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ホワイトラビット
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ホワイトラビットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 61~78 4/4ページ
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伊坂らしいミステリー!最後はスッキリします!伏線の張り方がやっぱり秀逸。 | ||||
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一見関係ないかに見える断片が次々につながっていくあたり、さすが伊坂さんと感嘆せずにはいられませんね。 読み進めていくと、「あれ?」「あれ?」って箇所がいくつも出てきて、「ああ、そういうことなのね」って感じです。 騙され感が凄いです。一気読みのオススメ本ですよ。 | ||||
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籠城もののミステリーです たんたんと、とんとんと進み、さくさくと読めるのですが ストーリーも、書き方も伊坂さんらしさが散りばめられとても楽しかったです こういう読後感は伊坂さんしかないんですよね 大満足の1冊です | ||||
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私は、現実的ではない展開が苦手です。 犯人がいるのがわかっているのに、応援を呼ばない刑事。 不自然なほど現場の刑事をこけおろす警察官僚。 崖の上で犯行を自白する犯人(笑) 話の起点となる事件などについてはいいのですが(物語が始まらないので) 登場人物の行動については、合理性がないと楽しむことができません。 ですが、伊阪幸太郎の作品は違います。 登場人物が合理的ではないことをするのですが、不思議と納得させられるものがあります。 巻き込まれただけなのに不必要に助けたり、ほとんど関係がないのに野次馬根性で誘拐犯の元へ行ったり。 めちゃくちゃなことをやっているのに、この登場人物ならやりかねないと。 そう思わせるものが、この人の作品にはあります。 まさに、『伊坂ワールド!』 肩肘張りながら読書をしている自分がいい意味でバカバカしくなることができる素晴らしい作品だと思います。 ぜひご一読を。 | ||||
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・・・と思いました。おもしろかったのかと言われると、すごくおもしろかったのですが、なんとなく「うまくできていておもしろいですね」という感想のみで終わってしまいそうな。 仙台で立てこもり事件が発生、その事件をめぐる人間関係が込み入っているようでいて、実はものすごく上手につながっていて、きれいに大団円。読みながら「え、この人が!」と驚く場面はいくつかあったのですが、著者に肩の力を抜いてサラサラ~と書いてみましたと言われたら納得するような読後感で、読者もあまり肩に力を入れずに読むといいのかもしれません。わざとこのような雰囲気をかもしだしているのだとしたら、すごい。 こういう、おもしろく読んでいたら伏線がきれいにつながったという快感がこの著者の作品の好きなところなので不満はないです。ただ、今回の作品はあまりひっかかりもないかな。 | ||||
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兎田孝則は誘拐をビジネスとしている犯罪会社の仕入れ担当だ。その日も手際よく女性を拉致し、別の担当者へ引き継ぐために拠点とするマンションへ向かっていたが、同僚の猪田勝から会社の経理の女性の不祥事を聞いた。どうやらコンサルトのオリオオリオに唆されて、会社の資金を横領したらしい。他人事だと思っていた兎田だが、何と彼の妻が誘拐にあってしまう。 後書にありますように、これまでの籠城物(人質立てこもり物)の決定版としての書き下ろし作品です。横暴な父親に困っている長男、泥棒の黒澤、県警特殊捜査班SITの春日部課長代理など、様々な視点から物語は展開し、ラストに向けて一点に収束していく構図は相変わらず見事で、会話もテンポが良くユーモア充分。ミステリーで使われる技巧も上手く取り入れ、伊坂幸太郎流警察小説の出来上がりです。 | ||||
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いつもクールに事件に関わる黒澤さんですが、今回は終始事件に振り回されるのが、新鮮で面白く、おかしかったです。 一見すると無関係に見える複数の事柄と、散りばめられた伏線が徐々に収束していく、伊坂幸太郎らしい巧みな作品でした。 | ||||
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時間軸や場面があっちこっちに移り変わるが、狂言回しのおかげで読みやすい。登場人物も皆クセがあって良い。あの黒沢が活躍するのも嬉しいところ。バラバラだったパーツが、読み進めるうちに次々とリンクしていき、ひとつの物語に仕上がっていく様は、何とも気持ちが良い。"はい、生まれました。はい、いろいろありました。はい、死にました。"いろいろあって文句無しに面白い。 | ||||
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痛快で面白い。読者を楽しませる本です。今までの作品を読んだことがあると更に面白いかな・・・。 | ||||
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大ファンですが、安定の面白さと最後の最後に泣きました。自分でも意外でした。 | ||||
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黒沢や、ウサギ(兎田)が登場。 再会がうれしい。 犯罪者ではあるけれど、なんか、いとおしい。 | ||||
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今村「黒澤さんは何でもできるんだぜ」 いやまあ、それにしてもそんなことまでできる、いや、するとはね。 たくさんの驚く仕掛けが散りばめられていて楽しめますが、私が一番驚いたのはそこでした。 ただの感想ですみません。 | ||||
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仙台の民家で起きた人質立てこもり事件。 その事件には、誘拐グループの実行犯・誘拐グループから資金横領逃亡中のコンサルタント・DV旦那に脅える妻と息子・優秀なSIT所属の警察官・そして伊坂さん過去作に何度か出てる泥棒の黒澤と、 様々な人間が絡んでいた。 加害であれ被害であれ、犯罪に関わる緊迫感と恐ろしさを描きつつも、 スマートで時にはコミカルな会話で和まされつつ、面白い大団円に導かれていく籠城物サスペンスの最高傑作! 以上、そんな内容です(^-^*)/ たまたま約1週間前に発売されたばかりの単行本を本屋で見付け、 ネットレビューが軒並み好評なので『買おうかな?』と思いつつも、2014年末の『キャプテンサンダーボルト』を最後に、以降は伊坂さんが個人的に駄作や凡作ばかりだった事から、結局図書館で借りました。 ところが、新たな代表作とも言える神作品でして、 新品で買っても良かったなと思うし、 年末に達成予定の記念の『318冊目&成人以降累計1000冊目』に取っておけば良かったなとも思った素晴らしい作品でした(^-^*)/ 終盤からラストのどんでん返しが圧巻の一言に尽きる素晴らしさで、 『名作を描ける伊坂さん、久しぶりにお帰りなさい(*^-゜)⌒☆』と大声で叫びたいです! 誰にでもオススメしたい、緊迫感溢れつつも怖く楽しく読書の幸せに浸れる神サスペンス作品でしたO(≧∇≦)o | ||||
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狂言回しが時系列や場面の転換を予め説明してしまうという、今までの伊坂幸太郎作品にはない新たな試みがなされています。 それ以外は伊坂幸太郎のお得意のシチュエーション、キャラクターといったところでしょうか。 伊坂作品ではお馴染みの黒澤が大活躍します。 くるくると変わる場面、登場人物、思いもよらぬ方向に展開する物語は伊坂作品ならではという感じです。 単体では何やら分からないピースを組み上げていって、いつの間にか美しい立体物が出来上がるような感覚は爽快です。 黒澤は伊坂作品ではお馴染みのキャラクターですが、他作品を知らなくても楽しめると思いますので、手にとって見てください。 | ||||
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とても面白かったです。アヒルと鴨のコインロッカーやラッシュライフ、グラスホッパーなどを書いてきた伊坂さんがさらに進化して書いた最新作!と言ったような感じ。キャラクター達もいい味出してます。発売前からあらすじや帯に書いてあるような宣伝文句を読んでこれは伊坂さんの得意分野ではないのか!?絶対面白い!と思って読みはじめてみましたがその期待以上に面白かったです。様々な視点からいろんな時系列を飛び越えて描かれている作品でした。 文体が普段と多少違うで序盤は躊躇いますがレ・ミゼラブルが絡んでくるので仕方がないと思います。しかし、後半はむしろそれがよかったかのようにも思えました。 最近の伊坂さんの作品は、正直、つまらないわけではないがそこまで面白いというわけではなかったものばかりでAXも少し残念でしたがこれは久しぶりの傑作だと思います。本当によく出来てる作品でした。逆に人によっては本当によく出来てる話だね。だけで終わってしまう可能性もありますが… 終盤の種明かし?の時点で自分の中で話が全て繋がったときの気持ち良さやたるや。 | ||||
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「レ・ミゼラブル」を通読した経験もありますが、私がこの本を読みながら連想したのは短編「小僧の神様」でした。あの文豪ですら、最後の一段落を書くのには勇気を振り絞ったはずです。それをまあこの作家はよくも臆面もなく、と苦笑いする気持ちで読みました。 途中で巻を置けない(置いたら訳がわからなくなる)面白さでした。まるでルービックキューブのように、がちゃがちゃしているうちにすきっとまとめられ、いつものように唖然呆然とさせられました。どうしてこんな物語を構築できるのか不思議で仕方ありません。 ただ、できれば黒澤より作者が前に出るような作りはこれっきりにしてほしい、とも思いました。 | ||||
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「ゴールデンスランバー」に衝撃を受けて以来、伊坂幸太郎ファンになってから、多くの作品(25作以上)を読んできました。ただ、最近は、「先を読まずにはいられない。明日仕事だけれど関係ない。本を置くことが出来ない!」っていうくらいの作品はほとんどなかったのも事実。 でも、来た!久しぶりに来たよ!一気に読んだよ~~!!物語が終わってしまうのがイヤで残りのページが少なくなればなるほど悲しくなるけれど、それでもページをめくっていかずにはいられないあの感覚!伊坂作品の代名詞とも言える「オサレな会話」と「伏線回収」スタイルが好きな方にはオススメです。ご紹介したい部分はたくさんあるわけですが、それを書いて読む人の楽しみを奪いたくないので、書かないことにします。とりあえず、読んでみてください!! | ||||
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パートごとの語り部とは別に,いわゆる『神の視点』からの語りが入るのが珍しく, 時に読む側からのツッコミに先回りをしたり,どこかへの軽い皮肉も口にしてみたり, 登場人物たちも含め,どこかトボけていたり,洒落た言い回しが著者らしく楽しい一冊. また,場面や時間を切り替え,そこへ多くの思惑や出来事が重なっていくのですが, これが目くらましとなり,Aだと思っていたものがBで,さらにCやDへと変わる展開は, その発想はもちろん,些細なことまでを違和感なく物語に落とし込んだことにただ感嘆. 最終的に事件は解決するものの,存在したはずの犯人や被害者,追われていた男など, 全てが…となる結末がまた見事で,魔法のような策(構成)には最後まで驚かされます. あらゆるやり取りが見逃せず,会話や話の見せ方,そしてクロスオーバ(以上?)と, 帯に謳われているように,ファンはもちろん,初めての方にもおすすめできる作品です. | ||||
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