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スナーク狩り
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スナーク狩りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 41~60 3/4ページ
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この作品は一晩のできごとを書いていますが 同じく一晩かけて一気に読むと、臨場感と緊張感 をたっぷり感じることができると思います。 私は慶子さんや織口さんの心情が描かれている 前半がとってもいいと思いました。 宮部さんの作品は全部読みたいなあと思っています。 この作品も期待していた通りよかったです!! | ||||
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失恋し自分の始末をつけようとしていた若い女性。別れた妻子を殺した犯人にただ一つの事を尋ねるために行動を起こした初老の男。彼の哀しい決意を翻すために追いかける、見ず知らず同士の若者と娘。姑との確執に疲れた善良な父親。最初は大都会の片隅に散らばっていた点どうしが、一晩の間に、金沢のある建物の前に引き寄せられていく。平凡な人間達の織りなす息詰まる心のリレーと、日本の法では本当の意味で裁かれることのない加害者達への憤りと悲しみ。「クロスファイア」や「火車」などこの作者の他のメジャーな作品と通ずるものがありますが、長さはこれらの半分にも満たず、しかもこれらに劣らない重みがあります。余談ですが、個人的には、一番の名台詞は「おじさん!」だと思います。宮部みゆきの描く少年は、ほんとに可愛い・・・。 | ||||
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失恋し自分の始末をつけようとしていた若い女性。別れた妻子を殺した犯人にただ一つの事を尋ねるために行動を起こした初老の男。彼の哀しい決意を翻すために追いかける、見ず知らず同士の若者と娘。姑との確執に疲れた善良な父親。最初は大都会の片隅に散らばっていた点どうしが、一晩の間に、金沢のある建物の前に引き寄せられていく。平凡な人間達の織りなす息詰まる心のリレーと、日本の法では本当の意味で裁かれることのない加害者達への憤りと悲しみ。「クロスファイア」や「火車」などこの作者の他のメジャーな作品と通ずるものがありますが、長さはこれらの半分にも満たず、しかもこれらに劣らない重みがあります。余談ですが、個人的には、一番の名台詞は「おじさん!」だと思います。宮部みゆきの描く少年は、ほんとに可愛い・・・。 | ||||
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スピード感のある小説。宮部さんの小説はほとんど一気に1日で読むことが多いですが、これはまた違う「一気感」そっちでハラハラ、こっちでハラハラ。色んな人の視点でハラハラ出来ます。宮部さんの小説の中で1番ハラハラしました。憎き人に復讐をーその復讐の手段として用いられる銃、それを使う人は?小説の面白さとは関係ありませんが、おいてけぼりを食ってる登場人物が幾名かいて、気になりました。 | ||||
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スピード感のある小説。 宮部さんの小説はほとんど一気に1日で読むことが多いですが、これはまた違う「一気感」 そっちでハラハラ、こっちでハラハラ。色んな人の視点でハラハラ出来ます。宮部さんの小説の中で1番ハラハラしました。 憎き人に復讐をーその復讐の手段として用いられる銃、それを使う人は?小説の面白さとは関係ありませんが、おいてけぼりを食ってる登場人物が幾名かいて、気になりました。 | ||||
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宮部さんの作品が「宮部ブランド」と言われる理由がわかりましたね。まず表現の緻密さです!!読んでいてまるで映画が進行していくような印象を受けました。場景が目に浮かぶようですし、なんというかスリルがあります!!それに数多くのストーリを同時に進めているのにその全てを完全に統制して、ラストには一点にうまく集約させる技術には脱帽です!!内容は少々重たいものですが、その分メッセージ的にもなっていて、なんというか社会派とでも言うのでしょうか?とにかく素晴らしいです!! | ||||
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宮部さんの作品が「宮部ブランド」と言われる理由がわかりましたね。 まず表現の緻密さです!! 読んでいてまるで映画が進行していくような印象を受けました。 場景が目に浮かぶようですし、 なんというかスリルがあります!! それに数多くのストーリを同時に進めているのにその全てを完全に統制して、 ラストには一点にうまく集約させる技術には脱帽です!!内容は少々重たいものですが、その分メッセージ的にもなっていて、 なんというか社会派とでも言うのでしょうか? とにかく素晴らしいです!! | ||||
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「スナーク」とは、作品の冒頭でルイスキャロル著の詩集「スナーク狩り」から引用されているとおり、「得体の知れない怪物」のことのようだ。 ある夜の散弾銃の強奪事件から端を発し、高速道路のカーチェイスよろしく最後までスピード感を保ち続けるストーリー展開には、結末まで本を閉じることができないだろう。 刻々と事態は代わるが、これらはすべてある一夜の出来事に過ぎないのだから。 人が法に則られた方法で、人を裁く事ができるか、また、諸悪の根源はどこからくるのか、正当化される罪はあるのか、 誰がスナークで、だれもがスナークになる要素を傍らにはらんでいるのではないかと、疑問を投げかけているような気がする。 宮部みゆきの巧さが十分に発揮された作品だと思うので、読んでない方はこの機会に是非。 | ||||
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「スナーク」とは、作品の冒頭でルイスキャロル著の詩集「スナーク狩り」から引用されているとおり、「得体の知れない怪物」のことのようだ。 ある夜の散弾銃の強奪事件から端を発し、高速道路のカーチェイスよろしく最後までスピード感を保ち続けるストーリー展開には、結末まで本を閉じることができないだろう。 刻々と事態は代わるが、これらはすべてある一夜の出来事に過ぎないのだから。 人が法に則られた方法で、人を裁く事ができるか、また、諸悪の根源はどこからくるのか、正当化される罪はあるのか、 誰がスナークで、だれもがスナークになる要素を傍らにはらんでいるのではないかと、疑問を投げかけているような気がする。 宮部みゆきの巧さが十分に発揮された作品だと思うので、読んでない方はこの機会に是非。 | ||||
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派手なアクションがあるわけではない。見事なトリックがあるわけでもない。話の中の時間はわずか一晩の出来事。淡々と登場人物達が自らの思いを胸に秘めて行動していくだけ。が、それだけに心理描写の巧みさ、映像としてはっきり浮かんでくる情景描写の凄さがハッキリとわかる。裁判制度の矛盾など、社会的なテーマもストーリーにはあるが、そんなことよりも著者の描写の巧みさを味わって欲しい。 | ||||
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派手なアクションがあるわけではない。見事なトリックがあるわけでもない。話の中の時間はわずか一晩の出来事。淡々と登場人物達が自らの思いを胸に秘めて行動していくだけ。が、それだけに心理描写の巧みさ、映像としてはっきり浮かんでくる情景描写の凄さがハッキリとわかる。裁判制度の矛盾など、社会的なテーマもストーリーにはあるが、そんなことよりも著者の描写の巧みさを味わって欲しい。 | ||||
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宮部みゆきさんの本をを読み始めてまだ数冊ですが、今のところ一番好きな作品です。みんな寂しい…大人も子供も自分じゃどうすることもできない、それぞれの事情の中で与えられた悲しい現実をどう受け止めて生きてゆけばいいのか…私にとって何が自分を大きく変えてくれるのだろう… | ||||
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宮部みゆきさんの本をを読み始めてまだ数冊ですが、今のところ一番好きな作品です。みんな寂しい…大人も子供も自分じゃどうすることもできない、それぞれの事情の中で与えられた悲しい現実をどう受け止めて生きてゆけばいいのか…私にとって何が自分を大きく変えてくれるのだろう… | ||||
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自分の大切なものを他人にたやすく・無意味に壊されたら・・・あなたはどうします。怒り・怒り・怒りの渦から脱出できますか?日々の生活で、すれ違う人、その中でどうも我慢できない無神経な人に出会ったことが誰でもあるはず。最近の悲しい事件のような(子供達の巻き込まれる)の被害者にもし、自分が置かれたら・・・主人公といっしょに体験しましょう。少し人に「やさしく」できるかも。宮部さん、ありがとう。Michael.I | ||||
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自分の大切なものを他人にたやすく・無意味に壊されたら・・・あなたはどうします。怒り・怒り・怒りの渦から脱出できますか?日々の生活で、すれ違う人、その中でどうも我慢できない無神経な人に出会ったことが誰でもあるはず。最近の悲しい事件のような(子供達の巻き込まれる)の被害者にもし、自分が置かれたら・・・主人公といっしょに体験しましょう。少し人に「やさしく」できるかも。宮部さん、ありがとう。 Michael.I | ||||
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テーマは重いのですが、軽やかな文章にすばやい展開なので、一気に読みました。 お話は車での移動の場面がながいので、旅行に携帯していくのにいいかもしれません。 宮部さんの作品の中では、私の一番好きな本です。 産後の病院のベットの中で徹夜して読んじゃったくらいです。面白いですよ。 | ||||
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テーマは重いのですが、軽やかな文章にすばやい展開なので、一気に読みました。 お話は車での移動の場面がながいので、旅行に携帯していくのにいいかもしれません。 宮部さんの作品の中では、私の一番好きな本です。 産後の病院のベットの中で徹夜して読んじゃったくらいです。面白いですよ。 | ||||
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一人一人の小さな復讐心が集まって大きな復讐劇を生み出してしまったような気がする。この物語の主人公は一体誰なのか?途中でふと考えました。ですが、この物語の主人公は復讐という魔物なのだと読み終えたときに感じました。家族を殺された邦男、そしてその復讐を止めようと必死になって彼を捜す修治。結局邦男とその家族を殺した犯人だけが死んでいき、残された人はこれから3人の人間を死んだ十字架を背負って生きて行かなくてはならない。人が死ぬと言うことはどういうことか、復讐は復讐しか生まないという事実を改めて感じました。ちょっとテーマが重かったので星四つにしてしまいました。 | ||||
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一人一人の小さな復讐心が集まって大きな復讐劇を生み出してしまったような気がする。 この物語の主人公は一体誰なのか?途中でふと考えました。 ですが、この物語の主人公は復讐という魔物なのだと読み終えたときに感じました。 家族を殺された邦男、そしてその復讐を止めようと必死になって彼を捜す修治。結局邦男とその家族を殺した犯人だけが死んでいき、残された人はこれから3人の人間を死んだ十字架を背負って生きて行かなくてはならない。 人が死ぬと言うことはどういうことか、復讐は復讐しか生まないという事実を改めて感じました。ちょっとテーマが重かったので星四つにしてしまいました。 | ||||
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宮部みゆきには大きな賞を受けたり、映画化されていたりと数多くの人気の作品がある。この作品は宮部みゆきの作品の中ではどちらかといえば知られていないほうだろう。しかし、真骨頂はこの作品にこそある。圧倒的な描写力。読者の脳裏に鮮明に浮かび上がる場面場面の映像。これほど息が詰まるような迫力を読者に与える作品をまだ私は見たことがない。最後までノンストップの圧倒的な映像感にただただ脱帽である。 | ||||
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