鑢
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
鑢の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
終盤の解決編までが冗長すぎて読む続けるのに苦労した。恋愛部分も幼稚で野暮ったく興ざめであった。人物像も深みがなく犯人像や動機等の心理的部分も表面的で魅力に乏しい。ゲスリンも自意識過剰ぶりが鼻に付き感情移入できなかった。 ただ解説でも述べられているが終盤の解決は演繹的でありエラリー・クイーン以前のものとしてこの作品が「里程標的」と言われるのは納得できる。ただ、こじつけという感もありこの部分もそれほど興味を持続できなかった。なお、小林晋氏による解説が秀逸である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本作が発表された1924年は、本格推理作品がようやく続出してきた時代で、この頃はクリスティーとクロフツ、ドロシー・セイヤーズ以外で本格推理作家と呼べる作家はおらず(イーデン・フィルポッツもいるが、本格推理作家と呼べるかどうかは疑問)、クイーンやカー、ヴァン・ダインなどはまだ登場していない。 本作は非常に緻密な論理構成が展開される本格推理作品のお手本のような作品である。ただ、あまりにも緻密すぎて、解決編の説明についていくのに一苦労する。それまではなかなか楽しめたのだが...。 なお、冒頭に「誰が殺したコックロビン(駒鳥)を」のマザーグースが掲げられているが、ストーリーとの関係は薄く、探偵役のゲスリンが心の中で勝手に被害者をコックロビン(駒鳥)、犯人をスパロウ(雀)に例えているだけである。 それと、作品中に「花粉症」が出てくるのに(そんな昔からあった病気なのかと)ちょっと驚いたが、どうも作品中の「花粉症」は一般的によく知られているくしゃみ・鼻水のそれではなく、花粉アレルギーによる喘息のようである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今は忘れ去られたも同然ですが、本格の成り立ちの上ではどうしても押さえておかなきゃならない作品。 ただ、サスペンスというか、起伏に乏しく、やや単調なのが難。 丁寧な伏線に基づく謎解きも良いのだが、いかんせん退屈な感じが……。 解決編を読んでいて寝てしまったのはこれぐらい……、すまん。 ただ最近の退屈系の新本格に馴れている人なら楽しめるはず。丁寧な伏線がグッド。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今は忘れ去られたも同然ですが、本格の成り立ちの上ではどうしても押さえておかなきゃならない作品。 ただ、サスペンスというか、起伏に乏しく、やや単調なのが難。 丁寧な伏線に基づく謎解きも良いのだが、いかんせん退屈な感じが……。 解決編を読んでいて寝てしまったのはこれぐらい……、すまん。 ただ最近の退屈系の新本格に馴れている人なら楽しめるはず。丁寧な伏線がグッド。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|