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ペンギンは空を見上げる



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【この小説が収録されている参考書籍】
ペンギンは空を見上げる (ミステリ・フロンティア)

ペンギンは空を見上げるの評価: 4.40/5点 レビュー 10件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

期待とは違った『夢と努力』

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

「地球は青かった。」に続く,もう一つの言葉に縛られた小学生の男の子の物語です.
(実際にはニュアンスや翻訳が違っていたり、ガガリーンの言葉ではないようですが…)

ただ,謳われている『夢と努力』は,転校生や家族とのわだかまりに割かれており,
葛藤や苛立ち,大人に諭される姿をはじめ,爽やかな読後感自体は悪くないのですが,
『ロケット製作奮闘記』的なものを期待していると,肩透かしを食らうかもしれません.

また,ボーイ・ミーツ・ガールの要素も含み,少女との出会いやぎこちない関係は,
縮まったかと思えば,離れてしまう様子など,オーソドックスで瑞々しくはある一方,
そのぎこちない雰囲気に隠された『仕掛け』には,前半から何とも言えぬ違和感があり,
『文庫版あとがき』でも触れられてはいましたが,好き嫌いが出るところになりそうです.

とはいえ,相手を批判する感情の正体への気付きや,下手に『数十年後』などを描かず,
自身の瞳で見た世界と向き合い,将来を見据える,タイトルの回収は良かったと思います.
ペンギンは空を見上げる (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:ペンギンは空を見上げる (ミステリ・フロンティア)より
4488020011
No.1:
(3pt)

感情移入できず

プロットもしっかりしているし、ラストにかけての伏線回収の展開も悪くないのだけど、肝心の登場人物達へ入り込めない。
それゆえ淡々と話が展開している。
評判が良かったから手に取ったことがハードルを上げていたかもしれないけど、もうひとつ。
ただ力はある作家だとは思う。
ペンギンは空を見上げる (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:ペンギンは空を見上げる (ミステリ・フロンティア)より
4488020011

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