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語り屋カタリの推理講戯



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【この小説が収録されている参考書籍】
語り屋カタリの推理講戯 (講談社タイガ)

語り屋カタリの推理講戯の評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

ハウダニット、フーダニット、……ウェンダニット!

殺人さえも見逃す非道な運営の主催するゲームに参加した少女ノゾムは、カタリと名乗る謎の男から推理のレクチャーを受ける。5W1Hに対応する謎解きに関する講義は解りやすく、ミステリ初心者はもちろん、ミステリ通も唸らせるところがある。
各短篇のトリックも趣向を凝らしてある。大掛かりなトリックが好きなのでとある短篇が個人的に好みだった。
語り屋カタリの推理講戯 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:語り屋カタリの推理講戯 (講談社タイガ)より
4062941090
No.1:
(2pt)

足りない説明に物語も謎解きも掴みきれないまま

著者の作品に多く見られる痛快さはなく,少し『異質』というのが率直な印象です.
特に全てにおいて説明が足りず,物語としてはいきなりその場所に放り込まれて困惑,
謎解きも事件がポンと与えられ,ミステリ終盤の推理と解決篇だけを見ている感覚です.

このあたりは好みもあると思いますが,自分には背景や合間のストーリが必要らしく,
カタカナ表記のプレイヤーネームや,主人公二人以外が篇ごとに入れ替えられる構成も,
それぞれのキャラクタややり取りが見えづらく,最後まで中には入っていけませんでした.

また,設定周りとは正反対に,これでもかと言うほどに語られる推理講戯(講義)は,
論理も含めて興味深いものの,男が一人の少女に可能性を見出した理由がよくわからず,
どうしても目が滑りがちとなり,残念ながら全てを理解,楽しむことはできませんでした.
語り屋カタリの推理講戯 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:語り屋カタリの推理講戯 (講談社タイガ)より
4062941090

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