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ランナー
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ランナーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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スポーツ小説かどうかは、ともかく、家庭内の問題がずっと話の中で流れているにも、関わらず、物語の最後に、その問題が、きちんと収束せず、本当にそれでいいのか? と激しい疑問が残る。ランナーとして長距離走ることより、家族の問題が大きすぎて、そこを雑に終わらせたことが不快。杏樹ちゃんは、結局それできちんと幸せになれますか? | ||||
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ほかの方も書かれていますが、この小説はスポーツ小説ではありません。スポーツものを期待している方は読んではいけません。主人公やその家族の内面の葛藤を描いたものです。私小説のフィクション版みたい。読んでいる間中、ずっと暗くなりました。スポーツ小説の清々しさや、読み終わったときのさわやかさ、感動もありません。作者の代表作の「バッテリー」もそもそもスポーツ小説ではありませんでしたが、「バッテリーを超える」というPRのキャッチにだまされてしまいました。作者のファンの方には申し訳ありませんが、この評価としました。 | ||||
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私は、ランナーという陸上競技を連想させるこの題名にひかれて買ったのですが 題名にするほど物語の中に陸上の事が書かれていなかったのが残念です。 陸上の話。というイメージを持たずに読み始めればまだよかったかもしれませんが・・・。 私的にはもう少し陸上の試合の場面や様子の事が書かれていたらなぁ・・・と思います。 | ||||
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出だしでは、スポーツ小説らしい爽やかさを期待しながら、読み始めた。 走ることの美しさ。自分の中の余計なものを振り払い、剥ぎ取りながら、小さな自我の核となる快感。 そして、失敗。再びスタートに立つことへの恐怖感。落ち着かない家庭環境の中での悲壮感。誰かに頼ったり甘えたりすることができず、意地を張るしかできなくて増してゆく孤立感。それでもなお、あきらめきれない。 主人公の碧李の息詰まる心情は、少年を描きなれている作者らしい。 しかし、途中から、作者が女性の書き手であることを強く意識させられた。 陸上部のマネージャーの杏子の、主人公の母親である千賀子の、その情念が際立って生々しく、物語が進むにつれて主人公がかすみそうなほどだ。 そこを踏まえると、この本を、どれぐらいの世代の人に勧めていいものか、困惑する。 少なくとも、スポーツが主題の小説を思って読まないほうがいい。 田中雅美氏の解説によってようやく補完されているような印象が残った。 | ||||
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「バッテリー」、「一瞬の風になれ」を経てこの本にたどり着きました。 タイトルのとおり陸上競技がテーマということで期待しましたが、 そもそもテーマと内容が違うなあということと、 致命的なところは球技であれば「試合」という表現を使いますが、 陸上競技では「試合」という言葉を使いません。 「試合」ではなく「大会(又は記録会)」ですよね。 陸上経験者だとその表現に違和感を感じてしまいました。 悪評でしたが、あさの先生は好きな作家の一人ですので、今度は他の作品を読んでみたいと思います。 | ||||
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作者の小説は初めて読ませていただきました。有名な「バッテリー」の作者ということで、大変期待して読ませていただきました。しかし、陸上競技の小説だと思って読むと当てが外れます。家族の葛藤が主題では、と思えるくらい走っている場面は少ないです。文庫の解説を競泳の田中選手が書いていますが、「ランナー」ではなく「スイマー」で、水泳選手の話でもよかったのでは、と思える小説です。なぜ「ランナー」だったのか、あさのさんにお聞きしてみたいです。 | ||||
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ランナーというタイトルに惹かれて購入しましたが、それに関してはランナー?て感じで陸上とはさほど関係ない、というか陸上である必要がなかったかなと(^ω^;) 主人公が走りが好きてだけです 確かに人間描写、特に友人関係はほっこりする場面が多いんですが家族間のやり取りや発言が少し不自然かなと 特に妹の台詞 ふつうこんなことあるか?言うか?みたいな 重松清の後だったので余計にその辺の粗さ?が気になりました 私的にはもっと具体的に練習やレースを描いて欲しかったです ラストもさぁいよいよランナーの出番だ!てとこで尻切れトンボな感じで終わってて…(^ω^;) せめて直近のレース結果まで書いて欲しかった | ||||
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表紙を見て、陸上競技の青春小説だと思い、思わず買って読みました。が、中身は複雑な家庭問題が中心でした。「一瞬の風になれ」を読んだ後の衝動買いを反省しています。 | ||||
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