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誘拐犯はカラスが知っている: 天才動物行動学者 白井旗男
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誘拐犯はカラスが知っている: 天才動物行動学者 白井旗男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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もともとyomyom pocketとPOLAアプリに連載されたもの。 警察小説と動物ものを混ぜ合わせたようなミステリだ。カラスの習性から誘拐された被害者の居場所を突き止めたり、鳩の行動のちょっとした違和感から盗品を探し出したり、馬を使ったトリックが披露されたり。 動物の行動/習性についての蘊蓄がこめられており、おもしろい。ミステリ部分にも存分にいかされている。ただ、かなり強引というか無理を感じる箇所も多い。 それにしても、著者はすっかりふつうのミステリ書きになってしまったなあ。 | ||||
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まず,ヒロインの関西弁について,誰も指摘をしなかったのかというレベルの酷さで, 経歴を拝見する限り,著者は関西にゆかりのある方のはずだけに大きな疑問が残ります. なお,中身の方は動物の珍しい習性や話など,期待をされる部分はおおよそ満足で, 時にユーモラスなやり取りを交え,それらを事件や解決に繋いでいく様子はスムーズ. ただ,スムーズ過ぎるとでも言いますか,それありきの経過,つまりは動物たちに映り, 確かに辻褄は合うのですがかなり都合も良く,ミステリ的な面白さという点では今ひとつ. また,主人公が世捨て人同然となり,合間合間で挟んできた彼が抱える事件にしても, 思わせぶりに引っ張った割にはあっさり,そしてこちらも都合良く解決した感は否めず, しかも最後の話にくっつけたことで,漂っていた添え物感がさらにを強調された印象です. 元々,扱いがわかりづらい問題でしたが,せめてエピローグなど『別の枠』を用意し, それまでとは区別を付けて欲しかったところで,何とも締まりの悪い最後に感じました. | ||||
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