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凶犬の眼
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凶犬の眼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全86件 21~40 2/5ページ
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特に問題無しです | ||||
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話題を呼んだ前作「孤狼の血」の続編である。前作で大上刑事に育てられた若手巡査日岡は、その時の 行動を睨まれて田舎の駐在さんとして無聊を託っている。ただ、真面目過ぎる男であった日岡も大上の影響を 受け、この作品では最初からヤクザへの接触も厭わないヤクザっぽい警官の雰囲気を醸し出している。そして、 彼の前に現れた超大物ヤクザ国光。彼らの友情にも等しい仁義を通じて、日岡が成長していく過程を描いた 作品である。日岡は、その国光と盃を分かち合い、刑事でありながらヤクザと兄弟分となる。日岡のその 変わりようには些か驚いてしまう。だが、一つのキャラクターとして非常に魅力的になって来たことも事実。 この二作の後、「暴虎の牙」と言う作品が出て、三部作となるそうである。日岡がこのまま順調に警察と いう組織で何事もなくやっていけるとは誰も思わないだろう。大上のような悲劇を迎えるのか、あるいは それを乗り切るのか、楽しみである。 | ||||
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柚月先生による丁寧な文章のおかげで彼の元ネタとなった人物がリスペクトされていて良かったと思いました。 | ||||
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面白かったです。 | ||||
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孤狼の血の続編で期待したが、自分中でのイメージが違った | ||||
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まだ読んでいません。読んでから回答します。 | ||||
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前作とは趣きが異なり、淡々と進んで行くのかと油断していると、やはりそれは許してくれないようです(笑) 「静」の中からでもズンズン伝わってくる葛藤や煩悶に心が揺さぶられ、一転「動」の展開に驚き、ハラハラしてしまう・・なんとも楽しませてくれる作家ですね。 正直、この手の物語りはあまり好きでは無かったのですが、何と言えば良いのか・・殺したり殺されたりよりも、人間模様というか、人間の業が色濃く出てくる、その面白さと共に、さらには言葉のやり取りに小憎らしいぐらいのロマンがあり一種の心地良さも感じています。口惜しいことにどんどん嵌っているようですが、いろいろ考えずに純粋に楽しめば良いのでしょうね。シリーズ3部作の最後も楽しみです。 | ||||
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前作のキャラが引き続き登場しており、特に大上の相棒だった日岡が物語の主人公となっている。 再び暴力団の抗争が激化する中で、大上の跡目を継ぐように暴力団と渡り合いながらも清濁併せ持って成長する日岡の姿が熱い。 前作のように全編にみなぎる暴力の緊張感はないが、今回は(ややだれるが)牧歌的な田舎の駐在所生活から、少しずつ話の展開が早くなっていき、それぞれの人生が錯綜し決着していくラストまでの話運びは巧い。 次が本格的な「孤狼の血2」になるかな? | ||||
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素晴らしいよね、彼女の作品は8作目ですが1つもハズレがない。 | ||||
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とても、面白いです。 | ||||
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前作同様、昭和のノスタルジー溢れる作品。しかも田舎の駐在という立場で過ごすのどかな日常と、抗争、指名手配中の逃亡犯という対比に、緊張感が際立ちます。 国光が本当に魅力的で、彼と日岡の不思議な友情や昭和の極道ならではの義侠心に、とにかく痺れました。国光と舎弟達の関係も素敵です。井戸さんのおにぎり、食べてみたい! 前作よりトーンダウンしたというご意見が多いのですが、私はこちらの方が好きです。 兄弟、という呼び掛けに涙が出ました。 | ||||
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ホント、柚月裕子の作品は素晴らしい!女性が書いてると思うとなおさらギャップがあって驚かされます。 男っぽさの表現が半端ないね。 次の巻で完結するようですが2020年発売なのでオーディブル化はまだ先なのかな…。柚月裕子の作品を全部オーディブル化してくれ!それだけ面白いよ! | ||||
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柚月裕子先生大大大好きです。美人だし才能凄いし。 | ||||
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3部作を連続で読みたい本です。映画化も早く見てみたい。 | ||||
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『孤狼の血』の続編!上司ガミさんから託された、極道との関係を引き継ぐ刑事日岡の警察官として動き、考え、感情の表現、ストーリー、登場する極道たち!期待以上の内容でした。 前回のガミさんも凄かったが、若い日岡の人間性に、心打たれてしまった。 又しても、最後は涙、、、でした! 人間の生き方、色々あるんですね。 『暴虐の牙』、到着を楽しみにしています。 | ||||
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10年前から夫婦の好きな作者が共通になり 楽しんで読んでいます。 | ||||
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次が楽しみ。 | ||||
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「孤狼の血」以上ではないが面白く読める。例えば「仁義なき戦い」シリーズを何度見ても楽しめる人、ゴッドファーザーやレオンを何度見ても飽きない人。読んで損はないと思います。気がついたらその世界にのめり込んでいたことが、ある種、快楽の気分。時を忘れる、と言ったら褒め過ぎかな。しかし同じ著者の「慈雨」や「臨床真理」はあーまだまだだなという感じ。サスペンスものの作品の出来映えは宮部みゆきさんを基準にしてしまうので、柚月さんの更なる奮闘を期待いたします。 | ||||
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最後のどんでん返しが多少物足りないが、飽きさせない力作であった。 | ||||
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警察小説でありながらやくざ小説でもあった前作「孤狼の血」では、あまりの面白さに悶絶しそうになりましたが、本作には前作とはまた違った面白さがあります。 「孤狼の血」の第13章には年表が記されていましたが、本作の舞台はそのうちの「平成元年、日岡秀一巡査、中津郷地区駐在所に転属」時代を描いています。 前作で大上刑事に鍛えられた日岡秀一が、県北の僻地の駐在所で勤務するなかで、敵対する暴力団組長を暗殺して身を隠していた国光寛郎と出会ったことから動き出した歯車の力により、巡査部長に昇任し再び暴力団係に舞い戻るまでが描かれています。 「孤狼の血」では、市民を巻き込む大規模な抗争を防ぐという「正義」のためには違法行為も許されるのかということを問題提起し、正義の価値観を問いかけた傑作でしたが、本作では「仁義」の価値観を強く取り上げており、それが前作の感触と大きく違うところです。 国光寛郎は暴力団員ではあるものの、人間味に溢れ、組員から強く慕われています。そんな国光がもっとも重んじるのが「仁義」というもの。国光はその「仁義」により大規模抗争を収めようと考える。そんな国光の姿勢に敵対する暴力団幹部からも「国光は男やな」という声がでるほどである。 本作は、そんな暴力団員国光と警察官日岡の関係がとにかく熱く痺れます。 前作同様、広島弁のやり取りが心地よいこのシリーズ、ついに今年2020年3月27日にシリーズ三作目となる「暴虎の牙」出版されました。 本作を読んだらもう、次回作を読まずにおれません。これから早速新作に取り掛かります。 | ||||
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