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誘拐犯はカラスが知っている: 天才動物行動学者 白井旗男



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誘拐犯はカラスが知っている: 天才動物行動学者 白井旗男の評価: 2.43/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

動物を知ることで

もともとyomyom pocketとPOLAアプリに連載されたもの。
 警察小説と動物ものを混ぜ合わせたようなミステリだ。カラスの習性から誘拐された被害者の居場所を突き止めたり、鳩の行動のちょっとした違和感から盗品を探し出したり、馬を使ったトリックが披露されたり。
 動物の行動/習性についての蘊蓄がこめられており、おもしろい。ミステリ部分にも存分にいかされている。ただ、かなり強引というか無理を感じる箇所も多い。
 それにしても、著者はすっかりふつうのミステリ書きになってしまったなあ。
誘拐犯はカラスが知っている: 天才動物行動学者 白井旗男 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:誘拐犯はカラスが知っている: 天才動物行動学者 白井旗男 (新潮文庫)より
4101212910
No.1:
(3pt)

ヒロインの関西弁が酷すぎる

まず,ヒロインの関西弁について,誰も指摘をしなかったのかというレベルの酷さで,
経歴を拝見する限り,著者は関西にゆかりのある方のはずだけに大きな疑問が残ります.

なお,中身の方は動物の珍しい習性や話など,期待をされる部分はおおよそ満足で,
時にユーモラスなやり取りを交え,それらを事件や解決に繋いでいく様子はスムーズ.
ただ,スムーズ過ぎるとでも言いますか,それありきの経過,つまりは動物たちに映り,
確かに辻褄は合うのですがかなり都合も良く,ミステリ的な面白さという点では今ひとつ.

また,主人公が世捨て人同然となり,合間合間で挟んできた彼が抱える事件にしても,
思わせぶりに引っ張った割にはあっさり,そしてこちらも都合良く解決した感は否めず,
しかも最後の話にくっつけたことで,漂っていた添え物感がさらにを強調された印象です.

元々,扱いがわかりづらい問題でしたが,せめてエピローグなど『別の枠』を用意し,
それまでとは区別を付けて欲しかったところで,何とも締まりの悪い最後に感じました.
誘拐犯はカラスが知っている: 天才動物行動学者 白井旗男 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:誘拐犯はカラスが知っている: 天才動物行動学者 白井旗男 (新潮文庫)より
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