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七年の夜
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七年の夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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フォークナーからジョイス、プルーストなど、複雑で長い小説を読むのは全然苦ではないのだが、今作はエンターテインメントにもかかわらず冗長で話の展開も遅く、最後までどこが面白いのか分からず、読み続けるのが苦痛でしかなかった。韓国映画にもよくあることだが、これでもかというほど過剰な暴力描写や偽悪的な内容が蜿蜒と続いてウンザリし、人から貸してもらった本でなければ途中で放棄していただろう。 日本語訳は全体的には自然な方だと思うが、登場人物が何度も「自害」したり(日本語で「自傷」のこと)、「公文が来る」(正式な書類が届く)などという、韓国語の漢字語や表現をそのまま漢字や日本語に直しただけの不自然な訳や、スーザン・サランドンの表記が「サランドロン」だったり「サランドン」だったりして統一されていないなど、詰めが甘いとも感じた(これは出版社の編集者の責任でもあるが)。 ちなみにチャン・ドンゴンなどが出ている映画版は、小説を端折り過ぎて意味不明かつ小説以上に面白くないので全くお勧めしない。 | ||||
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