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(短編集)
刑事の怒り
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刑事の怒りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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小説の内容評価ではありません。商品としての外観のことです。 中古本で商品としては「良い」となっていたと記憶していますが、きれいでした。 | ||||
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夏目刑事シリーズ4冊目。今回も短編だが、やっぱり短編がいい。 特に「生贄」と表題の「刑事の怒り」は、最後の捻りが利いていて、予想通りには終わりませんでした。 どの編も、若い犯罪者側の心の傷に深く切り込み、事件を紐解く心理ミステリー。 読みごたえありました。 | ||||
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面白くてすぐ読んでしまいました。 | ||||
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何せ読みにくいのです。あっちこっちに話が飛びます。ページをめくると「登場人物」が突然変わります。あの事件はどうなった?と思うと、とんでも無い所に再現されます。若い作家さまかと思いましたが、そうでもありません。「小さな事」に疑問を持ち、事件を解決する「夏目信人」刑事には好感が持てますが。「事件解決後」の余韻がありません。薬丸氏の「面白そうな」タイトルの本が多数ありますが、この調子でダラダラ書いてあるかと思うと、「読みたい」という意欲がわきません。 | ||||
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刑事という職業の人がこんなに優しい心を持っておられて。なんかとてもほっころしました。夏目さんシリーズ、大好きです。 | ||||
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特になし。 | ||||
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もう、テレビドラマは、終了したが、椎名結平の、顔を浮かべながら、読み進める。 | ||||
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目下、薬丸さんにハマり中であるが、本作品をシリーズものとは知らずに読んだ。 読了後にシリーズものと知り(本作品はシリーズ四作目)全部読みたいと思った。 短編連作の形であるが、事件が世相を反映したものであるほか、夏目刑事のキャラがとても良い。 | ||||
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被害者、加害者の想いを見つめてきた夏目刑事のシリーズ第4弾。 今回は4つの短編集だが、どの事件にも隠された真実が存在しており、それをどう見つけていくのかが読みどころとなっていた。 個人的には「生贄」と「刑事の怒り」が好きだった。 「生贄」は強姦にあった女性が自らの事件と罪を告白する話。しかし、その裏には悲しい真実が隠されていた。 「刑事の怒り」は意識障害で自分で身体を動かすことができない患者の介護の現場で起きた事件。自殺幇助なのか殺人なのか。自分の娘が死を望んだらどうするかを考えながら苦悩する夏目の想いが伝わってきた。 本書では10年間寝たきりだった絵美ちゃんのリハビリの様子も描かれている。今後どうなっていくのかも楽しみに待ちたい。 | ||||
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4つの短編で構成されていますが、タイトルにもなっている『刑事の怒り』に関しては、夏目刑事にもっと怒りを表現して欲しかったなと思いました。このタイトルにするには怒りの表現が物足りなかったのが少し残念。 ただ、扱う事件と、事件の向こう側のやりきれない痛みの描き方はどれも見事であり、 特に、僕にとっては最も許せない性犯罪を扱った『生贄』の出来映えの見事さは圧巻でした。 性犯罪被害者の地獄の痛みと後遺症と世間からの白い目と、世間に伝えたいメッセージを見事に表しつつ、 同時に一般男性側の声に挙げられない考えも見事に伝えていました。 この作品の女性被害者方の考えでは、『レイプ内容のアダルト動画』を見て楽しむ男性も『悪』と断罪していましたが、 同じ男性として言える事は、『レイプ内容のアダルト動画』を楽しむ=悪ではありません。 確かに 『レイプ内容のアダルト動画』を楽しむ心が膨らみ過ぎて実際に性犯罪する犯罪者はいるでしょうし、『レイプ内容のアダルト動画』で描かれる虚構を現実と勘違いして加害者や二次加害者となる場合も有り得ます。 しかしながら同じく、『レイプ内容のアダルト動画』をあくまで虚構のものとして楽しむだけに留まる男性もたくさん存在しており、そういう男性を悪としてしまうと、殺人鬼の恐怖や強さを楽しむ様々な作品を楽しむ人々も悪となってしまいます。 (ただ個人的には、嫌がる女性をレイプし続けるアダルト動画なんて、虚構といえども理解出来ませんが) 故に、=悪としてはならないというメッセージを含む内容に仕上げた事は素晴らしいですし、 それでも同時に=悪とまで思ってしまう性犯罪被害の地獄を示した点も素晴らしいと思います。 ただ、残念な事に短編の弊害としてテーマをきちんと説明しきれたとまでは言えず、読者の中には『いくら被害者とはいえ、考えが極端過ぎて理解出来ないし怖い』と感じる人がいるのでは?という懸念があり、出来れば長編できちんと性犯罪を描いて欲しかったなとは思います。 それでも短編集としては見事ですし、量も少なくて読みやすいので、薬丸さんの入門編としては最適かなと思いました(^-^*)/ 是非試しにオススメしたい作品です! | ||||
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夏目シリーズは全部、読んできましたが、刑事のまなざしから読まれるといいと思います。理由は、オムライスと言う短編の本当の 結末が分かるからです。ただ、夏目刑事のキャラが、だいぶと変わってきてますし、オムライスの話はどこにも救いがなかった。 | ||||
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遷延性意識障害の娘を介護する夏目夫婦の犯人に対する憎しみは「ふたりで克服できた」(P112)と言っても容易なことじゃない。 だから、表題作の「刑事の怒り」で犯人に向けた怒りは、このシリーズを読んできた<ねむり菩薩>にも痛いほど良く分かる。 それでも、夏目信人という刑事は「あなたのせいで性犯罪の被害を減らす機会が失われた」(P125)という<性犯罪の被害者でもある加害者>に対して深く頭を垂れる人なのよ(「生贄」)。同じ人間として、その誠実さに胸を揺すぶられたわ。 薬丸岳さんという作家は、人間という存在を、善悪という基準を超えてまるごと理解できる<振幅の大きなひと>なのね。タダのミステリーじゃないわよ。おススメ(^_-)-☆ | ||||
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「夏目さん」いいですね。人間の闇と光が交差する瞬間命の尊さを感じます。 | ||||
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刑事・夏目信人シリーズ第4作目。テレビドラマ化もされている人気シリーズの刑事小説。ただ、犯人探しの妙味やサスペンス感を味わうタイプではなく、その事件の奥に潜む人間の哀しさや遣る瀬無さに焦点をあてた人間ドラマの濃いミステリー。 40~100頁程度の全4短編で構成。どの事件も濃淡はあれ題材に社会問題を取り上げており、『黄昏』や『異邦人』は人の優しさを、『生贄』や『刑事の怒り』はまさに怒りをテーマに、その問題に潜む闇の部分を読者に強く訴えかけている気がします。 | ||||
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薬丸岳を読んだ事が無いなら、ぜひ。素晴らしい作家のひとりです。薬丸岳はミステリー作家で、医療系だったり、夏目刑事シリーズのような警察小説も書きます。夏目刑事シリーズの中には、連続TVドラマになったものもありますね。「刑事の怒り」は、夏目刑事シリーズの短編集。 薬丸さんの本の特徴は、人に対する優しさ、愛ですね。重厚な社会テーマを扱っていることも多いです。 この短編集も、薬丸岳さんの良さ満載でした。 | ||||
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主人公やコンビの刑事の抱えている問題やトラウマと事件をリンクさせる展開なので、今までの見守る感じが薄れた分、読んでいて多少の違和感は残ってしまった。その方向性がタイトルにも表れていると思うが、それについていけるかどうかが楽しめるかどうかの分かれ道な気がする。 | ||||
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とても人間的で、本質を見抜く目があり、弱きを助け、強気をくじく。本作も読みごたえ十分。絵美ちゃん早く元気になってほしいです。 | ||||
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刑事夏目シリーズの4作目です。 4つの短編が収録されています。 3つは雑誌に掲載されていたもので、 表題にもなっている「刑事の怒り」は書き下ろしとなっています。 どのエピソードもなかなか良かったです。 そして何よりも夏目の娘さんの回復ぶりが地味に嬉しかったです。 | ||||
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現代社会の今問題になっていることばかりがテーマ。考えさせられた。夏目シリーズは外れなし。読む価値あり。ただし夏目シリーズにしては物足りないかも。ほかの今までのシリーズのほうがおもしろかった | ||||
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