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消えた玩具屋



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消えた玩具屋の評価: 3.33/5点 レビュー 3件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

英国伝統の「から騒ぎ」

「お楽しみの埋葬」と並ぶ作者の代表作。クリスピンの特徴は、伝統あるイギリスの(ミステリの冠の付かない)教養小説のような文体で物語を綴りながら、最後で上へ下への大騒ぎを繰り広げる落差感である。
その騒ぎもアメリカ流のスラップスティクス流ドタバタではなく、牧歌的で明朗なものである。本作も事件の進行そのものよりも、最後に待っている「から騒ぎ」が読み所となる。イギリスのケンブリッジやオクスフォードのような田舎の大学町が持つ、伝統と明るいユーモアが楽しめる佳作。
消えた玩具屋 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 283)Amazon書評・レビュー:消えた玩具屋 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 283)より
4150002835

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