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(短編集)

きのうの影踏み



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【この小説が収録されている参考書籍】
きのうの影踏み (幽BOOKS)
きのうの影踏み (角川文庫)

きのうの影踏みの評価: 3.26/5点 レビュー 23件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.26pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 1~20 1/2ページ
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No.23:
(4pt)

印象が強烈だった4編、これらのためだけでも買う価値があった

ジャンル的にはホラーになるでしょうか。
辻村さんの長編はどーんとくる重厚な力作が多いですが、短編はやはり少し軽い感じです。
それでもただ短い軽いだけでは終わらないというか・・かなり気味悪い話が多かったです。

特に印象的だったのは
「十円参り」女同士の友達づきあいの怖さがよく出ています。女性だったらよく理解できるでしょう。
「手紙の主」得体のしれないものがだんだん近づいてくるという怖さ、これはかなり不気味な話です。
小野不由美さんの短編で、時々近所で見かけ害はないと思っていた死霊のようなものが、雨が降るたびに近づいてきているのに気がついた、そしてそのたびに死人がでている・・という話がありました。あれと似た背筋にくるようななんともいえない怖気を感じます。
「だまだまマーク」大人は見過ごしても子供だからこそ気がつくことがある、ひっそりと潜んでいる怪異が怖いです。
「噂地図」学内で、内容が微妙に変わりながら伝わっていく噂。その元をたどる地図を作るのが流行する。それにはルールがあって「決して途中でやめてはいけない」やめた人には悪いことが起こるから。
この4編は文句なしの星5つで、これらを読むためだけでも買ってよかったと思いました。

あとはショートショート的な短いものや、最後がぷっつりと終わって読者の想像にゆだねたようなものが多く、それらは余韻を持たせるための短編のテクニック的な感じがしてしまいました。
ただ、日常がいつからか、どこからかわからないまま異様なものに変容していたという話が多く、めまいがするような気味悪いものが多かったです。気味悪いと感じさせるだけでもホラー作品として成功ではないかと思いました。総合的に星4つで。
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No.22:
(4pt)

いいです

いいです
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4041032075
No.21:
(4pt)

ホラーと思ってなくて…

1話目を読んで、怖さは感じなかったのですが、ふと裏表紙の説明とレビューを読んで、2話目の途中から読むのをやめてしまいました、、、
ビビリなのでおもしろそうなのに先に進めないのが残念です。
ホラーが大丈夫であれば、楽しめるかと。
なので4で。
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4041032075
No.20:
(5pt)

ファンです

内容は、苦手なホラーでしたが、辻村深月ファンとしては全作品を読みたいために購入しました。
中古でしたが、とても綺麗な状態で包装もよかったです。
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No.19:
(4pt)

世にも○妙な物語

「世にも○妙な物語」の、作品と作品の間のちょっと短めのドラマに出てきそうなお話。
オチがない、現実と夢の狭間、霊界と人間界の狭間、白と黒の狭間。
お昼ご飯をたくさん食べて午後の眠気の中この本を読んだので、とても不思議な気持ちになりました。
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No.18:
(2pt)

恐怖を味わえない怪異譚

全13作品からなるショート・ショート集。母となった著者の思いが色濃く反映されているようだ。

怪異譚がテーマだが、ごく短い作品で、読者に恐怖を味あわせるほどのオチをひねり出すまでには至ってはいない。誰もがチラリと頭をよぎりそうな、もしも咄とでも言おうか。幻想譚らしき作品も、オチを曖昧して雰囲気をなぞったようで不満が残る。

そんな中にあって、少女たちの呪いの果ては「十円参り」、噂の真相を偽った時「噂地図」の二作品は、新鮮ではあった。自分のもしも咄のレパートリーにはないだけなのかもしれないが。
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No.17:
(4pt)

日常に潜む怪異

ホラーと聞いてゾンビ物やスプラッタなどを想像する人には向かない本だと思います。
どんな化け物や幽霊が出てきて、どんな大きなパニックを呼ぶのか。その正体はなんなのか。1から10まで知らないと気が済まない人には物足りなさがあると思います。

私個人としては「得体の知れない何か」が日常の中にひっそりと溶け込んでいる不気味さや後味の悪さが気持ち悪くて最高でした!
本当に怖いものって正体が分からなくて、対処法も何も分からないうちにただ巻き込まれてしまうから怖いのかも。
「十円参り」「手紙の主」「スイッチ」「だまだまマーク」「噂地図」あたりが面白いです。
主人公や周りの人間が死ぬとか、大きな展開があんまりないのも、余計に「ひょっとしたら知らないだけで身近に潜んでいるのかも」と思わされてなんだかリアルでした。
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No.16:
(4pt)

良かった

良かった
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No.15:
(2pt)

意表は突かれたけれど。

「凍りのクジラ」、「ツナグ」、「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」と読んできて、かなり期待値が高まっていただけに、え?これって、本にするほどの内容?って感じでした。辻村さんは書きたくて仕方なかったのかな?
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No.14:
(5pt)

ホラー短編集

これは、長編が評価されることの多い辻村深月では比較的珍しい短編集だ。ありふれた日常に潜んだ不可思議・違和感を取り上げ、ちょっとしたホラーにしたてている。作家へのファンレター話「手紙の主」、山梨舞台の「私の町の占い師」、妊婦の「丘の上」や「やみあかご」は、実体験からの話かもしれない。やや煩雑な印象があるが、それぞれ違った味わいがあり楽しめる。珍しく「オレ」の一人称で綴られた「スイッチ」では、少女の「私と一緒にここで降りるのと、私があなたの駅までついていくのと、どっちがいいですか」セリフがじんわりと耳に残る。正統派ホラー(?)の「タイムリミット」と「ナマハゲと私」はラストが良い。「噂地図」では主人公に下された罰が絶妙、「メジャースプーン」での命令文を連想した。最も気に入ったのは「だまだまマーク」、表題ネーミングセンスは流石だ。
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No.13:
(3pt)

考察が好きな人には良いかも

全体的に不完全燃焼感が否めない。
1話目の「十円参り」は意味がわかると怖かったが、他は読者の想像に任されているところが多く、解釈に困る点もある。

暇な時に思案しながら読む分には良いが、忙しい人は別の本を読んだ方がいい気がする。
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No.12:
(1pt)

きのうの影踏み

なんか、尻切れトンボなお話ばかり。芦田愛菜さんがオススメしていたので読んでみたけどイマイチでした。
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No.11:
(4pt)

人を選ぶ作品。

期間限定リバーシブルカバーにつられて購入。 店頭だけの仕様?

不思議でちょっと怖い短編が13編。
ほぼほぼオチはなく、結末は自分で想像するしかない。
結末がしっかりしていない終わり方が苦手な人には全くもって不向きでしょう。
座りが悪い感じがして。
まぁ、この手の話はそう言ったものがわりとあるのが当たり前の部分はありますが。

しかし、夢の話については色々と想像力を掻き立てられます。
夢の解釈に正解などありませんが。

はっきりとした結末を求めない、その後を自分で自由に想像したい人には向いているかと。
私はさらっと読めて良かった。
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No.10:
(4pt)

辻村深月さんが愛する怪異の世界を静かな抑制された筆致で描き切った13編の傑作集。

若干話が脱線しますが新元号「令和」は万葉集の大昔に一気に先祖返りしたような印象で平成から身が引き締まる思いになりつつ同音異義語「霊話」の連想から少し畏怖の念を感じた今の心境にピッタリの読書でした。辻村さんが登場する「私の町の占い師」を読んで田舎で暮らす私は怪異に真摯に向き合う心掛けが大切だと痛感しました。一番怖かったのは「だまだまマーク」で全体的に無慈悲で残酷な物が多いですがラストの「七つのカップ」には唯一救いを感じましたね。
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No.9:
(1pt)

気持ち悪いだけでつまらない。人によってはトラウマになる話も。

ホラーというより不思議な気持ち悪さがあって、後味が悪く、オチもあったりなかったり。まるで実体験談のようにすすむところは良いけど文章がイマイチ。まだ「かがみの孤城」のほうが良かった。
辻村さんを敬読してる方もいるが、よさが私には分かりません。好きな人は好きなのかもしれませんが、あまりにストーリー性も文章も好みでないので、普段から原田マハさんや、宮部みゆきさんレベルを読んでいる方には物足りないかと・・・。

わざわざ買うより図書館で借りるレベル。

量としては、3ページ程度の短編が入っているので、移動中の読書としてオススメなのかもしれません。
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No.8:
(2pt)

落ちがないもの多数

短編集だが、きっちりオチまで面白かったのが3つだけ。途中までは楽しめて、オチがなく(ぼかしただけ、連載打ち切り漫画のような感じ)が何本か。小説なのか、エッセーなのか、よくわからないのも。よくわからないのを除けば☆3つ。
面白かったものも、この作者の作品にあるような心がえぐられるような描写もないし、ショートショートというか。
小説読みたいけれど、ちょっと疲れるのは読みたくないというときに読んでみては。
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No.7:
(3pt)

kindle版が二重価格状態になっています。

この本は、同じ出版社から文庫版が2018年8月25日に出版されました。が、kindle版は、2018年9月14日現在、旧単行本版と文庫版とがあり、二重価格状態になっています。

試し読みで文庫のkindle版を読んでみると、レイアウトなどが単行本のkindle版とは異なるので全く同じものとは言えないのかも知れません。が、改変があったにしろ、レイアウト以外に何が違うのか、判然としません。

他社の場合、例えば、文藝春秋から出ている同じ著者の「朝が来た」では、kindle版は、安いもので統一されており、単行本での旧版は既に販売停止となっています。

初めて購入する方には、単行本のkindleではなく、文庫のkindleをお奨めします。
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No.6:
(1pt)

女性向けなのか?

オチがない話が多くて苛つく。結果のないダラダラした女子のお喋りを活字にしたような本。
それから、全く怖くない。
結果が全ての社会人にはストレスになる本。
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No.5:
(3pt)

ごめんなさい

作者の小説は何冊か読んでいますが、

楽しく読めるのは、やっぱ長編の小説でしょうか。

こちらは13の短編が収まっており、それぞれの

主人公へ共感を持つ前に、読み終わってしまうという

なんとも物足りない思いをしてしまいました。

怪談実話系「愛」に競作されている内容も含まれていたりで、

同じ短編も読むことになってしまい、

何とも複雑な気持ちです。

作者のファンであることも含め、よくよく考えて、

一つ減らして星3つにさせていただきました・・・。

ごめんなさい。
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No.4:
(3pt)

不思議な魅力があります

著者の本は一度読んでみたいと思いながら手が出ずこの本が初めてです。
ホラー短編集ということですが、読みやすくあっというまに読んでしまいました。
ミステリー、都市伝説、実話風、ちょっといい話などバラエティ豊かでこの一冊で世にも奇妙な物語を作れそうな感じです。

ただ、どう解釈すればいいかわからない話が何話かありホラーにしても幻想にしても中途半端に思いました。
たまに文章にライトノベルのような雰囲気があるのも少しひっかかりました。

著者の他の本も読んでみたくなりました。
きのうの影踏み (幽BOOKS)Amazon書評・レビュー:きのうの影踏み (幽BOOKS)より
4041032075

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