がいい」というような台詞を登場人物が語っていて、なるほど!と思った。元気をもらった。
肩ごしの恋人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:肩ごしの恋人 (集英社文庫)より
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No.6:
(5pt)

とってもいいっす!!

まず、第一に思ったのは読みやすーいという事。
るり子の超自分主義、萌の感情を知らず知らずに殺す事。
この二つがまじりあってはじめてこんな生き方したいなぁと思った。
どっちもいい生き方なんだけど、かけてる事があって補いゆく。
いい感じです。
肩ごしの恋人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:肩ごしの恋人 (集英社文庫)より
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