■スポンサードリンク
青くて痛くて脆い
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
青くて痛くて脆いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全94件 61~80 4/5ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
キミスイのように最後に心情を爆発させるところが好きなのに、なんか、あっけなくて残念でした。 これが自信作なら笑ってしまいそうになります。キミスイはどこに消えたのか | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新刊が出てすぐに購入し読みました。 中間はかなりだれてきて、読む進めるのに苦労しますが、後半は一気に読んでしまいました。色々な意見はあるともいますが、終わり方はとてもよかったです。個人的には主人公と秋好がモアイを作って動き始める初期段階ぐらいまで、最初に話があった方が、より感情移入できたともいます。 基本的にはタイトル通りの話ですが、これはネットで安全圏から一方的に自分の正義を主張して攻撃する人たちのこと書いているのかなと思ってます。主人公は傷ついた秋好を見て、自分の間違いや罪に気が付くのですが、匿名のまましている人は、相手がどんなに傷ついて苦しんでいるかもわからず攻撃を続けている「青くて痛くて脆い」存在だと。人に向き合うことができないと、自分にも向き合えないと。 すでに50歳を超えましたが、若いころはこうだったなと思うのではなく、他人と自分の向き合えているのかを考えさせられました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
終盤の展開、秋好と楓の直接対決は読みごたえある。 今まで読んだ本の中で一番後をひいた! 君膵より好き! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
住野よるの『青くて痛くて脆い』を読みました。原作は未読なまま『君の膵臓をたべたい』の映画をみて感激しました。映画のほうは、主演の浜辺美波のすばらしさもあってのことだとは知りながらも、本作を手に取りました。少し、期待はずれかなぁ、という印象を最初に持ちましたが、よくよく考えると余韻の残る物語になっていますね。 特に前半が退屈。何故、楓がそうまでして「モアイ」を唾棄するのか、ちっともわからないまま、日常が語られる。物語の前半で、「あの時笑った秋好はもうこの世界にいないけど」と書かれており、『キミスイ』のこともあり、てっきり何かで秋好は亡くなったものと思っていたら、おっと、どっこい…と言う展開。ここからは、まぁ普通に読ませます。特に、大学を卒業して数年経ったと思われる最期のシーンはいいですね。 最初の感想は「最近の学生さんは大変だなぁ」というものです。いわゆる意識高い系でないと、まともに社会に出ることもできないのかなぁ、と思いました。私の時代(昭和50年代前半)とは大きく異なります。そうした若い人の今を写し取っているとも言える作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前、著書の「かくしごと」を読んで理解できないところがあって購入に迷いましたが、購入してしまいました。結論からお伝えすると個人的にはコチラの作品の方が好きです。ただ、展開によって文章の濃さがまだらなような気がしました。平坦なところは「暗くて、眠くて、辛かった」のですが、文章の濃さが爆発するところはタイトル通り「青くて痛くて脆い」でした。そして、場面が行ったり来たりする箇所が「んんん?」となったところもありました。欲望と無欲。理想と現実。理性と感情。正義と違う正義。対比しているのかわかりませんが、良かったです。ページ三分の二辺りから心を掴まれてグワーーーッと畳みかけられました。気づいたら涙。大学生くらいの年代なら共感しやすいのかもしれません。14ページ9行目の「残念そうな~」の「も」の文章表現にくぎ付けにされた。。他にも繰り返しの韻を踏んだ文章や心臓の比喩がコトバで遊んでいる感じが凄かったです!!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
娘に頼まれて、購入しました!自分は、読んでおりませんが、この作者さんが凄く好きな娘に喜ばれました!世のお父さん、本好きの子供さんには良いプレゼントだと思いますよ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
住野さんの作品は全て購入していますが、過去最高に、何度読むのをやめようと思ったか分からないくらい、前半は面白くありません。 読んだことのある方は分かると思いますが、住野さんの文章は別段上手くありませんので、平坦な日常的描写や進展のないストーリー等が多い前半は本当につまらなかった。 前半を読むのだけで一週間もかかりました。こんなにずるずると読んだ経験は初めてです。それほど読む気がそそられなかった。 ただ、後半からはまあ面白かったので、中断せずに最後まで読んで良かったとは思います。 ネタバレになるのであまり多くは語りませんが、今回も若者が共感しやすそうな心情や葛藤が多め。 感動してつい涙が出た場面もありましたし、確かになあと気付かされた部分もありました。 ただ、言いたいことはなんとなく分かるけれど、全体的に薄っぺらであやふや、ふらふらした印象。 テーマが確立しておらず、それっぽい言葉をずらずらと並べたような文章。 『また、同じ夢を見ていた。』までは本当に良かったのですが、それ以降の作品が、つまらなくはないけど正直微妙。 それを越える作品がひょっとしたら出るんじゃないかと期待を込めて毎度毎度買っていましたが、今回の作品でようやく諦めがつきました。もう買いません。 今後良い評判を聞きつけたらまた読みます。期待を込めた星四つで。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文章も下手ではない。 「君の膵臓をたべたい」もまあまあ良かった。 出だしはそれに続く喪失感がテーマを思わせて、村上春樹の喪失感に並ぶのか、と 期待を持って読んで、 この終わり方に絶句だった。 それはないでしょう、と何だか悲しい。 久しぶりにこの時間を返して、の思い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
キミスイが素晴らしかったので、その後何回か作者の本を読みましたが、その度にがっかりしました。今回は、と思って読み始め、つかみはよかったので読み進めていくうちに、またがっかり。時間を返して欲しいくらい。君の膵臓を食べたい、が一番良かったです。もう読みません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドキドキしながら吸い込まれるように読んでしまいました。人間らしい過ち。私も、人をどれだけ傷つけたのか… 青くて痛くて脆い感情になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
発想も貧困で、物語に何の盛り上がりもなく、何度途中でやめようと思ったかもしれないくらいにつまらない駄作中の駄作。 この作者は、新しい本を出すごとに内容のなさ加減がひどくなってくる。 読み終わっての読後感がありません(何も残らない)。読むだけ時間の無駄だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「君の膵臓…」に比べると失敗作… 最後の告白を盛り上げるために、途中の不愉快さを強調しすぎ。 ウジウジと理屈っぽく、後味が悪い。 「君の膵臓…」や「また、同じ夢…」は、いい作品なのに… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
近くの本屋でサイン本が買えるという情報を聞き、無事購入できました。当初は一冊くらい誰かのサイン本というものを持ってみたいという気持ちがあったのですが、しかしその気持ちは「この方の本を買って良かった」というもっと本に対しての敬意を持つに至りました。住野さんの本はこの本が初めてで、どういった作品なのかも不明瞭でしたが、買って良かったものだと読後に清い気持ちになりました。他の作品を買ってみたいです。 うっすらとネタバレかも? という感じのレビューです。 読了後の今から振り返ってみれば、内容としては、主人公とヒロインが可哀想なお話だなぁと個人的に思います。終盤、とある出来事を見て、「二人が自然に肩を並べて歩いて欲しいなぁ」という気持ちが湧きました。その意見は、平和主義という心から出たものではなく、そのほうが未来的に、また個人的にしっくりくる情景だと思ったからです。 「完璧じゃないのが当たり前の人間なんだこの人たちも」という致し方なさ、二人のとある失敗だって読んでいれば「そう思うに至るのも仕方ないよなぁ」という理由付け(しかし実際僕が二人の目の前に居たら、気分を悪くして追及してしまうかもしれない)、そして理想とは世の中に生まれた場合、その理想は「ああなってしまうのは仕方ない」と変わってしまうのもまた仕方なく……と、何もかもが「誰も悪くない、仕方ない」という自然の流れとして、読んでてただ悲しかったです。終盤の激しい二人のやりとりも、言葉がでなかったです。 ただ、その悲しい事の後に、気づけるものが一切ないなんて在り得えないので、僕はそうなるべくしてそうなったのだと、少し救われました。かなりダメージはでかいですが。払うものを払いつくして、マイナスにまで落ちて、手に入れたものは小さなことだったのかもしれませんが、僕としては価値がありすぎるものだとも思います。 総じて、読んで善かった。買って良かったものでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分の考えを改めさせられる本でした。共感できる部分も多く、楽しませていただいたのですが、最後は少し物足りない感じでした。その後を書いてほしいですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大学生が、自分が元いたメジャーなサークルを壊そうとする話。朝井リョウの何者のように、どこか不思議なんだけど徹底的に正直な一人称と、自分を信じることに勇敢で魅力的な人が多く出てくることで、忘れていた気持ちを思い出せる。読書の醍醐味が没頭とか、なかなかなかった感情を思い出すことにあるのだとすると、まさにそういう一冊。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
相手に対して知らずにやっていたことや、勝手に思っていたことが的を射ないことだったりすることがある。そんなときは話さないといけないよね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これは青年向けだなあ。幼い時分のほろにがの場合は壮年や老年でも移入できる気がするが、この手の青さは青さの欠片をお尻にくっつけてる世代の方が共感できると思う 恋愛ではないんだけど、たった一人の仲間が自分以外の方を向きだしたのにごねる、の感じは分かる気がした 更に、それを「恋愛だと思われる」のも凄く嫌なんだよね 好きは好きなんだけどそっちじゃない。そこは曲解されたくない の部分がピンポイントな共感でした | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「君の膵臓を・・・・」を期待して購入しましたが、全く別のもでした。 最後まで平坦で何を語りたいのか分りません。 大した盛り上がりもなく、なんだか書きたくて書いたというより書かされた感があり 読んでてシンドかった。 「君の膵臓・・・・」の時のようなアップテンポな物語ではなく、最後にもあの感動した様な どんでん返しも無く失望しました。 純文学に無理矢理に持って行こうと四苦八苦している感じに思います。 何の盛り上がりも無く、平坦な小説が好きな方には良いかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
※ネタバレなしです。 『君の膵臓を食べたい』に続き住野作品2作目の感想です。 ざっくり『君の膵臓を食べたい』と比較すると、 どんでん返しのような大きなことはなくじわじわと世界観を感じさせる だから途中まで読んだらどんどん先が読みたくなるような作品です。 私は詳細な世界観や知らない世界をいちいち説明されると「なんだかめんどくさいなぁ」と 思ってしまうタイプですが、本作は必要最低限の背景描写しか出てこなく登場人物の心情に 心を集中して読むことができました。とにかく読みやすかったです。 例えば、(舞台だけネタ明かしますが)学生生活を舞台で、 大学の立地、特徴、規模、偏差値ぐあい、など全く描写もなく、 主要な登場人物も片手あれば余るほどです。 個人的な感想は、私は80~90年代生まれですが、 こんな感じのこと周りにあったという経験で共感できる部分も多く 「物語」というより「友人の昔話」みたいに親近感を感じました。 そしてタイトル通り「青くて痛くて脆い」内容です。 ページ数は300ページほどありますが、会話主体の展開が多く思ったより あっさり読めると思います。 あなたは青春時代をどうすごしましたか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「君の膵臓を食べたい」の衝撃にやられ、本などロクに読まなかったにも関わらず、住野よるさんの作品は前作読破しています。 住野さんの作品を読んでいて思うのは、僕みたいに本慣れしていない若者にもとても読みやすい作品だと言うこと。文学小説には一見似付かわしくない若者特有の言い回しや、ごく最近世に現れた固有名詞がふんだんに使われていて、小説を読み慣れている人によっては稚拙と感じるかも知れませんが、感情移入しやすい一因となっていると感じます。 さて、今回の作品についてですが、個人的にはとても感慨深い物でした。というのも、僕は学生時代に「信頼とは期待ではなく、覚悟である」という考えを持ちました。それは僕の数年前の体験から得たものですが、本作ではそれに近いことが描かれていると感じたからです。 人は間違えながら大きくなります。その中で誰かを傷つけたり、傷つくことも沢山あるでしょう。それが原因で大切な人を失うことも。 誰しも一つはしたであろう、そんな過ちを二つの局面から細部にまでこだわって描き出している、少しえぐみがありながら、住野さん特有の少し儚げな爽やかさを感じるお話になっていると感じました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!